研修報告 >> 記事詳細

2017/09/19

平成29年度 新任校長研修(小学校、中学校)第2日

| by 栃木県総合教育センター
目  的校長としての職務、今日的な教育課題、学校経営の在り方等について総合的に理解を深め、総合的・実践的な学校経営能力の向上を図る。
日  時平成29年6月19日(月) 9:30~16:00
対  象小・中学校の新任校長
研修内容1 講話「学校経営に関する諸課題—指導関係—」
2 講話「小・中学校における特別支援教育」
3 講話「今、求められる学校経営」
4 研究協議「学校経営上の課題とその解決に向けて」
講  師県教委事務局学校教育課職員
県教委事務局特別支援教育室長
総合教育センター研修部職員
研修の様子
講話「学校経営に関する諸課題—指導関係—」
講話「小・中学校における特別支援教育」
講話「今、求められる学校経営」
研究協議「学校経営上の課題とその解決に向けて」
研究協議「学校経営上の課題とその解決に向けて」
研究協議「学校経営上の課題とその解決に向けて」

研修評価・振り返りシートから
0 研修の満足度
  ①満足度
 満足  不満足
 
満足度65.7%34.3%


1 講話「学校経営に関する諸課題-指導関係-」

  【目標】
 教育改革の動きについて知るとともに、本県における学力向上に向けた取組等、指導関係の取組と課題について理解し、学校経営方針に生かすことができる。

【講話を聞いての主な意見・感想】

  • 新学習指導要領の実施に向けて学校教育も大きな転換期を迎えていることから今回の研修内容について職員会議等を通して、共通理解、情報の共有を図りたいと思います。
  • 教育改革の動きを学校経営ビジョンに反映し、先生方にも常に意識してもらえるような環境を構築していきたいと思います。
  • ここで得た様々な情報を、自校の取組につなげることができるように工夫していきたいと思います。

2 講話「小・中学校における特別支援教育」
【目標】
 特別支援教育に関する学校内外の指導体制や環境の整備、人材育成などについて理解するとともに、自校での取組への意欲をもつ。

【講話を聞いての主な意見・感想】
  • 特別な支援を要する児童の状況をより的確に把握し、優先順位を考えて支援体制を整えたいと思います。
  • インクルーシブ教育の重要性を鑑み、職員研修等により、特別支援学級だけでなく、通常学級においても障害を持つ児童への認識を深め、指導力をより高めていきたいと思います。
  • 日常の授業の中で、障害を抱える児童に寄り添い、周囲の児童との円滑な人間関係が構築できるよう、授業研究会で取り上げるなど、全職員で話し合うようにしたいと思います。
3 講話「今、求められる学校経営」
【目標】
 組織マネジメントの考え方を生かした学校経営や、校長としてのリーダーシップ等の在り方について再確認し、自校での学校経営への意欲を高める。

【講話を聞いての主な意見・感想】
  • 学校経営ビジョンに関わる重点課題などについて、機会あるごとに教職員へ伝えていくことの大切さや、ポイントを決めて目標を数値化することの効果、教職員同士で具体的に指摘し合ったり教え合ったりできる環境づくりの重要性について再認識しました。
  • 校長として、経営ビジョンや思いを、教職員、保護者、地域、子どもたちに発信し続けていくことの大切さを改めて感じるとともに、その多様な発信方法を参考にしたいと思います。
  • 校長としての思いをしっかりと伝え、子どもたちが安心して過ごせる学校、教職員が安心して指導できる学校、保護者が安心して子どもたちを預けられる学校になるよう、取り組んでいきたいと思います。
4 研究協議「学校経営上の課題とその解決に向けて」
【目標】
 各学校のビジョン及びその実現のための工夫や課題、その他の学校経営上の課題について共通理解を図るとともに、校長としての的確な対処の仕方を模索する。

【協議をしての主な意見・感想】
  • 課題の解決に向けて、全職員で課題を共通理解し、その要因を分析した上での対応策を作成し、取り組んでいくことが大切だと再認識しました。
  • 無理と無駄のないように校務を整理し、多忙感を軽減したいと思います。
  • 校長がどうリーダーシップを発揮するか、また、リーダーをどのように育てるかが本校の主な課題であるため、教職員評価制度や積極的なコミュニケーション等を活用して改善していきたいと思います。





09:27 | 専門研修1イ