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2022/06/07

令和4(2022)年度 新任学習指導主任研修(小・中)

| by 栃木県総合教育センター
目  的学習指導主任の職務・役割や学習指導の今日的課題について理解し、校内における実践を通して、学習指導主任としての資質の向上を図る。
日  時令和4(2022)年 5月 9日(月) 9:30~16:00
対  象小学校・中学校・義務教育学校の新任学習指導主任
研修内容1 講話「新任学習指導主任に期待すること」
2 講話・演習「本県の学習指導の現状と課題」
3 講話・演習「組織で取り組む校内研修」
講  師県教委事務局義務教育課学力向上推進担当副主幹
総合教育センター職員
研修の様子
講話
「新任学習指導主任に期待すること(小学校)」
講話
「新任学習指導主任に期待すること(中学校)」
講話・演習
「本県の学習指導の現状と課題(小学校)」
講話・演習
「本県の学習指導の現状と課題(中学校)」
講話・演習
「組織で取り組む校内研修(小学校)」
講話・演習
「組織で取り組む校内研修(中学校)」

研修評価・振り返りシートから
0 研修の満足度・活用度
①本日の研修は、御自身のキャリアステージに応じた資質・能力の向上に役立つ内容でしたか。
 そう思う  そう思わない
 
研修満足度78.1%21.9%


1 講話「新任学習指導主任に期待すること」
  【研修の目標】
 学習指導主任の責務を再確認するとともに、学習指導主任としての心構えや在り方について理解する。

【講話を聞いての主な意見・感想】

    <小学校>
  • 学習指導主任の役割を漠然と考えていましたが、これから求められる役割が少し見えてきたような気がしました。見えにくい学力の育成を、教科横断的に取り組んでいきたいと思いました。
  • <中学校>
  • 学習指導主任に求められる資質・能力を身に付け、校内でリーダーシップをとっていきたいと思います。特に、国や県、市町、本校の教育の現状から見えてきた課題を根拠をもったかたちで発信していきたいです。そのために、自分自身がこれからの日本で必要とされている教育について学び続ける努力をしていこうと思いました。

2 講話・演習「本県の学習指導の現状と課題」
  【研修の目標】
本県の学習指導の現状と課題を理解し、自校の学習指導を充実するための手掛かりを考えることができる。

【講話を聞いての主な意見・感想】

    <小学校>
  • まず、自分がやろうと感じたことは、児童の実態把握と同僚の先生方の授業の進め方などの実態把握です。自学級だけでなく、学校全体としての課題と強みを見いだしていくことで、さらなる学力向上のための手立てを講じていくことが可能になると思いました。学力調査の結果はもちろんですが、日々の学習指導の中で気付く点について教職員同士で共有し、指導体制を検討したり、補充すべき内容を取り入れたりしたいと考えました。
  • <中学校>
  • 学力調査などの結果を自分で分析しようとせず、他の先生方も巻き込み、学校全体で学力向上に向けて取り組んでいくことが大切だと考えました。また、課題はたくさん出てくると思いますが、学校課題との関連も考えながら、きちんと焦点化し、全教職員が1つの目標に向かっていけるようにすることが重要であると理解しました。

3 講話・演習「組織で取り組む校内研修」
  【研修の目標】
 児童生徒の学力の向上を図るための効果的な校内研修の在り方について理解し、学習指導の中核的な役割を担う意欲をもつことができる。

【講話を聞いての主な意見・感想】

    <小学校>
  • 研究授業のときに、つい先生の動きや問いかけに注目してしまいがちですが、大切なのは視点を子どもの姿にすることだと改めて気が付きました。グループで話し合うことで、色々な学校の取組を知ることができ、とても勉強になりました。
  • <中学校>
  • 教職員一人一人の力が発揮できる場を作り、日頃の努力を認め、承認することで同僚性を高められるように周りをよく見渡すことが大切だと感じました。






09:05 | 専門研修1イ