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  栃木県立盲学校HPに御来訪くださり感謝申し上げます。  校長の野原辰男でございます。校長としては2年目、勤務歴としては12年目となりました。  今年度も、よろしくお願いいたします。  はじめに、本校では令和6年度から3つの新事業を始めました。以下のとおりですので、お知らせします。 (1)『とちもうeyeサポートセンター』の立上げ (2)『幼稚部3歳児学級』の設置 (3)『通級による指導』の開始  3つの事業がスタートし、栃木県立盲学校の新しい歴史が始まります。視覚障害教育に関するセンター的機能の更なる充実を進めてまいりますので、よろしくお願いいたします。  さて、見えない・見えにくいことでお困りの方はいませんか。就学や進学、そして将来の生活に不安や悩みをかかえている方にとって、盲学校への入学は、1つの選択肢です。なぜなら、盲学校だからこそできる教育があると考えているからです。  盲学校の在籍者数は全国的に減少する傾向にありますが、本校では少人数であることをアドバンテージととらえて、個に応じた教育を手厚く行っています。そして、自己実現を図れる幼児児童生徒を育てております。また、盲学校...
 本年度は、小学部2名、中学部1名、高等部普通科3名合計6名の児童生徒が入学しました。  来賓のPTA会長様からは、「笑顔多き学校生活となりますよう、心から願っております。そして、私達も応援しております。」との励ましの言葉がありました。  新入生のみなさんの今後の学校生活が有意義なものとなるように、教職員一同、今後も全力で教育活動を進めて参ります。  
 4月8日(月)、第1学期始業式及び離任式が実施されました。  始業式では校長先生から、「年度初めに目標をしっかりと立てて、卒業式や修業式で成長を確認できるようにしてください。」との講話がありました。  また、始業式の後、離任式が実施されました。幼児児童生徒から花束を受け取った7名の教職員からは、思い出や励ましの言葉を含んだ心のこもった挨拶がありました。  1年後、幼児児童生徒一人一人が成長を実感できるように、教職員一同、一致団結して教育活動を進めて参ります。  
 3月22日(金)、体育館で修業式が実施されました。校長先生から、各学部の代表に修了証が授与されました。また、校長先生から、「今年度の成長を確認してほしい。」との講話がありました。1年間の学びを丁寧に振り返り、4月から新たな気持ちで目標達成に向けて頑張りましょう。
 長年の願いだった絨毯が張り替えられ、外壁が塗装され、照明も新しくなりました。3月21日(木)、一足早い音楽室のお披露目として、小・中学部合同の音楽の授業として、「音楽室の工事おわったよコンサート」を開きました。教室から音楽棟までの経路をたどり、教室等の新しくなったドアの素材も触って確認しました。音楽室に入ると、「ふかふかの絨毯だ!」と歓声が上がっていました。グランドピアノやバイオリンの演奏に合わせて「ドレミの歌」「北の国から」を歌ったり、マリンバやトーンチャイムの音色に耳を傾けたりしました。新学期の授業も楽しみです。   
   3月18日は「点字ブロックの日」です。今年度も点字ブロックの重要性を更に多くの方々に知っていただくことを目的とし、宇都宮メディア・アーツ専門学校の御協力を得て、ポスターを作成いたしました。   点字ブロックは、岡山市の安全交通試験研究センター初代理事長の三宅精一氏によって考案されました。1967年3月18日に、世界で初めて、岡山盲学校近くの交差点に敷設されました。  「点字ブロックの日」は、この日を記念した日です。2001年にJIS規格として形状の標準化が行われました。点字ブロックの色は主に黄色で、線状の誘導ブロックと点状の警告ブロックがあります。  点字ブロックは、視覚障害者の安全な歩行のために大切なものですので、点字ブロックの上や脇に自転車や車をとめたり、看板や物を置いたりしないようお願いいたします。また、白杖歩行だけではなく、点字ブロックを目で追いながら歩くことが可能な弱視者にとっても大切なものであり、路面との色のコントラストがはっきりしている黄色の点字ブロックが敷設されていくことも重要になってきます。
 3月14日(木)に高等部普通科2年生徒2名がスクールバスと路線バスを利用し、JR宇都宮駅方面に校外学習に行きました。同行援護を利用して外出することを想定し、事前にJR宇都宮駅周辺の情報を収集したり、行動計画を作成したりしました。当日は、同行した職員に援助依頼をしながら、それぞれの行動計画に従って、買い物やLRTの乗車などを経験しました。
 3月11日(月)、令和5年度の卒業式を挙行いたしました。今年度は、多数の来賓をお招きし、盛大に実施することができました。  小学部、中学部、高等部普通科の卒業生一人一人が学校長から卒業証書を授与される姿は、一人一人が輝き、とても誇らしいものでした。  盲学校を卒業し、社会に羽ばたく皆さん、盲学校は皆さんのふるさとです。今後も皆さんの成長と活躍を見守り、またこれからも応援しています。  御卒業おめでとうございます。
 2月26日(月)、卒業舎生祝いの会が行われました。各担当指導員による手引きでの入場後、卒業舎生からは寄宿舎の思い出やこれからの抱負が語られました。校長先生からの激励のメッセージと記念品の贈呈の後、記念写真を撮影しました。アットホームな雰囲気のまま食堂での会食会に移り、卒業舎生の好きな曲を聴きながら美味しい食事を楽しみました。  卒業舎生のみなさん、御卒業おめでとうございます。