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 進化・深化する宇工 ~創る「グローカル・リーダー」

 ー本校は、栃木県内で唯一の科学技術高校として、グローバル(国際的)な視点を持って、ローカル(地域)社会を牽引するエンジニア「グローカル・リーダー」を育てていきます

  ■ご挨拶    

  栃木県立宇都宮工業高等学校長  石島祐太郎

 本校のHPをご覧いただきまして、ありがとうございます。また、日頃より本校の教育活動へのご理解、ご支援に心より感謝申し上げます。

 本校はこれまでの諸先輩方が「京町」で築いてきた宇都宮工業高校の歴史と伝統の上に、2011年に、ここ「雀宮」に移転し「科学技術高校」として新たに歩み出しました。本県の工業教育の基幹校として次代の本県産業界を支える人材を育成するという役割を担うとともに、全国トップレベルの施設・設備と先進的教育内容により全国に範を示す工業高校となるよう教職員一同取り組んでおります。

 各系・学科ともに地域との協働や連携を図りながら、生徒の個に応じた教育活動を推進するとともに、生徒が工業に関する専門的な知識や技能の習得に努め、積極的に高度な資格取得に挑戦するなど、様々な特色ある取組を行なっています。また、本校では、充実した工業の教育活動とともに、課外活動にも力を入れており、PTAや同窓会等の強力なご支援のもと、運動部や文化部では関東大会、インターハイ、国体や総文祭などに、毎年出場しています。さらに、工業の特色である「ものづくり」が大変活発で、県内でも各分野で上位の成績を収め、関東大会、全国大会でも成果をあげております。

 本校の生徒の進路状況については、入学後すぐに、就職・進学ともに、継続したキャリア教育や進路指導を行っています。変化の激しい今日の状況にも適切に対応した工業教育の充実を図りながら、一人一人の生徒が希望する進路を確実に実現させていきます。特に、就職に関しては、20年間連続して内定率100%を達成しています。

 本校は、「豊かな人間性、確かな技術・技能を身につけ、将来の産業界を担う技術者を育成する」を教育目標として、ものづくりを通した人づくりを実践しております。ぜひ、生徒には、全国トップレベルの充実した施設・設備を持つ本校で、本県ばかりでなく、我が国の産業界を支える人材となるための知識・技術・技能を身につけ、ものづくりや部活動を通して人間性を鍛え、思う存分、自らの才能を伸ばし、充実した高校生活を送ることを切望いたします。そのためには、全職員が一丸となって誠心誠意、教育活動に力を尽くす所存です。「京町」から「雀宮」に移転して13年、昨年(令和5年)には創立100周年を迎えることができました。本校は、次の100年に向かって、生徒・保護者・地域の皆様から愛され信頼される「宇工」を目指して、さらに「進化」「深化」を続けます。今後とも本校の教育活動に一層のご理解とご支援をいただきますようお願い申し上げます。