1 講話・演習「カリキュラム・マネジメントの概要」
【目標】
カリキュラム・マネジメントの考え方を理解する。また、演習を通して、カリキュラム・マネジメントの手法とその活用方法を確認する。 |
【講話・演習を通しての主な意見・感想】
- 各科や各部、各学年が、それぞれにやるべきことをやっていれば、何の問題も無いような感覚でいましたが、今回のお話の「つなぐ」「つながり」というキーワードに大きな気付きを得ました。今までにはなかった教務部と学習部の共同企画、打合せなどを行っていくことで、新たなものが生まれると思いました。
- 講話の中に「小さな第一歩でも」という言葉があり、各学部の教育課程において、主事や学習指導部と話し合いながら、小さな改善を積み重ねていくことから始めたいと思いました。
- 委員会方式で、それぞれの意見反映の場が分業化されていることが多いので、各会や係をつなげる場の設定や意識付けができる表の活用等ができるとよいのでは、と思いました。目標に向けた取り組みは、明確に意図を伝えることで、個々の教育観が違っても、ある程度同じ方向が向けるという希望がもてました。
- 各部、各教科、各学年において、カリキュラム・マネジメントを考えてもらい、できれば研修の機会を通して、それぞれで考えたものを理解し、相互のつながりをもたせていきたいと思います。
2 講話・演習「自校の学校評価の工夫・改善に向けて」
【目標】
学校評価の考え方を理解するとともに、各校の学校評価の成果や課題を受講者間で共有する。そして、地域に信頼される学校づくり、特色ある学校づくりを促進するために、学校組織マネジメントの手法を用いて自校の学校評価の活性化を促す方策を演習を通して考える。 |
【講話・演習を通しての主な意見・感想】
- 学校評価を意味あるものとして、さらに活用していきたいので、現状をしっかりと分析し、理解することから始め、より多くの教員を巻き込みながら、学校評価について考える機会を設けたいと思いました。
- 重点目標をどのように実現するか、また、それをどのような評価項目として設定するかという場において、先生方にどう参画してもらうかについて考えることができました。
- 教員間で学校評価の課題や改善策を共有することが大切だと考えました。そのために、具体策や改善策の検討など、多くの先生方が実践する場面に関することについては、組織的に話し合う場や情報を共有する場を教務主任として設定したいと考えました。
- 各部の職務分析を見直すことで、校務のスリム化が図られ、目標や教員のすべきことが明確化されます。そこから具体的な目標を設定して取り組み、児童生徒の指導に生かされることが、評価に反映されると考えました。教育活動全般が、個々ではなく、すべて「つながっている」ことを教員に伝えることで、やり甲斐にも結び付くと思いました。