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2019/05/27

令和元(2019)年度 新任教頭研修(小・中学校)第1日

| by 栃木県総合教育センター
目  的管理職としての見識を深め教育理念を構築するとともに、教頭の職務を理解し、学校経営、学校教育管理、人事管理等に関する管理職としての基本的な資質・能力の向上を図る。
日  時平成31(2019)年4月23日(火) 9:30~16:00
対  象小・中・義務教育学校の新任教頭
研修内容1 講話「新任教頭への期待」
2 講話「教頭に求められる資質・能力」
3 講話・研究協議「教職員評価制度について」
講  師県教委事務局教育次長
県教委事務局義務教育課人事担当副主幹兼管理主事、管理主事
総合教育センター教育研修専門員
研修の様子
開講あいさつ
講話「新任教頭への期待」
講話「教頭に求められる資質・能力」
講話・研究協議「教職員評価制度について」

研修評価・振り返りシートから
0 研修の満足度
 満足   不満足
 
研修満足度87.8%12.2%

1 講話「新任教頭への期待」
  【研修の目標】
 本県教育の今日的課題を再確認するとともに、教頭としての心構えについて理解し、管理職としての意識を高める。

【主な意見・感想】

  • 職員室の担任であるという立場を十分に理解して、まずは職員一人一人の理解・よさ見つけに努め、その上で、学校の課題解決に向かっていきたいです。
  • 新学習指導要領への対応及び働き方改革については、組織マネジメントし、成果の実現を図っていきたいです。また、子どもたちの安全・安心のための危機管理を全職員のリーダーとなって進めていきたいです。未然防止のための意識改革や職場環境づくりを改善していきたいです。
  • 教職員のよさ、個性を見いだし、伝え認めることで信頼関係を築き上げ、風通しのよい職場環境づくりに努め、それぞれが持ち味を生かし合えるよう、校長を助けながらリーダーシップを発揮していきたいです。

2 講話「教頭に求められる資質・能力」
  【研修の目標】
 教頭に求められる資質・能力や、管理職として果たすべき役割や在り方を理解する。

【主な意見・感想】

  • リーダーシップをとる経営者、人材の育成者、教育愛にあふれた教育者という3つの役割があるというお話が最も印象に残りました。
  • 経営者として「もののしくみに関心をもつ」「ひとつの経験から多くを学ぶ」「合理的に業務を遂行し、効率的に働く」の3つを心がけたいです。
  • 先生方を支え、育て、動かすために、職員を今まで以上に理解することが重要であることがわかりました。的確に評価し、意欲と能力を見極め、目標と課題を明確にして動かしていきたいです。

3 講話・研究協議「教職員評価制度について」
【研修の目標】
 管理職の立場で行う教職員評価について理解し、第一次評価者である教頭としての役割を確認する。

【主な意見・感想】
  • 日頃から、教職員の特性やよさを見取り、成長につながるようなポイントを見つける努力をしていきたいと思いました。また一人一人に関わる機会を多くし、コミュニケーションを図っていきたいです。
  • 教職員の資質・能力や勤務意欲の向上につながるよう、面談を通してアドバイスを与えながら、学校経営方針を基本とした評価指標を明確に示すなど、適正な評価を行えるよう心掛けていきたいです。
  • 教職員評価制度の目的を踏まえ、評価のための評価にならないよう心掛けたいです。また、当初面談、目標の設定の段階が極めて重要であると認識し、教職員が評価を通して成長できるよう関わっていきたいです。






09:19 | 専門研修1イ