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2018/12/13

平成30年度 教頭2年目研修(高等学校、特別支援学校)第3日

| by 栃木県総合教育センター
目  的管理職としての深い見識と優れたリーダーシップを高めるとともに、学校経営、学校教育管理、人事管理等に関する管理職としての実践的な資質・能力の向上を図る。
日  時平成30年11月29日(木) 9:30~16:00
対  象高等学校、特別支援学校の2年目教頭
研修内容1 講話「リーダーシップを生かした組織マネジメント」
2 発表・研究協議「学校組織マネジメント校内実践報告」
講  師大学等職員
総合教育センター職員
研修の様子
講話「リーダーシップを生かした組織マネジメント」

発表・研究協議「学校組織マネジメント校内実践報告」


研修評価・振り返りシートから
0 研修の満足度
   満足度
 満足  不満足
 
研修満足度53.6%39.3%

1 講話「リーダーシップを生かした組織マネジメント」

【研修の目標】
 マネジメントの重要性を再認識するとともに、その推進のためのリーダーシップの在り方を理解し、管理職として学校経営への意識を高める。

【講話を通しての主な意見・感想】
  • 資質能力の育成が問われるなか、この育成はまったなしに大切なことだと思いますが、資質能力は人格の上にのったものであり、能力の使い方を誤ってしまえば、大きな過失をおかしてしまうことは歴史の示すとおりです、「そもそも」を大切にして、本質を見失しなわないよう、人格の完成、人格の陶冶を常に意識しなければならないと思いました。
  • リーダーシップの考え方も、時代によって変化させなければならないと感じました。トップダウンとボトムアップをバランス良く取り入れ、教職員と共に学校を作っていく意識が大切であると思いました。
  • まずは、職員や保護者、児童生徒から信頼を得られる教頭になるべく、自分を高めていきたいと思いました。読書量は誰にも負けないとおっしゃっていた講師の先生のお話は感銘を受けました。自分も他の人に比べて優れた部分を作れるよう努力し、信頼を得て、伝える話に説得力がでるようなベースを作りたいと思います。そこからリーダーシップを発揮できるよう裏付けのあるリーダーシップを身に付けたいと思います。
2 発表・研究協議「学校組織マネジメント校内実践報告」
【研修の目標】
 自校のミッション、ビジョン、現状・課題とともに、組織マネジメントの考え方・手法を活用しながら、特色ある学校づくり、課題の解決に取り組むことができたか確認する。また、今後の学校の展望と教頭としての取組を考える。

【講話・演習を通しての主な意見・感想】
  • 生徒の将来に大きく影響し、多くの課題を抱えている進路指導の検討に着手し、次年度に向けた方向性を決めたり改善したりしようと思っています。生徒第一に居心地のよい学校づくりを引き続き推進していこうと思います。また、人材育成と人材活用がやはり大事であり、かつそれが教頭の主な役割であることを再確認し、今後は今まで以上に意識して取り組んでいきたいと思います。
  • 他の教頭の発表を聞き、理想や理念だけでなく、実践のためにどのような方策が必要なのかを考え、推進できていると感じました。必要な時には多少の反発を覚悟の上でもリーダーシップを発揮していかなければならないと強く感じています。学校のミッションを果たすことができるよう取り組んでいきたいと思います。
  • 学校としての強みをさらに生かせるようにしていく必要性を強く感じました。その中で、職員、児童生徒の強みを再度見つめ、学校全体の底上げを子どもたちのために考えていかなければと思います。そのためにも、学校教育目標とビジョン、ベクトルの同方向性等、先生方、子どもたちの後押しができるような意識を常にもって日々生活したいと思います。





09:55 | 専門研修1イ