進路指導室より

2022年10月の記事一覧

2学期産業現場等における実習が終わりました

10月18日(火)

 9月21日(水)から始まった高等部の「産業現場等における実習」が、一部の生徒を除き終了しました。
 生徒たちは、学校生活と実習先での活動の違いにもすぐに慣れ、さすがは高等部生というところを見せてくれました。
 そんな中、今年度最初の企業内定をマルハニチロ株式会社様からいただくことができました。平山工場長様より内定通知書をいただく様子を御覧下さい。

  

芳賀地区自立支援協議会就労支援部会について

10月13日(木)

 芳賀地区では、障害者の社会的自立に向けて、関係機関による「自立支援協議会」という団体が定期的に会議を行っています。協議会にはいくつかの部会がありますが、本校進路指導部が関わっている「就労支援部会」が先日開催されました。今回の記事では、その場で挙がった話題について、学校生活にも関わりそうなものについてお伝えします。

テーマ:福祉事業所の工賃向上、販路拡大、人材育成について
意 見:
【就労継続支援A型事業所より】
・今般の最低賃金の著しい上昇によって、よりシビアに通所希望者の作業能力や生産性を見極めなければならなくなった。これまでなら雇用可能だった実態の方も、お断りせざるを得ない状況になってきている。
・現場の支援員から、採用面接を厳しくし、しっかりと働ける人材を確保してほしいという意見が出ている。
【就労継続支援B型事業所より】
・地域に根ざした産業を積極的に取り入れて、作業量の確保を行っている。利用者にいろいろな作業から選んでもらうことができるようにしていきたい。
・工賃向上については国が定める目標額が年々上がっており、売上を上げていく努力をしているが、なかなか厳しいのが現実である。
【就労支援アドバイザーより】
・行政が、障害者施設に発注できる仕事を、さらに積極的に切り出していく努力も必要だと思う。
・人も物も「付加価値」が求められている。
【企業より】
・働くことを通して、作業面で伸びる特別支援学校卒業生が多い。在学中には作業能力よりもまず「挨拶」「返事」「気遣い」を身に付けてほしい。

 ※「気遣い」=脱いだ靴を揃える、椅子をしまう、道具を片付けるなど


産業現場等における実習の様子その2

10月4日(火)

 高等部産業現場等における実習も3週目に入り、それぞれの実習先で生徒たちは頑張っています。その様子を御覧ください。

「家では料理しないけど」「ボンドの量に注意」 「先輩の教えを受けて」「製品の扱いは丁寧に」
       
 『そらまめ食堂』様 『SBワークス真岡』様  『関研磨工業所』様  『ヘイコーパック』様