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2021/04/19

令和3(2021)年度 新任校長研修(高等学校、特別支援学校)第1日

| by 栃木県総合教育センター
目  的校長としての職務、今日的な教育課題、学校経営の在り方等について総合的に理解を深め、校長としての資質の向上を図る。
日  時令和3(2021)年4月13日(火) 9:30~16:00
対  象高等学校、特別支援学校の新任校長
研修内容1 講話「新任校長への期待」
2 講話「人権教育と校長の役割」
3 講話「校長の使命と職務」
4 講話「学校経営に関する諸課題 -指導関係-」
5 講話「学校経営に関する諸課題 -服務関係-」
講  師県教委事務局教育次長
県教委事務局総務課人権教育室長
県教委事務局高校教育課指導担当課長補佐
県教委事務局高校教育課人事担当副主幹兼管理主事
総合教育センター職員
研修の様子
「開講あいさつ」
講話「新任校長への期待」
講話「人権教育と校長の役割」
講話「校長の使命と職務」
講話「学校経営に関する諸課題-指導関係」
講話「学校経営に関する諸課題-服務関係」

研修評価・振り返りシートから
0 研修の満足度・活用度
①本日の研修は、ご自身のキャリアステージに応じた資質・能力の向上に役立つ内容でしたか。
 そう思う   そう思わない
 
満足度100%


1 講話「新任校長への期待」
  【目標】
 本県教育の今日的課題を再確認するとともに、校長としての心構えについて理解し、管理職としての意識を高める。

【講話を聞いての主な意見・感想】


  • 子どもの命と健康を守るために、安全・安心を最優先に学校経営をしていきたいと思います。危機管理において、未然に防ぐことの重要性を強く意識し、教職員間の情報共有、コミュニケーションがポイントであると思いました。
  • 安全・安心をベースに、子どもたちがこれからの時代を逞しく生きていける力を高められるよう、また教職員が自身の強みを生かし、弱みは皆で補い合いながら勤務できるような学校づくりを行っていきたいと思います。

2 講話「人権教育と校長の役割」
  【目標】
 学校における人権教育の推進について理解を深め、学校運営の責任者として果たすべき役割や在り方を理解することができる。

【講話を聞いての主な意見・感想】


  • 栃木県の人権教育基本方針や基本理念を十分に理解し、あらゆる教育の場面で、人権尊重や他人の命の大切さを子どもたちに伝えられるような教育活動を展開していきたいと思います。
  • 校長が先頭に立って人権教育を推進していくことの重要性が分かりました。子どもたちはもちろん、教職員に対しても一人の人間として大切にされている実感が得られるよう、接していきたいと思います。

3 講話「校長の使命と職務」
  【目標】
 具体的な事例に基づき、明確な経営方針の設定方法や学校経営の在り方、教育課程の編成やその運用におけるリーダーシップの在り方、教職員評価制度に基づく人材育成や服務の管理、危機管理、保護者対応などについての理解を深め、校長としての役割を理解することができる。

【講話を聞いての主な意見・感想】


  • 行事等に関して、前例に囚われることなく十分議論したかを教職員に問いかけていきたいと思います。常に「誰のために」、「何のために」という視点をもち、それをぶれさせることなく学校経営に取り組んでいきたいと考えました。
  • 人材育成の6項目を実践したいと思います。特に自己研鑽を積むことにより、「こういう校長になりたい」、「自分もなれる」と思われる対象となるよう努力するとともに、ぶれずに自分の柱となるものを確立したいと思いました。

4 講話「学校経営に関する諸課題-指導関係-」 
  【目標】
 学校教育課所管事項について、これまでの本県の教育改革への取組と課題、今後の本県における指導関係の取組と課題について理解し、学校経営方針の構築に生かすことができる。

【講話を聞いての主な意見・感想】


  • これまで以上に変化が激しくなるこれからの時代に、柔軟に対応していくためにも、本県が取り組んでいる教育改革のポイントをしっかりとおさえながら、特に授業改善、学習評価の改善に取り組んでいきたいと思います。
  • 新しい学習指導要領の理念や考え方を踏まえて、学校経営方針により具体的に反映していきたいと考えました。世界に誇れる日本型学校教育を受け継ぎながら、知・徳・体の健やかな育成に努めていきたいと思います。


5 講話「学校経営に関する諸課題-服務関係-」
  【目標】
 校長の職務、人事・服務、危機管理、教職員評価制度等についての理解を深め、人材育成、人事管理、服務管理、危機管理における校長としての資質の向上を図る。

【講話を聞いての主な意見・感想】


  • 危機管理については、あらゆる機会を通じて、教職員に周知徹底していきたいと思います。また、若手の教職員が多くミドルリーダーが少ないため、若い教職員が高い意識をもって校務にあたるよう、人材育成にも力を入れたいと思いました。
  • 人事管理については、早い段階から人間関係や一人一人の考え方等、教職員の情報収集に努めたいと考えました。また、危機管理については、マニュアルの点検や全教職員で共通理解を図るような研修の機会を設けたいと思いました。







09:09 | 専門研修1イ