平成18年度 栃木県教育研究発表大会 環境教育部会 概要
学校ビオトープを活用した実践と教育効果の検証
~SPPを活用したビオトープ委員会の活動について~
野木町立新橋小学校 小野寺 初江
本年度、新橋小学校では宇都宮大学のSPPの受講校となり活動している。
ビオトープ設置から3年が経ち、教育課程においては4年生や5年生の理科で活用されているが委員会を中心として活動している。
委員会活動は、毎日の常時活動と月1回の活動をしている。常時活動では、水の管理と水温、気温の測定と簡単な観察をしている。また、月1回の活動では、宇都宮大学教育学部の松井先生の指導を受けた詳しい動植物の観察をしている。標本の作り方や動物同士の関係性、渡良瀬遊水地の植物とのつながりなど専門的な知識の指導を受けている。
活動を通して、子どもたちは水辺の動植物に関心をもち観察する楽しさを感じているようである。