■学校概要 
 栃木県立宇都宮工業高等学校は、今までの伝統を引き継ぎながら、平成23年4月に新たにスタートした新しいタイプの工業高校「科学技術高校」です。
  同年9月JR雀宮駅東に整備された新校舎に移転し、「豊かな人間性、確かな技術・技能を身につけ、将来の産業界を担う技術者を育成する」を教育目標として、さまざまな教育活動を実践しています。

    ■ 教育目標             
 「
豊かな人間性、確かな技術・技能を身につけ、将来の産業界を担う技術者を育成する」

  ■ 育てる生徒像         
 (1)先端的な科学技術や工業技術に対応できる資質と意欲をもつ生徒
 (2)努力を惜しまず、真摯にものづくりに取り組むことができる生徒
 (3)国際的な視野を持ち、リーダーシップを発揮して社会に貢献できる生徒
 (4)心身ともに健康で、高い倫理観と責任感、思いやりの心をもつ生徒

  ■ 設置系(学科)・募集定員等     
 入学募集は、各系単位で行われます。2年次より、希望する進路や適性などにより、各コース・各科に分かれ学習を行います。
「系」とは関連性がある学科をまとめたものです。

募集定員と各系(学科)

     ●機械システム系         : 募集定員120名  
   ●機械科(機械技術コース、機械エネルギーコース) 
   ●電子機械科(電子機械コース)

  ●電気情報システム系 : 募集定員  80名  
   ●電気科(電気エネルギーコース) 

   ●電子情報科(電子コース、情報ネットワークコース)

     ●建築デザイン系         : 募集定員  40名  
   ●建築デザイン科(建築技術コース、住環境デザインコース)


 ●環境建設システム系 : 募集定員  80名
   ●環境設備科(環境設備コース) 

   ●環境土木科(土木施工コース、土木設計コース)
 

   ■ 本校教育の特徴           

 1 ものづくり教育
  「本県産業の将来を担う技術力に対応できる人材の育成」
   ◆企業と同レベルの先端的な施設・設備を活用した実習を通して、産業界で活躍できる技術・技能を身に
    つけます。
   ◆地域企業や大学、県の研究機関と連携し、工業製品の製作や技術開発に取り組み、先端技術や複合技術
    に触れます。
   ◆インターンシップ、企業・現場見学や企業技術者による授業等を通して、望ましい職業観、勤労観や
    コミュニケーション能力を育成します。
   ◆高度な資格試験や各種技能検定への挑戦、高校生ものづくりコンテスト、各種競技大会へ積極的に参加
    します。
    

 
2 環境教育
  「工業人としての倫理観等の育成」

   ◆環境教育活動を通し、職業人・技術者としての倫理観と責任感を育成します。
   ◆人に優しく地球環境に優しいものづくりができる技術者を育成します。
    

 
3 継続教育
  「大学進学等の継続教育への対応」
   ◆科学技術や工業技術を学ぶ上で基礎となる数学・理科の授業時間が確保されています。
   ◆理工系大学への進学希望者のために数学・理科・英語の授業時間の確保や少人数授業、課外授業を実施
    しています。
   ◆大学でも通用する思考力や表現力を育成するため、工業科目の「課題研究」において、小論文やレポー
    ト作成指導があります。