目 的 | 高等学校の「物理」「化学」「生物」において一層充実した授業を実践するために、観察・実験を中心に指導力の向上を図る。 |
日 時 | 令和元(2019)年 8月22日(木) 9:30~16:00 |
対 象 | 高等学校、特別支援学校の理科教員 |
研修内容 | 1 講話・実習 「物理分野の実験の指導法」、「化学分野の実験の指導法」、「生物分野の実験の指導法」 2 講話 「単位の基準は原器から物理定数の時代へ~高等学校理科でどのように伝えるか~」
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講 師 | 産業技術総合研究所計量標準総合センター 工学計測標準研究部門首席研究員 藤井 賢一 氏 総合教育センター職員 |
研修の様子 |
| | 講話・実習「物理分野の実験の指導法」 | 講話・実習「化学分野の実験の指導法」 | | | 講話・実習「生物分野の実験の指導法」 | 講話「単位の基準は原器から物理定数の時代へ」 |
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受講者の声 | - 真核細胞への遺伝子導入実験を、高校の授業でも十分にできることが分かり、ぜひとも実践してみたいと思いました。
- 講話を聞いて、研究倫理や安全性、環境への配慮などについて、深く考えるようになりました。
- ICT機器を活用することで、こんなにも簡単に実験結果がグラフ化できることが分かり、実際の授業でも取り入れてみたいと思いました。大変参考になりました。
- 普段意識することなく使っている「単位」の定義が変わることで、新たな技術が生まれてくることが分かりました。
- 単位の定義を決定することがいかに大切であるかを知ることができました。日本の技術力の高さや、講師の先生の研究に対するひたむきさがよく分かりました。
- 単位とはそもそも何であるかを知ることができました。授業において生徒にも考えさせられるような教材を開発したいと思います。
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研修担当者からの メッセージ | 午前に実施した専門分野に分かれた研修では、実験・観察指導を中心に、安全管理の視点を取り入れながら、体験・確認しました。 午後に実施した産業技術総合研究所の藤井賢一先生からの講話では、単位の定義を新しくすることで、日常生活にどのような影響がもたらされるか、最新の研究成果を交えてお話しいただきました。この講話内容を、生徒の興味・関心を高める教材づくりや効果的な指導法の開発につなげていただけることを期待しています。 |