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2019/12/10

令和元(2019)年度 新任地域連携教員研修 第2日

| by 栃木県総合教育センター
目  的地域連携教員としての職務、今日的な教育課題、地域連携の進め方等について理解を深め、地域連携教員としての資質の向上を図る。
日  時令和元(2019)年11月22日(金) 9:30~16:00
対  象平成31年度の小・中・高・特の新任地域連携教員。社会教育主事有資格者(昨年度までに有資格者となった者)は、第2日を免除とするが、聴講することは可能。ただし、これまでにこの研修を受講した者を除く。また、昨年度中に新任地域連携教員になった者で、この研修を受講していない者を含む。
研修内容1 講話・演習「連携活動への気運を高めるために~子どもの未来を考えるビジョンの共有~」   
2 研究協議「地域連携教員としてのマネジメントⅡ~活動計画のリデザイン~」
3 地域とともにある学校づくり推進フォーラム ※生涯学習課主催
講  師県教委事務局生涯学習課職員
総合教育センター職員
研修の様子
講話・演習「連携活動への気運を高めるために~子どもの未来を考えるビジョンの共有~」
研究協議「地域連携教員としてのマネジメントⅡ~活動計画のリデザイン~」

研修評価・振り返りシートから
0 研修の満足度
 満足  不満足
 
研修満足度62.0%37.2%0.0%0.7%

1 講話・演習「連携活動への気運を高めるために~子どもの未来を考えるビジョンの共有~」
  【目標】
 講話・演習を通して、教職員、地域住民がビジョンを共有して取り組むことの必要性とそのための手法を理解する。

【講話を通しての主な意見・感想】

〈小学校〉
  • 年間計画作成の見直しに役立つような話合いが有効にできました。ファシリテーターとしての在り方についても、改めて学び直すことができました。ビジョンの共有化もできてよかったです。
  • 校内研修に取り入れ、ビジョンを共有して具体策を検討していこうと思います。目指す児童像の設定から話し合うことで、教職員が主体的に地域連携に取り組むようになると思います。
  • 連携を図る上でビジョンの共有化を視点に取り組んでいきたいと思います。また、具現化を進める過程で、このような手法も活用していきたいと思います。
  • 来年度の現職教育で、地域連携活動を通して、どんな子どもを育てていきたいかビジョンを共有し、そのための具体的な活動をどう仕組んでいくか話し合う研修を行っていきたいと思います。
〈中学校〉
  • 教職員と地域住民が課題を共有し、解決していこうとするように導くためには、ワークショップ型の会話を円滑に進めていくファシリテーターの役割が重要であると感じました。学んだ技法により、協力体制がとれるよう尽力していきたいと思います。
  • ビジョンを絞り、そのために…という手法は、様々な研修や課題の洗い出し、具体策を出す際にも活用できると思いました。研修を通して、視点を一つではなく様々な角度に変えるとアイディアや具体策につながるということも実感しました。
〈高等学校〉
  • 現在実施している活動の意義、運営状況の確認と、次の展開を企画する際の職員の意見集約法として活用していきたいと思います。
〈特別支援学校〉
  • ビジョンの明確化、シンプル化をして、具体的な取組をいくつか絞って、できる活動を地道に進めていきたいです。

2 研究協議「地域連携教員としてのマネジメントⅡ~活動計画のリデザイン~」
  【目標】
 研究協議を通して自校の計画の見直し、今後の地域連携活動の充実を図る。

【講話を通しての主な意見・感想】

〈小学校〉
  • 学校と地域に関係する人たちが、しっかりとしたビジョンをもって取り組むことが大切だと感じたので、お互いの立場で意見を交換し、共通理解を図ることのできる場の設定等していきたいと思いました。
  • ボランティアの分野を広げ、教員の働き方改革を進めていきたいと思います。ボランティアと児童の交流を児童の自尊感情につなげたり、ボランティアの方々の生きがいにもつなげたりしていけるような運営を心掛けていきたいと思います。
  • 他校の素晴らしい取組を参考に、地域人材をより一層活用し、子どもたちにとってよりよい教育活動となるようパイプ役になりたいと思いました。
〈中学校〉
  • 計画はこれから実施するものもあるが、今後の見直し、改善の視点が分かりました。次年度の計画作成の際に活かしていきたいと思います。
  • 地域の方との話合いを行い、地域と学校で子どもを育てていけるような活動を考えていきたいと思います。
〈高等学校〉
  • 係として何をすればよいのかがなかなか見えなかったのが、これから全体の取りまとめとして、校内の分担の確認や活動の報告等の支援を行い、生徒や校内、学校へ還元していけるようにしていきたいと考えるようになりました。
〈特別支援学校〉
  • 他校の状況や取組を聞くことができました。他校の例を参考に本校の実情に合った内容も検討していきたいです。








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