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2018/11/15

平成30年度 新任教頭研修(高等学校、特別支援学校)第4日

| by 栃木県総合教育センター
目  的管理職としての見識を深め教育理念を構築するとともに、教頭の職務を理解し、学校経営、学校教育管理、人事管理等に関する管理職としての基本的な資質・能力の向上を図る。
日  時平成30年11月6日(火) 9:30~16:00
対  象高等学校、特別支援学校の新任教頭
研修内容研究協議「学校組織マネジメント校内実践計画」
講話「人権教育の推進と教頭の役割」
講話「学校現場におけるリーガルマインド-2018
   -法令・ガイドラインに基づくリスク管理-」
講  師県教委事務局総務課人権教育室職員
大学等職員
研修の様子
研究協議「学校組織マネジメント校内実践計画」

講話「人権教育の推進と教頭の役割」

講話「学校現場におけるリーガルマインド-2018
-法令・ガイドラインに基づくリスク管理」


研修評価・振り返りシートから
0 研修の満足度(今後の職務に生かせる内容でしたか)
 そう思う  そう思わない
 
研修満足度82.4%17.6%

1 研究協議「学校組織マネジメント校内実践計画」
  【目標】
 学校組織マネジメント校内実践計画の発表を通して、校内においてマネジメントを進める上での課題、留意点を理解するとともに、管理職としての在り方を考える。

【研究協議後の主な意見・感想】

  • 教職員が協働連携して校務に専念できるように、問題点や課題を整理し、全体的な調整を図ることが必要であると感じました。校長を中心に、教頭、事務長、主幹教諭、部長、主任等で意思疎通を図りながら、先生方が共通理解できるような取組をしていこうと思います。
  • 中期的なビジョンをもち、それに向けた現状分析、改善策の検討を行うこと、改善に向けた各部所との調整、段取りを行うことなど、手探りではあるが、しっかりと取り組んでいきたいと思いました。
  • 教育活動を行う上で、組織として取り組むことの重要性を改めて認識しました。校長の経営方針を受け、先生方の力を引き出し、校務分掌の編成委員会や会議の開き方など、組織としてまとまるような工夫をしていきたいと思います。

2 講話「人権教育の推進と教頭の役割」
【目標】
 本県の人権教育への取組とその課題について理解し、各学校の実態に合わせた教頭としての人権教育推進の在り方を確認する。

【講話を聞いての主な意見・感想】
  • 教育活動全般にわたり、人権意識の高揚を図るために、組織的な取組を進めていきたいと思います。特に教職員評価制度を活用し、目標設定に人権に対する取組を意識するようアドバイスしていきたいと思います。
  • 職員会議の後の時間などを活用し、人権に関する校内研修を行うことの必要性を感じました。今回の内容をまとめて、先生方に人権教育の背景や本県の推進する人権教育など基本的なことから伝えていきたいと思います。取組を通して、常に人権の視点をもつという心がけを定着させたいと考えました。
  • 人権教育推進の重要性を周知し、全教職員、共通の認識のもとに進めていきたいと思います。人権教育係を中心に、繰り返し校内研修を行い、不適切な言動などに配慮できる組織づくりに取り組もうと思います。

3 講話「学校現場におけるリーガルマインド-2018 -法令・ガイドラインに基づくリスク管理-」
【目標】
 学校現場におけるリーガルマインドについて理解する。

【講話を聞いての主な意見・感想】
  • リスク管理には「失敗から学ぶ」「想像力を磨く」ことが大切だということがよく分かりました。経験ではなく科学を重視し、最新の知見を用いて対応していきたいと思います。頑張っている先生のために、教頭としてリスク管理をしっかりと行っていきたいと思いました。
  • 非常に多くのことを学ぶことができました。教職員の立場を理解された上でのリスク管理について、特に判例に基づいた内容は勉強になりました。管理職として、教職員が安心して指導できる環境づくりに取り組んでいきたいと思います。
  • 熱中症、落雷等のガイドラインを再確認し、内容を整理して教職員に周知したいと思います。“予防的コンプライアンス”、“頑張っている先生を守る”などの言葉が心に残りました。






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