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生き物LIVEーコナラ
テニスコートの向こう、
清陵の森に行ったことはありますか?
11月にはまだ緑陰が残る森でしたが、
一ヶ月後には枝先まで露わとなりました。
この森を構成する主要な樹木、コナラをご紹介します。
コナラ
Quercus serrata
ブナ科の落葉高木。
この失敗したロールケーキのような樹皮、
他でも見たことがあるのでは…。
公園などによくあるコンクリートの擬木柵、明らかにこのコナラだと思いませんか。
それほど身近な樹木だということが言えるのではないでしょうか。
関東の里山では古くから薪炭林として、燃料(薪や炭)の供給源になっていました。
環境汚染や地球温暖化の心配のない、自然エネルギー源ですよね。
周囲には枯れ葉と共に、おなじみドングリが。
拾い集めた幼い頃の記憶が誰しもあるのでは。
古くから欧州では、コナラと同属のオークはローマの雷神ジュピターの神木であり、この樹には落雷しないという言い伝えがあるそうです。窓のブラインドなどのヒモの先に付いている丸い球は、本来は雷よけのドングリを模したものだったそうですよ。
是非、冬枯れの森を散策しに来てください。
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