目 的 | 国の教育改革の動向を踏まえ、「主体的・対話的で深い学び」の実現に向けた授業改善について考えるとともに、これからの国語科について考えることを通して、指導力の向上を図る。 |
日 時 | 令和元(2019)年8月22日(木) 9:30~16:00 |
対 象 | 高等学校、特別支援学校(高等部)の国語科を担当している教員 |
研修内容 | 研究協議「これからの高等学校国語科の授業について」 講話・演習「国語科におけるコミュニケーションを中核とした主体的・対話的で深い学び」 |
講 師 | 筑波大学人間系准教授 長田 友紀 氏 総合教育センター職員 |
研修の様子 |
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受講者の声 | - 生徒の「できない」原因が「スキル」ではなく「姿勢」であることがある、という考え方に納得しました。自分に自信がもてないことで、考える力や書く力、話す力があっても、それを表現しないという生徒は多くいると思います。教師の声かけやチャレンジさせることを通して、姿勢の改善という視点も取り入れて指導していきたいと思います。
- 様々なヒントと励ましをいただきました。主体性について、「ほうっておいても勝手にグルグルやる人」という言葉が印象的で、生徒をそのように仕向けていけるようになりたいと思いました。
- 授業の「振り返り」を書かせるのではなく、「チャレンジしたこと」を書かせるといった取組は、ぜひ授業で実践していきたいと思います。内発的な思考を促すために、教師は生徒を信じ支えることが大切であることについて、理解を深めることができました。
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研修担当者からの メッセージ | 「できるか、できないか」ではなく、様々な授業のアイディアを出して協議する楽しさや国語教育という学問に触れる充実感を味わうことのできた時間になったと思います。 何となく分かったようでいても、いざ問われると難しい点もある「主体的・対話的で深い学び」について、多くの示唆を得ることができました。つい目の前のことに追われてしまうと、本質を見失いがちになってしまいます。長田先生から、「日本の教育の質の高さは、先生方のこれまでの努力の賜である」といった言葉をいただきましたが、誇りとチャレンジし続ける気持ちを持ち続けて、試行錯誤していきましょう。 |