このサイトの目的

1.ふるさと学習の目的

今日の我が国は、国境を越えて情報が行き来し、 人々が交流し合うような「国際化」が急速に進んでいます。 「国際化」が進む社会では、自分の国や外国の歴史や伝統文化を理解し、 その違いを認め、互いに尊重する態度が求められています。 そこで、わたしたちが暮らしている栃木県に目を向け、 身近な地域の歴史や文化について理解を深め、 ふるさと栃木の伝統を守り育てようとする心情をはぐくむことにより、 国際化社会を生きていく人としての土台を築くことを目的としています。

2.栃木ふるさと学習ウェブサイトの構成

わたしたちが暮らしている栃木県には、豊かな自然や先人の努力の跡、 優れた文化財、 伝統的な行事などが数多く残っています。 それらを紹介するため、このウェブサイトでは、 栃木の代表的な「ひと」「もの」「こと」についてのページと、 栃木の特色を知る上で役立つ「かず」(統計資料)を紹介しています。 これらのページを活用してふるさと栃木について調べ、身近な地域について理解と関心を深めましょう。

3.使い方

(1) ふるさと栃木の「ひと」「もの」「こと」

それぞれのカテゴリをクリックすると、 本ウェブサイトに掲載されている人物、文化財、特色ある自然、伝統的な祭や行事、郷土料理などの項目が表示されます。 知りたい項目をクリックすると、情報が表示されます。

(2)ふるさと栃木の「かず」

栃木県の特色を明らかにするには、各種の統計情報を活用し、 様々な面からふるさと栃木をながめてみることが有効です。 「かず」をクリックすると、各種の統計データの項目が示されます。 知りたい項目をクリックすると栃木の全国に占める地位や県内市町のデータなどが数値やグラフで示されますので、 統計から見た栃木や身近な地域の特色を読み取ってください。

4.学習にあたって

「ふるさと栃木」を学ぶために、学習の仕方をイメージしましょう。

(1)課題を設定する

身近な地域や栃木県の特色となるものごとについて、「いつ」、「だれが」、「なぜ」、「どうして」など、 疑問に思ったことをもとに学習課題をつくりましょう。

(2)課題を追究することで、疑問を解決し、理解を深める

課題について、本ホームページやインターネット検索、 書籍などで調べるとともに、 歴史館、博物館の利用や、現地調査・見学などを通して調べ、理解を深めましょう。 特に身近な地域のものごとについて追究する場合は、ぜひ現地調査を実施し、 具体的なものを見て調べるとともに、インタビューなどを通してさまざまな立場の人から情報を得るようにしましょう。

(3)追究結果をまとめ、表現する

学んだことをまとめ、表現する方法を考えましょう。 新聞やパンフレットづくり、プレゼンテーションソフトを使った発表、Webページの作成など、 さまざまな方法が考えられます。伝える相手を意識して、まとめ方を工夫しましょう。

(4)学習成果をいかす

学習した成果をもとに、ふるさと栃木に役立つような働きかけを行ったり、 ふるさと栃木の未来を考えたりしてみましょう。具体的な学習成果のいかし方としては、 まちづくりの案や地域マップを作成したり、環境美化や自然保護、 文化財保護などに関するボランティア活動に参加したりすることなどが考えられます。 ひとりひとりがふるさと栃木との関わりを考え、働きかけを行うことが、 活気にあふれた栃木県を作っていく原動力となります。

(5)学習成果を振り返る

自分の学習を振り返って、 どんな知識や力が身に付いたのかをしっかり振り返りましょう。 「新たに身に付いた知識はなにか」、 「地域の歴史や伝統文化についての見方や考え方が深まったか」、 「学んだことを自分や周りの人々のために活かす方法を考えることができたか」 などについて振り返ることにより、 学習の成果を確認できるとともに、改善すべき点が明らかとなり、次の学習に活かすことができます。