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2017/07/03

平成29年度 新任生徒指導主事研修(高等学校、特別支援学校)

| by 栃木県総合教育センター
目  的生徒指導主事の職務・役割、生徒指導上の諸課題等についての理解を深め、生徒指導主事としての資質の向上を図る。
日  時平成29年5月30日(火) 9:30~16:00
対  象高等学校、特別支援学校の新任生徒指導主事
研修内容1 講話「児童・生徒指導の意義と生徒指導主事の役割」
2 講話「児童・生徒指導上の喫緊の課題」
3 講話・研究協議「学校経営ビジョンの具現化に向けた生徒指導主事としての役割」
講  師県教委事務局学校教育課児童生徒指導推進室職員
総合教育センター職員
研修の様子
講話「児童・生徒指導の意義と生徒指導主事の役割」講話「児童・生徒指導上の喫緊の課題」
講話・研究協議「学校経営ビジョンの具現化に向けた生徒指導主事としての役割」

研修評価・振り返りシートから
0 研修の満足度
 満足  不満足
 
研修満足度88.2%11.8%


1 講話「児童・生徒指導の意義と生徒指導主事の役割」

  【研修の目標】
 児童・生徒指導の意義を理解し、校内における役割について再確認する。

【講話を聞いての主な意見・感想】

  • 「自己指導能力」「生徒指導は機能である」などのキーワードを基に、自らの役割を確認できました。また、合意形成に向けたコーディネートの大切さを再認識しました。
  • 職員間の共通理解を図るために、連絡調整を細かくする必要性を再認識しました。
  • 問題行動の対応に追われている中で、生徒指導主事として何を意識すべきか、何を目指すべきかという部分を整理できました。

2 講話「児童・生徒指導上の喫緊の課題」
【研修の目標】
 児童・生徒指導上の喫緊の課題について理解するとともに、その対応をする上での留意点や支援の在り方について確認する。

【講話を聞いての主な意見・感想】
  • 不登校防止のためにも、望ましい集団づくりができるよう生徒指導の機能を働かせられるように、努力したいと思います。
  • ネットトラブル予防について、全校集会等の機会を捉えて、しっかりと生徒にしていきたいと思います。
  • 問題行動の発生に対しての素早い対処はもちろんであるが、防止のための情報モラル教育と人権教育を結びつけた計画的な指導を進めたいと思います。
3 講話・研究協議「学校経営ビジョンの具現化に向けた生徒指導主事としての役割」
【研修の目標】
 講話・研究協議を通して、校長の示す学校経営ビジョンの具現化に向けた生徒指導部の運営について再考し、組織の中での生徒指導主事としての役割を明確にする。

【講話・研究協議についての主な意見・感想】
  • 他校の生徒指導部の状況を理解することができました。今後は、学校教育目標と生徒指導部の目標の関連性を意識して、部の運営に努めたいと思いました。
  • 生徒指導主事の役割として、学校経営ビジョンを生徒指導にどのように反映していくかを考える機会になりました。また、ミドルリーダーとしての期待が大きいことを改めて感じました。
  • 生徒指導主事として、学校の組織の中でどう動いていくかが見えてきました。





11:42 | 専門研修1イ