進路指導室より

2021年7月の記事一覧

職員研修(施設見学)について

7月28日(水)晴れ後曇り
卒業生が就労している那須烏山市の福祉施設『ビストロ・ペールド・ヴォーテ』(社会福祉法人敬愛会)へ施設見学に行ってきました。
感染症対策のため、少人数で限られた時間となりましたが、担当者様からの丁寧な説明と卒業生からの話、質疑応答など大変有意義な時間となりました。
『ビストロ・ペールド・ヴォーテ』の皆様、誠にありがとうございました。
 

就労支援コーディネーターによる授業を行いました

栃木県では、知的障害校を対象とした「就労支援コーディネーター」が配置されており、本校にも月に1度のペースで訪問していただき、実習可能な企業の情報交換等を行っています。
昨年度から、せっかくおいでいただく機会を有効活用しようと、課程Ⅰの学級の実習の事前事後学習等にアドバイザーとして入っていただいています。
今回は、7月16日に高等部3年1組にて授業を行いました。
外部の方からの貴重な御意見を、生徒たちは真剣な表情で聞いていました。
 

福祉施設(生活介護)の現状について

7月5日(月)雨後曇り
・先日、栃木県内の特別支援学校進路指導主事の会議がありました。
・そこでの各校情報交換で、標題の「生活介護」の受入状況について話題になりましたので、お知らせいたします。
・「生活介護」というサービスは、卒業後のライフスタイルの一つとして、本人に合った創作活動や散策など余暇的な活動を提供するのものです。
芳賀地区で現在このサービスを提供しているのは、『真岡ハートヒルズ』『はーとらんど』『そうそう長沼』『セルプ・みらい』『美里学園』『光輝舎』『益子マインド』『ともだち作業所』『けやき作業所』です。
・話題になったのは、県内各地域で、この「生活介護」が飽和状態になりつつある、ということでした。
本校でも、近年は週5日の通所が、定員の問題でできず、二つの施設を併用する卒業生がほとんどです。
配慮が多めな生徒さんについては、利用を断られてしまうケースも出ており、今後の動向が注目されます。
・進路指導としては、地区の自立支援協議会等に定員枠の拡充を求めるといったことをしていきたいと考えていますが、すぐに事態が好転するとは考えにくいところです。
保護者の皆様とも、密に情報交換を行っていく必要があると思っています。

校外作業学習について

7月2日(金)曇り後雨
今週の3日間、「カワチ薬品益子店」様の御協力をいただき、高等部2年生2名が校外作業学習を行いました。
本校卒業後の進路は、一般就労や福祉サービス利用となります。
2年次における各種実習は、生徒が進路を選択し、決定していく上で大きな判断材料となります。
  
今回このような機会をくださった株式会社カワチ薬品様、誠にありがとうございました。