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2018/11/27

平成30年度 新任教頭研修(小・中)第4日

| by 栃木県総合教育センター
目  的管理職としての見識を深め教育理念を構築するとともに、教頭の職務を理解し、学校経営、学校教育管理、人事管理等に関する管理職としての基本的な資質・能力の向上を図る。
日  時平成30年11月6日(火) 9:30~16:00
対  象小・中・義務教育学校の新任教頭
研修内容1 講話・演習「危機管理」
2 講話「学校運営における危機管理推進のポイント~防災の視点から~」
3 講話「特別支援教育における教頭の役割」
4 講話「学校現場におけるリーガルマインド2018
     -法令・ガイドラインに基づくリスク管理-」
講  師大学等職員
宇都宮地方気象台職員
県教委事務局特別支援教育室職員
総合教育センター職員
研修の様子
講話・演習「危機管理」
講話「学校運営における危機管理推進のポイント
~防災の視点から~」
講話「特別支援教育における教頭の役割」
講話「学校現場におけるリーガルマインド2018
   -法令・ガイドラインに基づくリスク管理-」

研修評価・振り返りシートから
0 研修の満足度
 満足   不満足
 
満足度84.6%15.4%

1 講話・演習「危機管理」
  【目標】
 危機管理の意義ついて確認し、教職員の危機管理意識を高めるための方策を得る。

【講話・演習を通しての主な意見・感想】

  • 危機に関する判断基準は個人によって異なりますが、その差をできるだけ小さくするためには、校内研修を有効活用や、普段から、少し気になることを口にできる風通しのいい学校環境づくりをすることが大切であることが分かりました。
  • 「危ないからやらせない」という方針ではなく、「けがをしないように自分で気を付けて遊ぶ」という方針を明確にして、子どもが自分で判断する力をつけることが大切であることが分かりました。

2 講話「学校運営における危機管理推進のポイント~防災の視点から~」
  【目標】
 学校運営における防災の視点での必要な危機管理推進のポイントを理解する。

【講話を聞いての主な意見・感想】

  • 気象情報を有効に利活用することにより危険度を速く正確に認識し、正しい判断が下せるよう努めていきたいと思います。
  • 避難訓練は従来の方法にとらわれず、体系的な学習と訓練によって、「認知・判断・行動」の一連の流れが子どもたちに身に付くような実践的な訓練となるよう改善していきたいと思います。

3 講話「特別支援教育における教頭の役割」
【目標】
 特別支援教育に関わる校内体制づくりについて理解する。

【講話を聞いての主な意見・感想】
  • 特別支援教育に関する校長の責務を理解し、その具現化を図るために、リーダーシップを発揮すると共に、全教職員で組織的に取り組めるような体制づくりを行いたいと思います。
  • 特別支援教育コーディネーターと情報共有、意見交換を日常的に行うことにより、本校の課題の把握に努めたいと思います。また、全教職員が正しい知識のもと指導にあたれるよう、特別支援教育に関する研修の機会を適宜設けたいと思います。

4 講話「学校現場におけるリーガルマインド2018
     -法令・ガイドラインに基づくリスク管理-」
【目標】
 学校現場におけるリーガルマインドについて理解する。

【講話を聞いての主な意見・感想】
  • 「頑張っている先生を支える」「学校教育を支える」ためのコンプライアンスという内容にとても共感しました。具体的な事例を通して学んだことを、今後の学校運営に生かして行きたいと思います。
  • 経験ではなく科学を重視し、子どもたちの命を守るために最新の知見を学ばなければならないことを痛感しました。「失敗から学ぶ」「想像力を磨く」といったポイントをもとに、ガイドライン、法的根拠を改めて見直し、本校の学校運営、危機管理に生かしていきたいと思います。






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