日誌

2020年12月の記事一覧

12月22日(火)2学期修業式



 食物アレルギーの関係で、給食にはおそばを出していません。そこで、2学期ラストの給食はちょっと早めの年越しうどんの提供です。かつおの出汁を効かせた具沢山のとてもおいしいうどんで、おかわりする生徒や、普段より盛りを多くする生徒&教職員も多数の好評メニューでした。ご馳走さまでした。

☆クグロフ(フランス、オーストリア、ドイツ、スイス)

 クグロフのの歴史はとても古く、「東方の三博士」がキリストの誕生を祝ういに行く途中、陶器職人の家に泊めてもらったお礼に、被っていた帽子の形をした型を作って焼いたものという説。フランスのルイ16世の王妃マリー・アントワネットが母国オーストリアからお嫁入りの時に持ち込んだ説等、様々な説が伝えられています。特に、発祥の地と言われているフランス東部のアルザス地方には、クグロフを焼く専用の陶器が売られ、一家に1台はクグロフの型があり、クリスマスやお祝いの時に焼く習慣があるそうです。

12月21日(月)冬至



 日本では冬至に『ん』のつくものを食べると運気が上がるとされ、なかでも、かぼちゃ=なんきん、にんじん、れんこんなど、『ん』が2つ付く「運盛り」と呼んで縁起をかついだそうです。今夜はパンプキンスープの「かぼちゃ=なんきん」とカレーの「にんじん」で粘膜を保護するビタミンAをたっぷり摂り、ゆず風呂に入って身体を温め免疫力をアップして寒さに備えましょう。


☆ルッセカット「ルシアの猫」(スウェーデン)
 スウェーデンは、1年で1番暗い時期の12月13日に光の聖人「ルシア」を祝うお祭りがあり、その日に配られる特別なサフランパンです。スパイスであるサフランには『黄金』という意味があり、黄金色のサフランパンは不思議な力を持つと信じられ願いをこめ作られるクリスマスシーズンにはなくてはならないパンです。

12月18日(金)



 韓国の人々にとっては、キムチは『オモニ(お母さん)の愛情たっぷり入った家庭の味』と言われています。特に、韓国の冬の寒さはとても厳しく、野菜が入手困難になります。そこで「キムジャン」といって、越冬前の11月~12月にかけて各家庭で1冬分のキムチを漬けるます。この時期に漬けるキムチは『キムジャンキムチ』と呼ばれ、旬の野菜の「大根キムチ」と「白菜キムチ」が主に漬けられるそうです。



☆パネトーネ(イタリア)
パネトーネ」は大きなパンという意味があり、ドライフルーツが入ったイタリアの伝統的なパンの1つです。クリスマスの4週間前に焼いて、友人や親族に配る習慣のあるそうです。

12月17日(木)


 迫力のフライドチキンとソフトな味付けのバターライス、大変美味しく頂きました。ミネストローネスープは、今日はソーセージでコクをだしました。そして、ポテトサラダには星型の人参、ウエハースにはサンタクロースのとちまるくんを貼りつけ、プチクリスマスを演出しました。

12月17日(木)シュトーレン

 クリスマスは12月25日ですが、冬休み期間中のため、本日1週間早くクリスマス献立を提供します。
 本来クリスマスは、イエスキリストの生誕を祝う日です。キリスト教徒の方々は、夕方教会でミサ(礼拝)し、帰宅し家族と夕食をとり聖夜を過ごすそうです。日本では、宗教的な行事と言うより「チキンやケーキなどのご馳走を食べたり、プレゼント交換」などが一般的な12月の催しになっていますね。
 今日から4日間、クリスマスに世界で食べられている伝統的な菓子パンも紹介したいと思います。
☆シュトーレン(ドイツ)

 イエスキリストのゆりかごやおくるみにくるまった姿をあらわしています。クリスマスの4週間前の日曜日から少しずつ切り分けて食べます。洋酒に漬け込んだドライフルーツなナッツがパン生地に練り込まれ表面には砂糖がまぶされています。