目 的 | 基本的な実験・実習を通して、担当教員の教育活動に対する補助、生徒の学習活動に対する支援等について理解を深め、実習助手としての資質の向上を図る。 |
日 時 | 第1日 令和2(2020)年 9月 7日(月) 9:30~16:00 第2日 令和2(2020)年10月16日(金) 9:30~16:00 |
対 象 | 高等学校、特別支援学校の実習助手 |
研修内容 | 第1日 講話・実習「基本的な物理・化学分野の実験」 第2日 講話・実習「基本的な生物・地学分野の実験」 |
講 師 | 総合教育センター職員 |
研修の様子 |
| | 講話・実習「基本的な物理・化学分野の実験」 | | | 講話・実習「基本的な生物・地学分野の実験」 |
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受講者の声 | (第1日) - 定番の実験であっても、その取り上げ方や見方を変えるだけで、探究的な活動にできることが実感できました。
- 実験の手順を実際にやってみることで、生徒の手がどこで止まるのかがわかり、実験の際の注意喚起に努めようと思いました。
- 実験で出た廃液処理の方法だけでなく、その理由についての説明があり、とても参考になりました。
(第2日) - 実験器具がなくても、手に入りやすいもので同様の実験ができることがわかりました。また、対照実験を取り入れることで、より探究的な考察へとつなげられることがわかりました。
- 色を塗ったり、作図をしたりすることで、地震の揺れが広がっていく様子を可視化できるとわかりやすいことを実感しました。地学の実習の中で、古典作品の話題提供があったり、数学的な思考を用いた計算があったり、複数の教科をまたがって学ぶことができて、とても新鮮でした。
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研修担当者からの メッセージ | 今年度は、新型コロナウイルス感染症対策として、受講者を1つの会場に集合させて研修を行うのではなく、2つの班に分けて同時展開で実施しました。研修内容に探究的な要素を盛り込み、教科横断的な視点で説明を加えながら実習を行ったので、受講者にとって、新たな気付きを提供できたと思います。 また、本研修は、研修の最初に学習指導要領に関して説明することで、これからの理科教育が目指すものや若手教員と実習助手との連携、安全管理の視点を育成することを目的としております。学校でより安全に実験・観察が行われることを期待しております。 |