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2018/06/21

平成30年度 新任進路指導主事研修(高等学校、特別支援学校)第1日

| by 栃木県総合教育センター
目  的進路指導主事の職務・役割、進路指導の現状と課題等について理解を深め、進路指導主事としての資質の向上を図る。
日  時平成30年5月21日(火) 9:30~16:00
対  象高等学校・特別支援学校の新任進路指導主事
研修内容1 講話「進路指導における現状と課題」
2 講話「キャリア教育の推進に向けて」
3 講話・研究協議「学校経営ビジョンの具現化に向けた進路指導主事としての役割」
講  師県教委事務局学校教育課職員
総合教育センター職員
研修の様子
講話「キャリア教育の推進にむけて」講話「学校経営ビジョンの具現化に
向けた進路指導主事としての役割」
研究協議「学校経営ビジョンの具現化に向けた進路指導主事としての役割」 


研修評価・振り返りシートから
0 研修の満足度、研修へのニーズ
  ①満足度
 満足  不満足
 
研修満足度56.0%44.0%

 ②研修ニーズ

  • 進路指導主事の実践発表
  • 情報共有の時間の確保

1 講話「進路指導における国の動向」

【目標】
 国の動向や進路指導主事の職務を再確認するとともに、今後、勤務校において、進路指導主事及び進路指導部が中心となって、学校全体で取り組むべき課題等を理解する。

【講話を聞いての主な意見・感想】
  • 大学入学者選抜に関わる変更点等について、教職員で共通理解を図るとともに、校内体制を構築していきたいと思いました。
  • 生徒が、卒業後にどのように生きていきたいのか、自分の人生を考え主体的に行動できるようにするために、他部とも連携をとって教科指導や生徒指導等の充実を図っていきたいと思いました。
  • 卒業後の子どもたちを見据え、特別支援学校でも学力の3要素を意識していかなければなりません。そのためにも教員一人一人の進路指導に対する意識の向上を図る必要があると感じました。
2 講話「キャリア教育の推進に向けて」 
【目標】
 国及び本県が推進するキャリア教育について再確認する。そして、学校の教育活動全体を通じてキャリア教育を推進するために、進路指導主事及び進路指導部が期待されている役割を理解する。

【講話を聞いての主な意見・感想】
  • 各学科それぞれの様々な取組と総合的な学習の時間やLHR等での取組をまずは系統立ててみたいと思いました。そのつながりを生徒に意識させることがキャリア教育の充実になると感じました。
  • インターンシップを実施していますが、単なる体験で終わってしまう場合が多くあります。指導について再考したいと思いました。
  • 長期的展望で「自立」を目指すために、どのような力を身に付けさせたらよいか教職員で話し合えるとよいと感じました。その上で、教育課程の在り方などについて検討したいと思いました。
3 講話・研究協議「学校経営ビジョンの具現化に向けた進路指導主事としての役割」
【目標】
 研究協議を通して、校長の示す学校経営ビジョンの具現化に向けた進路指導部の運営について再考し、組織の中での進路指導主事としての役割を明確にする。

【講話を聞いての主な意見・感想】
  • 自分の置かれている立場、学校という組織の中で何に気を付けて取組を進めるべきか気付くことができました。学校経営ビジョンの具現化に向けて努力していきたいと思います。
  • 課題解決に向けて、トルネード・マネジメントの中心として、どのように他の先生方を巻き込んでいくか考えてみたいと思いました。
  • 他の学校の取組が参考になり、変えていきたいものがたくさん見つかりました。
  • 自分はまだ勤務校のことをしっかり理解していないことに気付きました。SWOT分析などを活用して、生徒や職員、保護者などまず学校の現状をしっかり理解したいと思いました。





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