学校長挨拶

    
 ごあいさつ


 栃木県立大田原東高等学校ホームページをご覧いただき、ありがとうございます。丸茂博 前校長の後任として、4月3日付で着任しました吉成卓(たかし)と申します。どうぞよろしくお願いします。

 本校は、昭和41年に設立され、今年で創立57年目を迎える那須地区唯一の県立定時制高校です。現在、10代から20代までの年齢の生徒49名が在籍し勉学に励んでいます。卒業生は1100名を超え、県内外の様々な分野で活躍しています。

 校訓は「学びつつ 品位を高め ともに働く」です。「学びつつ」は、高校生の本分が学業にあり、授業を中心に主体的な学びを実践する姿勢に加え、様々な経験からの学びを通して、自分の世界を広げていくことの大切さを示しています。「品位を高め」は、品位ある言葉遣いや態度を身に付け、生徒ひとり一人が人としての在り方、生き方を深く思索し、心を豊かにして内面から輝ける人となることの大切さを示しています。「ともに働く」は、働きながら学ぶ勤労精神や奉仕の姿勢の大切さとともに、仲間とともに学校行事やボランティア活動、部活動などに積極的に取り組み、自主性と協調性、思いやりの心などを養うことの大切さを示しています。この校訓のもと、「心身が共に逞しく、情操豊かで自主性のある人間を育成する」を教育目標として掲げ、「地域に誇れる学校、地域になくてはならない学校」を目指して教育活動に取り組んでいます。
 

 保護者、同窓生、地域の皆様には、日頃から本校を温かく見守っていただき、心から感謝申し上げます。おかげさまで、生徒たちは落ち着いた教育環境のもとで、日々の学習、部活動、学校行事などに意欲的に励んでおります。
 今後とも、働きながら学ぶ生徒をはじめ、様々な学習歴をもつ生徒それぞれの状況に応じ、生徒の個性や資質・能力を伸ばせるよう努めてまいります。皆様には本校の教育についてご理解をいただき、生徒のために一層のご支援をお願い申し上げます。
         

令和5年4月吉日    栃木県立大田原東高等校長 吉成 卓