研修報告 >> 記事詳細

2017/10/19

平成29年度 教頭2年目研修(高等学校、特別支援学校)第2日

| by 栃木県総合教育センター
目  的管理職としての深い見識と優れたリーダーシップを高めるとともに、学校経営、学校教育管理、人事管理等に関する管理職としての実践的な資質・能力の向上を図る。
日  時平成29年8月24日(木) 9:30~16:00
対  象高等学校、特別支援学校の2年目教頭
研修内容1 講話「カリキュラム・マネジメント」
2 講話・演習「学校評価を活用した組織の活性化」
3 講話「学校の財務」
4 研究協議「学校組織マネジメント校内実践上の課題」
講  師総合教育センター職員
研修の様子
講話「カリキュラム・マネジメント」講話・演習「学校評価を活用した組織の活性化」
講話「学校の財務」 
研究協議「学校組織マネジメント校内実践上の課題」 

研修評価・振り返りシートから
0 研修の満足度
  満足度
 満足  不満足
 
研修満足度91.3%8.7%

1 講話「カリキュラム・マネジメント」

【研修の目標】
 次期学習指導要領改訂の方向性を確認し、カリキュラム・マネジメントの必要性を理解する。

【講話を通しての主な意見・感想】
  • 学校全体を見渡しながら、教科横断的な視点や教育活動に必要な資源をどのように組み合わせるかを考え、実践につなげていきたいと思います。
  • 教職員の参画意識を高めていくことが大切だと感じました。
  • 人的、物的資源等を把握し、地域連携や高大連携を推進していく必要性を感じました。
  • カリキュラム・マネジメントの必要性を職員に理解させ、何か一つテーマを見つけて実践することで、推進していきたいと思います。

2 講話・演習「学校評価を活用した組織の活性化」

【研修の目標】
 学校評価を実施する意義、実施上の成果と課題を理解し、学校組織の活性化に活用できる自校の学校評価の在り方について具体的に考える。

【講話・演習を通しての主な意見・感想】
  • 学校評価が組織を活性化していくための手段という点が大いに参考になりました。職員それぞれが意欲や主体性を高めるために教頭の役割がカギになることを再認識しました。
  • 学校評価が学校組織の改善・活性化に資するものとなるよう、自己評価と学校関係者評価が相互に関連し合うとともに、コミュニケーションツールとしても活用できるものにしていきたいと思います。
  • 目標の焦点化が重要であることを感じました。教員一人一人が自らできる活動を考え、意欲的に取り組み、学校全体がまとまって向上していけるよう、目標を具体的で学校の特色づくりにつながるものにしたいと思います。
3 講話「学校の財務」
【研修の目標】
 学校の財務を理解し、学校経営や教育活動を円滑に行うための有効かつ計画的な予算の執行について理解を深める。

【講話を通しての主な意見・感想】
  • 国の予算、県の予算において、多くが教育に配分されていることが分かり、責任を感じるとともに、大切に慎重に執行していかなくてはならないと思いました。
  • 財務に関しての理解が十分でなかったので、本日の内容はとても参考になりました。特に私費については、不安を感じていたところです。PTA会費や同窓会費等の扱いに留意したいと思いました。
  • 事務との連携を十分に図って有効かつ計画的に予算を執行していきたいと思いました。
4 研究協議「学校組織マネジメント校内実践上の課題」
【研修の目標】
 学校組織マネジメント校内実践を通して得られた成果と課題、日頃の教育活動を通して感じている管理職としての資質・能力に関する成果と課題について、共通理解を図るとともに、課題解決に向けての手段を模索する。

【研究協議を通しての主な意見・感想】
  • 各校の実践や指導助言が参考になりました。校長の学校経営方針を再確認し、具現化のために具体的、計画的に動くようにしたいと思いました。
  • 学校の中期的ビジョンを考え、目標設定をしていく必要があると思いました。
  • 今後、更に課題を焦点化し、教職員の意向も重視し、様々な課題解決に取り組んでいきたいと思います。





09:43 | 専門研修1イ