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2019/08/21

令和元(2019)年度 家庭、家庭分野専門研修

| by 栃木県総合教育センター
目  的家庭、家庭分野の学習内容「食生活・消費生活」に関して専門的な知識や技能を身に付けるとともに、協議を通しながら具体的な指導の計画や題材を検討し、指導力の向上を図る。
日  時令和元(2019)年 7月25日(木) 9:30~16:00
対  象家庭科、技術・家庭科(家庭分野)を担当する教員
研修内容1 講話・演習「食生活分野の指導法
        ~炊飯におけるプログラミング活動を考える~」
2 講話・ワークショップ「消費者教育の指導法(1)
             ~売買契約の仕組み、消費者被害の背景~」
3 研究協議「消費者教育の指導法(2)」
講  師民間人
総合教育センター職員
研修の様子

受講者の声
  • プログラミングを活用することで、論理的思考の育成につながることが分かりました。炊飯のプログラミングを授業で取り入れたいと思います。想像していたよりもプログラミングの考え方やソフトを授業で活用できる場面が多くありそうだと感じました。実践していきたいです。
  • 日頃当たり前のようにクレジット契約をしていましたが、利用上の注意について気にかけることがほとんどありませんでした。クレジットに関する基本的な仕組みが理解でき、授業にも活かしていきたいです。
研修担当者からの
メッセージ
 2020年から小学校ではプログラミング教育が導入されます。①プログラミング的思考を育む②コンピュータの良さに気付き主体的に活用する態度を育む③教科等の学びをより確実なものとする、の3つのねらいがあります。受講者のみなさんは、炊飯の一連の手順を考えるプログラミング教育を体験することができました。また、中学校の学習指導要領では、金銭の管理に関する内容を新設しています。消費者被害の低年齢化が進み、その回避や適切な対応が一層重視されており、売買契約の仕組みと関連させて消費者被害について取り扱っていく必要があります。研究協議を通して、各学校における消費者教育の課題を共有することができました。


13:46 | 専門研修2