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2019/07/23

令和元(2019)年度 新任校長研修(高等学校、特別支援学校)第2日

| by 栃木県総合教育センター
目  的校長としての職務、今日的な教育課題、学校経営の在り方等について総合的に理解を深め、校長としての資質の向上を図る。
日  時令和元(2019)年 7月 9日(火) 9:30~16:00
対  象高等学校、特別支援学校の新任校長
研修内容1 講話「学校における特別支援教育」
2 講話「学校の財務と事務室との連携」
3 講話「学校経営ビジョンの構築」
4 研究協議「学校経営における危機管理上の課題とその解決に向けて」
講  師県教委事務局特別支援教育室長
県立学校職員
総合教育センター職員
研修の様子
講話「学校における特別支援教育」
講話「学校の財務と事務室との連携」
講話「学校経営ビジョンの構築」
研究協議「学校経営における危機管理上の課題とその解決に向けて」

研修評価・振り返りシートから
0 研修の満足度・活用度
  ①本日の研修は、今後の職務に生かせる内容でしたか。
 そう思う   そう思わない
 
満足度90.9%9.1%

1 講話「学校における特別支援教育」
  【目標】
 特別支援教育に関する学校内外の指導体制や環境の整備、人材育成などについて理解をするとともに、自校での取組への意欲をもつ。

【講話を聞いての主な意見・感想】

  • 生徒の引継ぎについて、引継ぎが必要と判断した生徒については、本人、保護者の同意を得た上で、しっかりと進路先に引継ぎを実施できる体制を作りたいと思いました。
  • 特別支援教育コーディネーターを中心に、小・中学校、高等学校及び関係機関との連携の強化を図り、地域における特別支援教育のセンター的役割の充実を図っていきたいと思います。
  • 特別支援教育室との連絡、相談を密にし、個別の教育支援計画の作成などを行って、生徒が困っているところを救っていきたいと思いました。

2 講話「学校の財務と事務室との連携」
  【目標】
 事務室の業務、学校特有の財務について理解するとともに、事務室との連携の重要性を再確認する。

【講話を聞いての主な意見・感想】

  • 事務長だけでなく、事務職員全員と、よりコミュニケーションを図る必要性を感じました。何気ない雑談や労いの言葉をかけることを大切にしていきたいと思いました。
  • 事務室の状況や職務等をよく理解しておくことが基本であり重要であると感じました。「すべては生徒のために」という思いを共有しつつ、協働して学校運営にあたっていきたいと思います。
  • 財務などの不明な点は事務長を頼りながら、事務職員と教員をつないでいきたいと思いました。研修の内容を教頭にも伝達し、事務室とより連携していきたいと思います。

3 講話「学校経営ビジョンの構築」
【目標】
 自校の学校経営ビジョンを明確にし、実効策を模索する。

【講話を聞いての主な意見・感想】
  • 自校の教職員集団がどのような集団なのかを把握し、折に触れ、経営ビジョン(目指す学校像や生徒像など)を確認しながら実効策を模索していきたいと思います。
  • それぞれの教職員の特性を見極め、各自に合った仕事の割り振りを行うことでそれぞれの能力を発揮させるとともに、ウィークポイントについては適切な助言を行うことで組織力の向上を目指したいと思います。
  • 「個への対応」から様々なヒントを得ることができました。当然のことながら組織は個の集まりなので、個を見ることに力を注いでみたいと思いました。

4 研究協議「学校経営における危機管理上の課題とその解決に向けて」
【目標】
 学校経営ビジョンの実現に向けた危機管理上の課題について共通理解を図るとともに、校長として的確な学校経営の手法を模索する。

【研究協議を通しての主な意見・感想】
  • 職員が感じているリスクの洗い出しを行い、緊急性、重大性等を考慮し優先順位をつけて対応していきたいと思います。先ずは夏休み中の危機管理について整理し、教職員間で共通理解を図りたいと思います。
  • 各校で共通する危機管理上の課題については、学校間で連携して県へ要望していくことも必要と考えました。また、様々な危機管理マニュアルがありますが、機を捉えて話題にすることで、教職員とともに確認を行っていきたいと思います。
  • 特別支援学校の児童生徒に対して、基本的な日々の健康面を確認することの重要性について教職員に周知したいと思います。また、地域に本校を理解してもらい、日々の教育活動に取り込んでいきたいと思いました。







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