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 11月22日(水)、小学部児童会と中学部生徒会の合同活動を体育館で実施しました。  栃盲小学部・中学部版へびおに「手と手が触れたら じゃんけんぽん!」のゲームを行いました。2チームに分かれ、両端からロープをたどって手と手が触れたところでジャンケンをし、勝った人が前へ進むことができます。対戦相手チームの陣地に、より早く着いた方が勝利です。  合同活動は今年度2回目となりますが、前回同様に、活動の最後に全員で息を合わせて「ビリーブ」を歌唱しました。  普段は別々に学習をしていますが、ゲームや歌唱の活動を一緒に楽しむことができ、児童・生徒達の絆が深まったのではないでしょうか。  
 11月24日(金)に、城山西小学校の3年生19名と盲学校児童6名でゲームオリエンテーリング交流を実施しました。5つの班に分かれて、ボウリング、ボール渡し、楽器当ての3種類のゲームをしました。班の友達同士すぐに打ち解けて応援し合ったり、お互いに声を掛け合って係を分担したり、どうしたら勝てるか並び順を考えたりして、盛り上がっていました。最後に城山西小学校3年生の友達が作ってくれたメダルを、仲良く活動できた証としていただきました。お互いに交流をとおしてたくさんの学びがありました。次の交流の機会を心から楽しみにしています。   
 今年度も特教振大会は、オンデマンドでの配信とし、11月13日(月)から24日(金)まで、県内各特別支援学校で開催し、本校では20日(月)に会場開催に準じた形で実施しました。  特教振会長挨拶(盲学校PTA会長)、紙面による祝辞(栃木県教育委員会教育長様、栃木県保健福祉部長様)、永年に渡って特別支援学校教育に御協力・御尽力いただいた方々への感謝状贈呈の紹介(本校からはアカリチョコレート 上原 晋様)、会員の声の紙面発表(聾学校PTA会長)、記念講演の動画視聴の内容で行いました。  記念講演は、本校卒業生保護者で、社会福祉法人善光会とちぎライトセンター施設長・相談支援センターきらり施設長の佐久間孝子様に講師を依頼し、「娘と歩んで37年 そして未来へ」~視覚障害を持った娘を育て得た宝物~の演題で講演していただきました。  大会を終了し、今後も特別支援学校教育の振興のため、力を合わせて取り組んでいくことを再確認いたしました。
 今年度4月から、長寿命化を目的として本校の中高棟の改修工事を行っています。そこで、工事や建築に関しての知識を得たり生活経験の拡大を図ったりすることを目的として、工事現場の見学を行っています。  施工業者の御厚意もあり、安全面に配慮しながら、組んである足場に上ったり、工事現場にしかない特殊な工具等を実際に触って確認したりする貴重な経験ができました。    
 本校では、令和5年11月15日(水)に宮城教育大学名誉教授の 猪平 眞理 先生をお招きし、専門性向上研修会を開催しました。猪平先生は、全国視覚障害早期教育研究会名誉会長でもあり、幼児教育と視覚障害教育の第一人者でございます。当日は、関東甲信越地区の盲学校7校がオンラインで研修会に参加してくれましたが、猪平先生の名声と人気ぶりが伝わってまいります。  猪平先生は、朝早くから本校に足を運んでくださり、午前中は幼稚部の授業参観及び幼稚部保護者との懇談、午後は小学部の授業参観及び授業者への助言と、御指導を賜ることができました。そして、放課後に講演会をいう運びでしたが、一日を通して温かい眼差しと穏やかな表情で対応してくださいました。  放課後の講演会では、『視覚障害のある子どもの探求心の育みを大切にした早期からの支援』という演題のもと、「触知覚の育成には旺盛な探求心が必要」や「子どもの意欲的な学びを誘うためには安心できる状況が必要」、効率のよい視覚の使い方を体得する過程で「目と身体の協応も重要」などなど、目からうろことなる金言をたくさん頂戴しました。今回の研修によって、まだまだ猪平先生の足元にも...
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児童会生徒会合同活動

 11月22日(水)、小学部児童会と中学部生徒会の合同活動を体育館で実施しました。

 栃盲小学部・中学部版へびおに「手と手が触れたら じゃんけんぽん!」のゲームを行いました。2チームに分かれ、両端からロープをたどって手と手が触れたところでジャンケンをし、勝った人が前へ進むことができます。対戦相手チームの陣地に、より早く着いた方が勝利です。

 合同活動は今年度2回目となりますが、前回同様に、活動の最後に全員で息を合わせて「ビリーブ」を歌唱しました。

 普段は別々に学習をしていますが、ゲームや歌唱の活動を一緒に楽しむことができ、児童・生徒達の絆が深まったのではないでしょうか。

 

小学部 城山西小学校との交流(ゲームオリエーテーリング)

 11月24日(金)に、城山西小学校の3年生19名と盲学校児童6名でゲームオリエンテーリング交流を実施しました。5つの班に分かれて、ボウリング、ボール渡し、楽器当ての3種類のゲームをしました。班の友達同士すぐに打ち解けて応援し合ったり、お互いに声を掛け合って係を分担したり、どうしたら勝てるか並び順を考えたりして、盛り上がっていました。最後に城山西小学校3年生の友達が作ってくれたメダルを、仲良く活動できた証としていただきました。お互いに交流をとおしてたくさんの学びがありました。次の交流の機会を心から楽しみにしています。

  

栃木県特別支援学校教育振興会第55回大会~特別支援学校教育振興のつどい~について

 今年度も特教振大会は、オンデマンドでの配信とし、11月13日(月)から24日(金)まで、県内各特別支援学校で開催し、本校では20日(月)に会場開催に準じた形で実施しました。

 特教振会長挨拶(盲学校PTA会長)、紙面による祝辞(栃木県教育委員会教育長様、栃木県保健福祉部長様)、永年に渡って特別支援学校教育に御協力・御尽力いただいた方々への感謝状贈呈の紹介(本校からはアカリチョコレート 上原 晋様)、会員の声の紙面発表(聾学校PTA会長)、記念講演の動画視聴の内容で行いました。

 記念講演は、本校卒業生保護者で、社会福祉法人善光会とちぎライトセンター施設長・相談支援センターきらり施設長の佐久間孝子様に講師を依頼し、「娘と歩んで37年 そして未来へ」~視覚障害を持った娘を育て得た宝物~の演題で講演していただきました。

 大会を終了し、今後も特別支援学校教育の振興のため、力を合わせて取り組んでいくことを再確認いたしました。

中高棟工事現場見学

 今年度4月から、長寿命化を目的として本校の中高棟の改修工事を行っています。そこで、工事や建築に関しての知識を得たり生活経験の拡大を図ったりすることを目的として、工事現場の見学を行っています。

 施工業者の御厚意もあり、安全面に配慮しながら、組んである足場に上ったり、工事現場にしかない特殊な工具等を実際に触って確認したりする貴重な経験ができました。

   

【第2回サタデースクール】

 11月18日(土)に第2回サタデースクールを行いました。

 前半の理科工作では、CDを使ったホバークラフトを作りました。CDに好きなシールでデコレーションし、ホットボンドで食器用洗剤のキャップを接着し、風船を膨らませてセットするという工作で、しっかり触って確かめて、じっくりと制作を進めることができました。シールは数種類の中から形や感触が好みのものを選びました。風船に手を当てて耳を澄まし、膨らんだりしぼんだりする様子を確認したり、洗剤のキャップから出てくる風を感じたりしました。様々な感覚をたくさん使う活動となりました。

 後半のSTT(サウンドテーブルテニス)では、ボールの鈴の音をよく聞いて、ボールの位置を探ったり、タイミングよく打ち返したりすることに難しさを感じながらも、楽しく取り組む姿が見られました。御家族にもアイマスクを付けて体験していただき、最後はゲームをして盛り上がりました。

 今回の体験を通して、一つ一つの学習を丁寧行っている盲学校の教育について、理解を深めていただけたものと思います。

 御参加いただきありがとうございました。

 

視覚障害教育に関する専門性の向上を目的とした研修会

 11月15日(水)、宮城教育大学名誉教授の猪平眞理先生に御来校いただき、研修会を実施しました。

 本校の幼稚部や小学部重複障害学級の授業参観と助言や幼稚部や早期教育相談保護者を対象とした「ミニ育児学級」の他、「視覚に障害を有する幼児児童生徒の探究心を育てるには」という演題で講話をいただきました。また、この講話は、関東甲信越地区の盲学校にオンラインで配信しました。

 猪平先生の御指導により、視覚に障害を有する幼児児童生徒を指導する際には、安心感のある環境で探究心を育てることが大切であることを改めて確認することができました。

 今回の研修の成果を、今後の本校の教育活動に生かしていきたいと考えています。

  

【小学部】校外学習で子ども総合科学館にいってきました!

 10月27日(金)に栃木県子ども総合科学館へ校外学習に行ってきました。乗り物広場では、ミニ機関車や変わり種自転車に乗ったり、館内では参加型の展示に触れたりして、笑顔あふれる校外学習となりました。体験する中で「どうして?」、「なんでだろう?」という児童の言葉がとても印象的でした。

 

 子ども総合科学館は改修工事のために年明けから休館になります。新しくなった子ども総合科学館での校外学習も楽しみです。

  

高等部普通科2年インターンシップ

 高等部普通科2年の生徒2名は、観光施設と老人介護福祉施設での職場体験(インターンシップ)を通じて、学校では得られない貴重な経験を積みました。

 1名の生徒は日光市観光協会鬼怒川・川治温泉観光情報センターにおいて、観光客への対応などの業務に携わりました。おもてなしする立場で見る景色が、地元住民として見る景色とは異なることに気付き、地域の良さを再認識しました。

 もう1名の生徒は、国際医療福祉大学老人介護施設マロニエ苑で介護補助を体験しました。高齢者へのケアと支援に関する貴重な見識を得るともに、利用者やスタッフとのコミュニケーションの大切さに気付きました。

 生徒たちは卒業後の進路についての自覚を深め、将来に向けて確実に一歩を踏み出しました。

「『天才てれびくん』視聴会」

 10月31日(火)本校寄宿舎の中学部生二人が出演する「天才てれびくん ▽盲学校の中学生と演奏SP▽曲作り・夏の思い出」が放送されました。
 夕食後に、出演した二人を囲んで寄宿舎生、職員みんなで視聴会を開きました。「寄宿舎が映ってる。」「いい歌だね。」とわいわい声があがりました。
 以下は視聴後の二人から感想です。
「いい演奏ができてよかったです。」
「撮影のときよりも緊張しました。」

 

城山地区文化祭・農業祭に参加しました

 11月4日(土)~5日(日)の2日間、宇都宮市城山地区市民センターにて城山地区の文化祭・農業祭が開催されました。

 5日は専攻科生徒によるマッサージコーナーが開設され、地域のお客様で賑わいました。会話を楽しみながらのマッサージは、地域の方々に大好評でした。

 4日からは市民センター内で作品展が行われ、多くの方が児童生徒の作品に関心を寄せてくださいました。

城山地区の一員として、盲学校を今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

   

R4トピックス

R4

盲導犬についての研修会

 3月14日、20日に、本校の全教職員を対象に、お隣の東日本盲導犬協会様より久野さやか様を講師に、御講話と、盲導犬の歩行体験による「盲導犬についての研修会」を実施いたしました。盲導犬の仕事、盲導犬の一生、盲導犬と接する際の配慮事項、ユーザー学生を想定した学校や寄宿舎生活等について、具体的な写真や動画を交えた非常にわかりやすい御講話をいただきました。参加した職員からは質問がたくさん出されました。盲導犬ユーザー学生が本校に入学した場合などの対応について等、具体的なイメージを描くとともに、盲導犬に関する法的な内容も含め、正しく理解する機会となりました。

 

令和4年度 卒業式

 3月13日(月)、令和4年度の卒業式を挙行いたしました。幼稚部2名、中学部1名、高等部普通科3名、高等部専攻科5名、合計11名の卒業生が学校長から卒業証書を授与される姿は、一人一人が輝き、とても誇らしいものでした。

 盲学校を卒業し、社会に羽ばたく皆さん。盲学校は皆さんのふるさとです。

 御卒業おめでとうございます。

卒業証書授与の様子 答辞の様子

校外学習(高等部普通科1年1組)

 関東自動車駒生営業所に御協力いただき、路線バスの車両を利用した学習を行いました。バスの構造、乗降方法、料金の支払い方法など、路線バスの利用に必要な事項を実際に触って確認したり、体験したりしました。また、車外スピーカーから聞こえるアナウンスや車内のアナウンスをそれぞれ聞き、バスの行き先などを確認しました。路線バスの利用経験がほとんどない生徒たちでしたが、路線バスも利用交通機関の選択肢の一つとなったようです。

 

卒業舎生祝いの会

 2月27日(月)に卒業舎生祝いの会が行われました。第1部冒頭、校長先生からのお祝いのメッセージが読み上げられました。寮務主任からは一人一人のエピソードを交えた卒業舎生の紹介を受け、教頭先生からは卒業記念品が手渡されました。卒業舎生からは、在校舎生や職員に向けての感謝や激励の言葉がありました。その後、味しい祝菓をみんなで楽しくいただきました。アットホームな雰囲気の中、最後に舎生会会長から心のこもった「在舎生代表贈る言葉」が読み上げられました。

 第2部では、素敵な音楽と在舎生からのお祝いのメッセージCDに耳を傾けながら、卒業舎生クエストメニューの夕食を美味しく味わいました。いつもとは違って寄宿舎生みんなで一斉にごちそうさまのあいさつをして、食事 会を締めくくりました。

 卒業する5名の寄宿舎生の皆さん、御卒業おめでとうございます。 

                      

 

   

手洗い指導

 Kao株式会社より「みんなで手あらい 盲学校向け」という教材をいただきました。これは手あらい指導を盲学校用にアレンジしたもので視覚に頼らずに正しい手洗いを学ぶことができる教材です。この教材を使用し小学部で授業を行いました。

 専用のジェルを手に付けブラックライトで照らして手には汚れがたくさんついていることを確認し、その後「あわあわ手あらいのうた」に合わせて手洗いを行うと手はきれいになりました。洗い残しが多い場所が触ってわかる手袋は児童からも好評でした。

  

非常食体験献立

 今日の給食では、給(食)を救うカレー『救給カレー』という非常食を提供しました。

 東日本大震災ではライフラインの停止による学校給食施設の使用不能や、交通寸断による輸送不能により、給食の提供が不可能になる地域がありました。

 そこで、全国の栄養教諭・学校栄養職員の手により、災害被災体験の教訓をもとに、成長期の子供たちの栄養バランス、心の安定、体力保持等を考え、ライフラインが途絶えてもそのまま食べることができる非常食をと、こだわりをもって開発されたものです。

 いざという時に慌てないよう、非常食体験を通して防災意識を高めていきたいですね。

 

東武鉄道体験会

 東武鉄道株式会社様にお声がけをいただき、東武宇都宮駅にて実際の列車を使用した体験会に参加して参りました。

 当日は中学部・高等部・専攻科の14名の生徒及び教職員が参加しました。

 車両の触察や線路内歩行、駅職員の方による手引きの誘導体験、白杖のドアばさみ体験、ホームの高さ調べ、券売機の音声案内の利用、自動改札機調べ等々、普段は行うことの難しい体験を経験させていただきました。

 参加した生徒からは、「ホームと線路はこんなに高かったのかと思い、のぼれないと思った」「ドアに白杖をはさむ体験をし、ドアの閉まる力が強いことにびっくりした」「車両の連結部など細かいところまで触ることができて良かった」等の感想が出されました。

 今後の安全な鉄道利用に向けて大事な知識と技術を身につける機会となりました。

  

中学部送別会

 2月24日(金)に中学部の送別会が行われました。今年度は1名が卒業します。在校生みんなで、プログラムや飾りを作ったり、歌や太鼓の練習をしたりして準備をしてきました。当日は、在校生が司会進行や挨拶などの係を分担しました。卒業生は、在校生に向けて「お話」のプレゼントを贈りました。在校生からも、お花や記念品が送られました。卒業生との最後の思い出となる楽しいひとときを過ごし、心温まる送別会となりました。

  

ざぶん展 出展

 陶芸教室で制作した本校幼児児童の作品が、今年も陶芸家 林香君先生主催の「ざぶんSDGs大賞展」(場所:栃木県子ども総合科学館)に出展されました。たくさんの人が足を止めて、カラフルな作品に見入っていました。