進路指導室より

進路指導室より

企業向け学校公開を行いました

11月17日(水) 晴れ

本日、真岡公共職業安定所との共催で「企業向け学校公開」を実施しました。
校内参観では、高等部生徒の専門教科や作業学習の様子を御覧いただきました。
講話では、本校卒業生を雇用していただいている『仙波糖化工業株式会社』の鈴木様を講師にお招きし、今後障害者の雇用や実習受入れを考えてくださっている企業に向けてのセミナーとしました。
生徒たちは、授業のほかに受付誘導などにおいても活躍し、その頑張る姿を御参加の皆様にお見せすることができました。
地域の企業の皆様、生徒の実習の機会に関心をお持ちいただけましたら、ぜひ本校進路指導部まで御一報くださいますようお願いいたします。
電話番号 0285-72-4915 益子特別支援学校 (担当:進路指導部)
 
『仙波糖化工業株式会社』の鈴木様、お忙しいところ御講演くださいまして、誠にありがとうございました。

職業ガイダンスを実施しました

11月12日(金) 晴れ
本日「職業ガイダンス」を実施しました。
対象は、一般就労を希望する高等部2年生の保護者の方。
内容は、障害者就労についての情報と「産業現場等における実習」に向けての心構えです。
講師は、県東圏域障害者就業・生活支援センターの新井みゆき様。
新井様からは、 日々直接支援にあたっている現場からの声を届けていただきました。
お話の中で特に印象深かったのは、
「仕事を辞めてしまう理由の8割は、生活リズムや人間関係など業務内容には直接関わらないことだ」
というものでした。
参加した保護者の方からも質問が出され、活気のある時間となりました。
新井様、大変お世話になりありがとうございました。
 

保護者向け進路研修会を実施しました

11月11日(木) 晴れ
本日、進路研修会を行いました。
コロナ対策で、対象を
高等部保護者の方に限定して実施しました。
「ヘイコーパック株式会社」から川出様、小野寺様をお招きし、御講演いただきました。
テーマは、「就労定着に必要な支援~子育ての視点から~」です。
ヘイコーパック株式会社様は、長年にわたる障害者雇用への取組が評価され、先日厚生労働省から「もにす企業」の認定を受けられました。
これは、まだまだ全国でも数少ないケースで、栃木県ではヘイコーパック株式会社様が唯一の認定企業です。
お話いただいた中で特に印象に残ったのは、
◎掃除と子育て(教育)が一番難しい。
◎チャレンジさせずに「この子はここまで」という線引きを大人がしてしまっては、そこで終わりになってしまう。
という言葉でした。
川出様、小野寺様、貴重な機会をいただき、誠にありがとうございました。

「身につけたい力」について

10月14日(木) ひさしぶりの爽やかな晴れ
保護者の方からよくある質問として、「(卒業までに)身につけておく必要があることは何か」というものがあります。
一概に「これ」と言うことは難しいのですが、企業や施設の担当者と実習の結果や卒業生の様子について情報交換する中から、次のようなことが大切なのではないか、と感じています。
それは、「しつけの3原則」と言われる「①時を守り、②場を清め、③礼を正す」ということです。
具体的には、例えば「休まない‥①」「整理整頓・清潔‥②」「挨拶・返事‥③」といったことが当てはまると思います。
企業に就職する、福祉施設に通所する、進路は生徒によってそれぞれですが、どの進路に進むにせよ人間関係の中で生きていくことになります。
その中で良好な人間関係を構築し、「必要とされる」「かわいがられる」「自己有用感をもつ」ためには、これらを普段の生活から意識していくことが大切なことと言えるでしょう。

2学期の職場実習について

8月18日(水) 曇り
栃木県に緊急事態宣言が発出されたことを受けまして、9月27日(月)~10月15日(金)の期間で予定していました、高等部2年生の「産業現場等における実習」を中止といたします。
御理解の程どうぞよろしくお願いいたします。
通知文は新学期に改めて配付いたします。
なお、高等部3年生につきましては、現在検討中です。

職員研修(施設見学)について

7月28日(水)晴れ後曇り
卒業生が就労している那須烏山市の福祉施設『ビストロ・ペールド・ヴォーテ』(社会福祉法人敬愛会)へ施設見学に行ってきました。
感染症対策のため、少人数で限られた時間となりましたが、担当者様からの丁寧な説明と卒業生からの話、質疑応答など大変有意義な時間となりました。
『ビストロ・ペールド・ヴォーテ』の皆様、誠にありがとうございました。
 

就労支援コーディネーターによる授業を行いました

栃木県では、知的障害校を対象とした「就労支援コーディネーター」が配置されており、本校にも月に1度のペースで訪問していただき、実習可能な企業の情報交換等を行っています。
昨年度から、せっかくおいでいただく機会を有効活用しようと、課程Ⅰの学級の実習の事前事後学習等にアドバイザーとして入っていただいています。
今回は、7月16日に高等部3年1組にて授業を行いました。
外部の方からの貴重な御意見を、生徒たちは真剣な表情で聞いていました。
 

福祉施設(生活介護)の現状について

7月5日(月)雨後曇り
・先日、栃木県内の特別支援学校進路指導主事の会議がありました。
・そこでの各校情報交換で、標題の「生活介護」の受入状況について話題になりましたので、お知らせいたします。
・「生活介護」というサービスは、卒業後のライフスタイルの一つとして、本人に合った創作活動や散策など余暇的な活動を提供するのものです。
芳賀地区で現在このサービスを提供しているのは、『真岡ハートヒルズ』『はーとらんど』『そうそう長沼』『セルプ・みらい』『美里学園』『光輝舎』『益子マインド』『ともだち作業所』『けやき作業所』です。
・話題になったのは、県内各地域で、この「生活介護」が飽和状態になりつつある、ということでした。
本校でも、近年は週5日の通所が、定員の問題でできず、二つの施設を併用する卒業生がほとんどです。
配慮が多めな生徒さんについては、利用を断られてしまうケースも出ており、今後の動向が注目されます。
・進路指導としては、地区の自立支援協議会等に定員枠の拡充を求めるといったことをしていきたいと考えていますが、すぐに事態が好転するとは考えにくいところです。
保護者の皆様とも、密に情報交換を行っていく必要があると思っています。

校外作業学習について

7月2日(金)曇り後雨
今週の3日間、「カワチ薬品益子店」様の御協力をいただき、高等部2年生2名が校外作業学習を行いました。
本校卒業後の進路は、一般就労や福祉サービス利用となります。
2年次における各種実習は、生徒が進路を選択し、決定していく上で大きな判断材料となります。
  
今回このような機会をくださった株式会社カワチ薬品様、誠にありがとうございました。