研修報告 >> 記事詳細

2019/06/25

令和元(2019)年度 新任進路指導主事研修(高等学校、特別支援学校)

| by 栃木県総合教育センター
目  的進路指導主事の職務・役割、進路指導の現状と課題等について理解を深め、進路指導主事としての資質の向上を図る。
日  時令和元(2019)年 6月10日(月)9:30~16:00
対  象高等学校・特別支援学校の新任進路指導主事
研修内容1 講話「進路指導における現状と課題」
2 講話・研究協議「キャリア教育の推進に向けて」
3 講話・研究協議「学校経営ビジョンの具現化に向けた進路指導主事としての役割」
講  師県教委事務局高校教育課職員
総合教育センター職員
研修の様子
講話「進路指導における現状と課題」
講話・研究協議「キャリア教育の推進にむけて」
講話・研究協議「学校経営ビジョンの具現化に向けた進路指導主事としての役割」

研修評価・振り返りシートから
0 研修の満足度・活用度
 ①本日の研修は、今後の職務に活かせる内容でしたか。
 そう思う  そう思わない
 
研修満足度61.1%33.3%5.6%

1 講話「進路指導における現状と課題」
  【目標】
 国の動向や進路指導主事の職務を再確認するとともに、今後、勤務校において、進路指導主事及び進路指導部が中心となって、学校全体で取り組むべき課題等を理解する。

【講話を聞いての主な意見・感想】

  • 低学年から一貫した組織的な進路指導体制を、各学年の特色を考えながら運営していきたいと思います。
  • ライフキャリアの視点を浸透させ、「社会の一員として何をするべきか」を意識した地域連携に取り組みたいと思います。
  • 学習部と連携し、大学入学共通テストの対応等、大学入試改革に備えての授業改善と、テスト問題作成、調査書やポートフォリオの記録の電子データ化が必要だと思いました。

2 講話「キャリア教育の推進に向けて」 
  【目標】
 国及び本県が充実を目指すキャリア教育について理解を深める。また、国が示しているキャリア・パスポート案を参考に、児童生徒が主体的な学びに向かう力を身に付け、自己のキャリア形成に生かすことができる、キャリア教育の組織的・体系的な取組について考える。

【講話を聞いての主な意見・感想】

  • キャリア・パスポートの趣旨を具体的に知ることができました。
  • キャリア・パスポートの今後の導入に向け、校内で議論していきたいと思います。
  • インターンシップ、上級学校訪問などのキャリア教育において、事前学習や事後学習の大切さと、直前・直後学習との違いが明確にできました。


3 講話・研究協議「学校経営ビジョンの具現化に向けた進路指導主事としての役割」
  【目標】
 研究協議を通して、校長の示す学校経営ビジョンの具現化に向けた進路指導部の運営について再考し、組織の中での進路指導主事としての役割を明確にする。

【講話を聞いての主な意見・感想】

  • 進路指導主事として、学校経営ビジョンに基づいた戦略・戦術を立てることが大切だと感じました。
  • 学校経営ビジョンの具体化に向けて、いかに同僚性を高めていくか、という視点が強い組織をつくる鍵であると思いました。
  • 組織マネジメントでは、ニーズを読み取るという点でなく、ニーズを作るようにするという視点がとても新鮮でした。







14:27 | 専門研修1イ