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2022/05/19

令和4(2022)年度 新任教頭研修(小・中学校)第1日

| by 栃木県総合教育センター
目  的管理職としての見識を深め教育理念を構築するとともに、教頭の職務を理解し、学校経営、学校教育管理、人事管理等に関する管理職としての基本的な資質・能力の向上を図る。
日  時令和4(2022)年4月28日(木) 9:30~16:00
対  象小・中・義務教育学校の新任教頭
研修内容1 講話「新任教頭への期待」
2 説明「栃木県教育振興基本計画2025」
3 講話「人権教育の推進と教頭の役割」
3 講話「特別支援教育における教頭の役割」
4 講話・研究協議「教職員評価制度について」
講  師県教委事務局教育次長 
県教委事務局総務課人権教育室副主幹
県教委事務局特別支援教育室指導主事
県教委事務局義務教育課人事担当副主幹兼管理主事、管理主事
研修の様子
開講あいさつ
講話「新任教頭への期待」
講話「人権教育の推進と教頭の役割」
講話・研究協議「教職員評価制度について」

研修評価・振り返りシートから
0 研修の満足度
 満足  不満足
 
研修満足度88.2%9.6%2.2%


1 講話「新任教頭への期待」
  【研修の目標】
 本県教育の今日的課題を再確認するとともに、教頭としての心構えについて理解し、管理職としての意識を高める。

【主な意見・感想】

  • 職員室の担任として、児童だけでなく教職員への心配りを忘れないようにしたいです。危機管理、安心安全、倫理観など互いに指摘し合える風通しの良い職員室となるよう、校長、教職員とよりよい関係を築きたいと思います。
  • 校長の学校経営方針を理解した上で、その目標を実現するためにリーダーシップを発揮していきたいと思います。そのために、危機管理や教育改革の動向等について識見を高めることに常に努力していきたいです。
  • 学校が正しい方向に明るく進んでいくような働きができたらよいと思います。副校長となり、生徒も教職員も本当に多様で、それに合わせて助言や支援や調整が必要だと実感しています。校長、主幹教諭と協力し、進めていきたいです。

2 講話「人権教育の推進と教頭の役割」
  【研修の目標】
人権教育への取組とその課題について理解を深め、教頭として人権教育を推進していく自覚をもつことができる。

【主な意見・感想】

  • 人権教育の推進のため、人権教育主任への支援を行いながら、教職員に向けた研修を行い、教職員の人権意識を高めていこうと思います。教職員による全教育活動を通じて、児童の人権意識が高められるよう環境の整備も進めていきたいです。
  • 本校に位置付けられている研修、指導案の形式を再度見直し、全教職員の人権感覚の意識の向上を目指せる環境を整えたいです。そして何より自身のアンテナを高くし、人となりを磨き、児童生徒や教職員に範を示せるよう努めたいと思います。

3 講話「特別支援教育における教頭の役割」
  【研修の目標】
 特別支援教育に関わる校内体制づくりについて理解する。

【主な意見・感想】

  • 特別支援コーディネーターと連携し、校内委員会で課題を明らかにしながら体制を見直したいと思います。また、インクルーシブ教育の概念の研修をしたいです。
  • 本校は、配慮児童が多いので、個別の支援について全校体制で取り組んでいきたいと思います。私自身も、授業等のサポートに入りながら、先生方との連携を強めていきたいです。

4 講話・研究協議「教職員評価制度について」
  【研修の目標】
 管理職の立場で行う教職員評価について理解し、第一次評価者である教頭としての役割を確認する。

【主な意見・感想】

  • 自校の教職員の職務を評価する立場にあるという責任を感じました。指導や助言を行う立場であるという自覚をもち、信頼関係の構築を図っていきたいです。
  • 校長の学校教育目標や努力点を達成する目標を立てているか、よく見極めるようにしたいです。また、普段から先生方の様子をよく見せていただき、適切な評価をするとともに、校長への判断材料が示せるようにしたいです。何より、先生方が意欲をもって仕事ができるような助言評価ができるようにしたいと思いました。
  • 基本的に「育てる」という視点で考えれば、日頃からの言葉かけや記録など、スムーズに入ることができると思いました。先生方とよりよい学校づくりを目指し、自分も含めて成長していきたいです。






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