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2019/05/10

新任校長研修(小・中)第1日

| by 栃木県総合教育センター
目  的校長としての職務、今日的な教育課題、学校経営の在り方等について総合的に理解を深め、総合的・実践的な学校経営能力の向上を図る。
日  時平成31年4月16日(火) 9:30~16:00
対  象小・中・義務教育学校の新任校長
研修内容1 講話「新任校長への期待」
2 講話「人権教育の推進と校長の役割」
3 講話・演習「学校経営と教育関係法規」
4 講話・研究協議「教職員評価制度について」
講  師県教委事務局教育次長
県教委事務局総務課人権教育室長
県教委事務局義務教育課人事担当課長補佐
県教委事務局義務教育課人事担当副主幹兼管理主事、管理主事
総合教育センター職員
研修の様子
講話「新任校長への期待」
講話「人権教育の推進と校長の役割」
講話・演習「学校経営と教育関係法規」
講話「教職員評価制度について」
研究協議「教職員評価制度について」

研修評価・振り返りシートから
0 研修の満足度
 満足   不満足
 
満足度86.2%13.8%

1 講話「新任校長への期待」
  【研修目標】
 本県教育の今日的課題を再確認するとともに、校長としての心構えについて理解し、管理職としての意識を高める。

【講話を聞いての主な意見・感想】

  • 子どものよりよい姿を常に念頭に置き、安全管理、職員の育成、保護者・地域との連携に取り組んでいきたいと思います。また、自らの資質向上を怠らず、活力ある校長、温かい校長として職務にあたりたいと思います。
  • 「人は状況の理解と納得で動く」という言葉をしっかりと胸に刻み、職員が主体的に学校経営に参画できるような経営を心掛けたいと思います。
  • 子どもたちの成長を一番に考え、創意工夫できる、共に成長できる教職員集団の構築を目指したいと思います。また、若手の育成だけではなく、若手を育てるミドルリーダーの育成にも力を入れていきたいです。

2 講話「人権教育の推進と校長の役割」
  【研修目標】
 学校における人権教育の推進について理解を深め、学校運営の責任者として果たすべき役割や在り方を理解する。

【講話を聞いての主な意見・感想】

  • 全教育活動を通して、全教職員が同じ気持ちで人権教育を推進できるよう、人権教育に関する研修の機会を設けたいと思います。また、自分自身も人権感覚を磨くことに努め、率先垂範を心掛けたいと思います。
  • 校内を定期的に巡回することにより、職員室や教室、部活動の様子から、教職員の人権感覚についての実態を把握し、教職員一人一人の人権意識が高められるよう、適切な指導を行っていきたいと思います。
  • 「自分の大切さとともに他の人の大切さを認めること」という人権尊重の理念を児童・職員・保護者が共有していけるよう、周知に努めるとともに、具体的な教育活動に反映させていきたいと思います。

3 講話・演習「学校経営と教育関係法規」 
【研修目標】
 法規の演習を通して、学校経営に関する法的裏付けを確認し、様々な問題や課題に対処し、円滑な学校運営ができるよう管理職としての資質を高める。

【講話を聞いての主な意見・感想】
  • 学校における業務の全てが、法的根拠に基づいて行われていることを再認識できました。今後、学校経営を進めていく上で、関連する法規を確認しながら取り組んでいきたいと思います。
  • 学校経営の最高責任者として、危機管理体制について「常に最悪を想定して」を胸に刻み、適切・迅速な対応をしていかなければならないことを再確認することができました。
  • 学校経営を原理原則に基づき円滑に行い、児童生徒及び教職員を守るために、教育関係法規等を正しく理解することの重要性を再確認しました。今後も法規についての学びを深め、学校経営の最高責任者としての資質を高めていきたいと思います。

4 講話・研究協議「教職員評価制度について」
【研修目標】
 教職員評価制度の趣旨や実施上の留意事項について確認し、評価者としての資質向上を図る。

【講話を聞いての主な意見・感想】
  • 新制度の内容を理解し、教職員一人一人の資質・能力、勤務意欲の向上という、学校にとって、児童生徒にとって重要なことであることを常に意識して、第2次評価者としての役割を果たしたいと思います。
  • 人が人を評価することの難しさを感じますが、信頼関係を構築することで互いに納得できる評価にしていけるよう真摯に取り組んでいきたいと思います。
  • 公正公平な評価をするためには、対象者をよく把握していることが重要であることを再認識しました。日々の職務内容を観察、記録することが重要であることを実感しました。






16:52 | 専門研修1イ