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2022/07/11

令和4(2022)年度 新任校長研修(高等学校、特別支援学校)第2日

| by 栃木県総合教育センター
目  的校長としての職務、今日的な教育課題、学校経営の在り方等について総合的に理解を深め、校長としての資質の向上を図る。
日  時令和4(2022)年7月1日(金) 9:30~16:00
対  象高等学校、特別支援学校の新任校長
研修内容1 講話「学校の財務と事務室との連携」
2 講話「学校におけるICT活用について」
3 講話「学校における特別支援教育」
4 研究協議「学校経営上の課題とその解決に向けて」
講  師県立学校職員
県教委事務局特別支援教育室長
総合教育センター職員
研修の様子
講話「学校の財務と事務室との連携」
講話「学校におけるICT活用について」
講話「学校における特別支援教育」
研究協議「学校経営上の課題とその解決に向けて」

研修評価・振り返りシートから
0 研修の満足度・活用度
本日の研修は、御自身のキャリアステージに応じた資質・能力の向上に役立つ内容でしたか。
 そう思う  そう思わない
 
満足度94.1%5.9%


1 講話「学校の財務と事務室との連携」
  【目標】
 事務室の業務、学校特有の財務について理解するとともに、事務室との連携の重要性を再確認する。

【講話を聞いての主な意見・感想】

  • 事務職員の経験や思考傾向を理解した上での連携が重要であり、そのためにも日常的なコミュニケーションを大切にしていきたいと思います。
  • 校長が事務職員への声かけ、財務等に関する質問などを通してコミュニケーションを図り、風通しの良い職場にしていくことで、事務職員のモチベーションの向上につなげたいと思います。
  • 教員は事務職員の感覚が分からない場合が多々あるため、校長が両者の間に入って関係を取り持ち、調整することも必要だと感じました。

2 講話「学校におけるICT活用について」
  【目標】
 子どもたちを取り巻くネット環境の現状や学校教育におけるICT活用の現状と課題を理解するとともに、自校におけるICTを活用した教育活動について考える。

【講話を聞いての主な意見・感想】

  • 生徒を取り巻くネット環境の現状について職員会議等で共通理解を図り、生徒への指導を充実させていきたいと思います。
  • タブレット端末が整備されたが、授業での活用は教員によって温度差があるのが現状です。全ての教員が効果的に活用できるように、授業見学や校内研修の充実を図っていきたいと思います。
  • Formsでのアンケートの作成を一部の教員が担当するのではなく、全ての教員ができるようにすることで、業務改善に生かしていきたいと思います。

3 講話「学校における特別支援教育」
  【目標】
 特別支援教育に関する学校内外の指導体制や環境の整備、人材育成などについて理解をするとともに、自校での取組への意欲をもつ。

【講話を聞いての主な意見・感想】

  • 校内でインクルーシブ教育システムの理念を周知していくとともに、中学からの支援情報の引継ぎについて、可能な限り早期に行うことができるように体制を見直していきたいと思います。
  • 配慮を要する生徒に関する情報の共有の徹底と、引き継がれた情報の共有を図る仕組みの構築について取り組みたいと思います。
  • 支援が必要な生徒は年々増加する傾向にあるので、組織的対応ができるように委員会やコーディネーターを活用していきたいと思います。

4 研究協議「学校経営上の課題とその解決に向けて」
  【目標】
 学校のビジョンとそれを実現するために工夫している点や課題、さらに、その他の学校経営上の課題について共通理解を図るとともに、校長としての的確な学校経営の手法を模索する。

【研究協議を通しての主な意見・感想】

  • 組織的な対応をするために、教頭や主幹、各部長との意思の疎通を図りながら、明るく前向きにチームで取り組んでいきたいと思います。
  • 職員間のコミュニケーションをより活発にするための仕掛けや、スクールミッション、スクールポリシーについての具体的な検討を進めていきたいと思います。
  • 転入者の声を生かした振り返りの会議を7月に実施し、課題を認識・共有し、その解決にWGなどを設置して組織的に対応してみたいと思います。






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