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2019/06/03

令和元(2019)年度 新任生徒指導主事研修(高等学校、特別支援学校)

| by 栃木県総合教育センター
目  的生徒指導主事の職務・役割、生徒指導上の諸課題等についての理解を深め、生徒指導主事としての資質の向上を図る。
日  時令和元(2019)年 5月20日(月) 9:30~16:00
対  象高等学校、特別支援学校の新任生徒指導主事
研修内容1 講話「児童・生徒指導の意義と生徒指導主事の役割」
2 講話「児童・生徒指導上の喫緊の課題」
3 講話・研究協議「学校経営ビジョンの具現化に向けた生徒指導主事としての役割」
講  師県教委事務局学校安全課児童・生徒指導担当職員
総合教育センター職員
研修の様子
講話「児童・生徒指導の意義と生徒指導主事の役割」
講話「児童・生徒指導上の喫緊の課題」
講話・研究協議「学校経営ビジョンの具現化に向けた生徒指導主事としての役割」

研修評価・振り返りシートから
0 研修の満足度
 満足   不満足
 
研修満足度73.3%26.7%

1 講話「児童・生徒指導の意義と生徒指導主事の役割」
  【研修の目標】
 児童・生徒指導の意義を理解し、校内における役割について再確認する。

【講話を聞いての主な意見・感想】

  • 学校内での合意形成がいかに大切であるかを理解することができました。校内で情報が共有できようなシステムづくりを早期に実現したいと感じました。
  • 日頃から子どもたちや教職員同士のコミュニケーションをうまく図ることで、信頼関係を大切にしていきたいと感じました。
  • 組織的に対応するときの、自分の動きを整理することができました。教職員間、管理職、外部機関等との連携パイプ役として職責を果たしていきたいと思います。

2 講話「児童・生徒指導上の喫緊の課題」
  【研修の目標】
 児童・生徒指導上の喫緊の課題について理解するとともに、その対応をする上での留意点や支援の在り方について確認する。

【講話を聞いての主な意見・感想】

  • 10代の自殺者の数に驚きました。学期のはじめなど、普段との違いに気付くためにも、日頃から生徒との関係を良好に保っていきたいと思いました。また、警察との連携の必要性も感じました。
  • 発達障害のある児童生徒に対する考え方や指導方法について再確認できました。
  • 生徒の自殺に限らず、重大な問題が起こる前の予防や危機対策における準備などのリスクマネジメントの大切さを学ぶことができました。
3 講話・研究協議「学校経営ビジョンの具現化に向けた生徒指導主事としての役割」
  【研修の目標】
 講話・研究協議を通して、校長の示す学校経営ビジョンの具現化に向けた生徒指導部の運営について再考し、組織の中での生徒指導主事としての役割を明確にする。

【講話・研究協議についての主な意見・感想】

  • 学校長の掲げた重点目標を達成するために、「何をするか」をワークシートにまとめることで具体的に考えることができました。他校の具体的な取組を聞くことができ、大変参考になりました。
  • 生徒指導主事としての役割を再確認しました。職員室での連携を大切にして、生徒のために動いていきたいと思います。






14:54 | 専門研修1イ