文化芸術による子供の育成事業
6月14日(水)仙台フィルハーモニー管弦楽団による演奏会を、城山西小の児童をお招きして盲学校体育館で開催しました。午前中からバス3台、大型トラック2台で、60名の団員の皆様と20種類にも及ぶ楽器の搬入をしていただきました。
演奏会は、ヨハン・シュトラウス2世の喜歌劇「こうもり」序曲から始まりましたが、その楽器の多さ、音色の素晴らしさに魅了されてしまいました。楽器紹介ではハープを含む弦楽器、管楽器、ティンパニやスネアドラム、パーカッションなどの打楽器で、よく耳にする曲や動物の鳴き声をまねた演奏をしてくださいました。「パオー、ヒヒーン・・・」
後半は2名の児童・生徒による指揮者体験コーナー。「カルメン前奏曲」で指揮棒を振りました。指揮者の松村さんのわかりやすい御指導の下、立派に2拍子の拍を刻み、2人ともオーケストラを率いる大指揮者になりきっていました。
その後「花は咲く」を合唱で共演し、「スラブ舞曲」、交響詩「モルダウ」を解説付きで演奏していただきました。繊細な音の流れに再び会場は魅了されました。アンコールは本校校歌をフルオーケストラバージョンで演奏してくださり、元気にみんなで合唱しました。体育館中が音楽会場のアリーナ席となり、普段では味わうことができない迫力で生の演奏に触れることができました。
仙台フィルの指揮者の松村さん、司会者の我妻さん、コンマスの西本さん、団員の皆様、本当にありがとうございました。