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 5月1日(水)の放課後、本校専攻科2・3年生を対象に進路講話を実施しました。今年度の進路担当教員から治療院や訪問マッサージ、ヘルスキーパーの職務内容について経験談を交えた話がありました。生徒たちはそれぞれの進路について、より具体的なイメージを膨らませることができたのではないかと思います。今回の進路講話を踏まえ、それぞれの進みたい道から逆算して、今すべきことは何か、考えられるようになってほしいと思います。今後、進路希望調査を配付し、その結果を基に進路開拓や授業を進めていく予定です。
 南極教室当日の給食は、「南極献立」でした。本校栄養教諭が、農林水産省のホームページに掲載されている、南極観測隊の調理隊員として働いていた方のコメントを参考にした献立を考案しました。  南極ではごみに関するルールが厳しく決められているため、食品ロスを出さない食事を考えているそうです。特に、水質汚染を防ぐために液体ごみを発生させないようにする必要があり、余分な水分を出さないように気をつけていたそうです。  「悪魔めし」は、天かす、青のりを使った天つゆ味の混ぜご飯です。南極では、それをおにぎりにして提供した際に、とてもおいしいが夜食として食べるには高カロリーで、隊員が思わず「悪魔的だね」とつぶやいたことから、悪魔おにぎりと呼ばれていたそうです。  南極教室の中継では、調理隊員が食堂から「悪魔のおにぎり」を紹介してくださいました。  給食では「天使のデザート」も提供されました。南極では貴重な食材を無駄にしないよう、フルーツ缶はフルーツとシロップを分け、1缶から2品のデザートを作っていたそうです。フルーツ缶のシロップとヨーグルトを混ぜたデザートを、天使のデザートと呼んでいたそうです。  他の...
 南極の昭和基地、東京の国立極地研究所、本校体育館をオンラインでつなぎ、「南極教室」が行われました。現在第65次南極地域観測隊として活躍されている草野修平隊員が、宇都宮地方気象台に勤務されていたときに本校の防災教育に協力をしてくださったことが縁となり、実施されることになりました。  中継では、視覚障害者に配慮してくださり、ペンギンの鳴き声や氷面を歩く音、ブリザードの音、破氷船が氷を割り進む音など、南極から届くさまざまな音や声に耳を傾けました。  事前学習では、南極から届いた氷を触ったり氷から聞こえる音に耳を澄ましたりしました。草野隊員からは、どうして不思議な音がするのかをわかりやすく説明してくださりました。  質問コーナーでは、生物に詳しい隊員も登場し、南極にいる動物について教えてくださりました。また、降水量についての質問では、地球温暖化を防ぐことにつながるように、草野隊員が観測に尽力されていることが分かりました。  極寒の地から優しく丁寧に、温かく教えてくださった草野隊員、昭和基地の皆様、主催してくださった国立極地研究所の皆様、本当にありがとうございました。昭和基地は、これからさ...
 5月13日(月)、多くの保護者に参加していただき、第1回保護者会が行われました。  全体会では、校長から「特別支援教育の在り方に関する検討会報告書」や本校の新規事業等の説明が行われました。また、担当係より、欠席連絡や配布物の電子化の説明等が行われました。保護者の皆様からのアンケートでは、「より良い学校のために、新しい試みをしてくださることに感謝しながら、親自身も学んでいきたい。」、「新しい改革がたくさんで今の時代に沿っていて興味深かったです。」等の感想をいただきました。  その後、学部懇談と授業参観が行われました。授業参観については、「日頃の様子が見られて嬉しかった。」「楽しく取り組む姿が見られました。」等の感想をいただきました。  今後も保護者の皆様と共通理解を図りながら学校運営を進めて参りたいと考えています。御協力をお願いいたします。
教科書展示会のお知らせ  小・中・高等学校及び特別支援学校において使用している教科書を、下記の期間展示しています。保護者の皆様も自由に見学することができます。  詳細は、以下を御覧ください。  R06 教科書展示会のお知らせ.pdf
     皆さんは、足利盲学校を御存知でしょうか。本校初代校長の沢田正好先生も指導者として携われた足利鍼灸按講習所が大正5年11月に設立されました。そして大正6年には私立足利盲学校に改称され、昭和10年4月には栃木県立足利盲学校となっています。宇都宮市にも明治42年に創立した私立宇都宮盲唖学校があり、栃木県に盲教育を行う学校が2校あったということになります。昭和10年には両校が県立学校になり、昭和14年には、宇都宮盲唖学校の盲部門が足利盲学校に移り、足利市に盲学校、宇都宮市に聾唖学校という時代が10年余り続きました。  写真にある木造の建物は、昭和5年、私立足利盲学校だった時代に建立され、昭和24年8月に横川村江曽島(現宇都宮市江曽島)に移転するまで約20年間に渡って使用された校舎です。移転後は、30年ほど前まで幼稚園の校舎として使われていたそうです。お隣の足利市視覚障害者福祉ホームには、沢田先生の胸像が大切に保存されていました。沢田先生は校長を退任されたのちも、足利市で視覚障害者のために様々な活動を続けられたそうです。校長、教頭を含む4名の現役職員が胸像と対面させていただくことができましたが、改めて足利市...
 令和6年度より、幼小部と中学部の児童会と生徒会を統合し、幼小中学部児童生徒会として活動をスタートします。  4月17日(水)に新役員を決める選挙が行われました。立候補した児童生徒は、昼休みなどを使って選挙活動をしたり、立会演説会で意気込みを伝えたりしました。一人一人が自分の意思で投票し、会長と副会長2名の新役員が決まりました。  そして、4月24日(水)には、新役員の任命式が行われました。役員一人一人に校長先生より「任命書」が手渡され、会長からは頼もしい「宣誓」が行われました。  今年度から、児童生徒会の活動をサポートする役割である「庶務係」ができ、4名の児童生徒が担当することになります。これから役員や庶務係を中心に、みんなで力を合わせ、明るく楽しい学校生活にすることができるよう、活動していきます!    
 4月25日(木)に、宇都宮市文化会館において、劇団四季ミュージカル「ガンバの大冒険」が公演され、小学部4~6年の児童が鑑賞しに行きました。本校の他、宇都宮市内の小学校や特別支援学校などの児童も参加しており、大ホールは満員でした。開演の音響が流れ幕が開くと、大歓声と大きな拍手が会場を包みました。  児童たちは、迫力ある演技と歌声にじっと聞き入っていました。中には、演技の途中で何度も出てくる「行こうよ仲間たち」という歌の歌詞を覚え、一緒に歌う児童もいました。  帰校後、各学級で振り返りの時間を持ちました。「ガンバクイズ」をしてストーリーを振り返ったり、感想を伝えあったりしました。どの児童からも、「楽しかった!」という声がたくさん聞かれました。  
  栃木県立盲学校HPに御来訪くださり感謝申し上げます。  校長の野原辰男でございます。校長としては2年目、盲学校での勤務歴としては12年目となりました。今年度も、よろしくお願いいたします。  ところで、はじめに紹介したいのですが、本校では令和6年度から以下にあげた3つの新事業を始めました。 (1)『とちもうeyeサポートセンター』の立上げ (2)『幼稚部3歳児学級』の設置 (3)『通級による指導』の開始  これらの事業に取り組み、視覚障害教育に関するセンター的機能の更なる充実を進めてまいります。栃木県立盲学校の新しい歴史が始まろうとしています。地に足をつけ、進めてまいりますので、今後ともよろしくお願いいたします。  さて、見えない・見えにくいことでお困りの方はいませんか。就学や進学、そして将来の生活に不安や悩みをかかえている方にとって、盲学校への入学は、1つの選択肢です。なぜなら、盲学校だからこそできる教育があると考えているからです。  近年、盲学校の在籍者数は全国的に減少する傾向にありますが、本校では少人数であることをアドバンテージととらえて、個に応じた教育を手厚く行っています。そ...
 本年度は、小学部2名、中学部1名、高等部普通科3名合計6名の児童生徒が入学しました。  来賓のPTA会長様からは、「笑顔多き学校生活となりますよう、心から願っております。そして、私達も応援しております。」との励ましの言葉がありました。  新入生のみなさんの今後の学校生活が有意義なものとなるように、教職員一同、今後も全力で教育活動を進めて参ります。  
 4月8日(月)、第1学期始業式及び離任式が実施されました。  始業式では校長先生から、「年度初めに目標をしっかりと立てて、卒業式や修業式で成長を確認できるようにしてください。」との講話がありました。  また、始業式の後、離任式が実施されました。幼児児童生徒から花束を受け取った7名の教職員からは、思い出や励ましの言葉を含んだ心のこもった挨拶がありました。  1年後、幼児児童生徒一人一人が成長を実感できるように、教職員一同、一致団結して教育活動を進めて参ります。  
 3月22日(金)、体育館で修業式が実施されました。校長先生から、各学部の代表に修了証が授与されました。また、校長先生から、「今年度の成長を確認してほしい。」との講話がありました。1年間の学びを丁寧に振り返り、4月から新たな気持ちで目標達成に向けて頑張りましょう。
 長年の願いだった絨毯が張り替えられ、外壁が塗装され、照明も新しくなりました。3月21日(木)、一足早い音楽室のお披露目として、小・中学部合同の音楽の授業として、「音楽室の工事おわったよコンサート」を開きました。教室から音楽棟までの経路をたどり、教室等の新しくなったドアの素材も触って確認しました。音楽室に入ると、「ふかふかの絨毯だ!」と歓声が上がっていました。グランドピアノやバイオリンの演奏に合わせて「ドレミの歌」「北の国から」を歌ったり、マリンバやトーンチャイムの音色に耳を傾けたりしました。新学期の授業も楽しみです。   
   3月18日は「点字ブロックの日」です。今年度も点字ブロックの重要性を更に多くの方々に知っていただくことを目的とし、宇都宮メディア・アーツ専門学校の御協力を得て、ポスターを作成いたしました。   点字ブロックは、岡山市の安全交通試験研究センター初代理事長の三宅精一氏によって考案されました。1967年3月18日に、世界で初めて、岡山盲学校近くの交差点に敷設されました。  「点字ブロックの日」は、この日を記念した日です。2001年にJIS規格として形状の標準化が行われました。点字ブロックの色は主に黄色で、線状の誘導ブロックと点状の警告ブロックがあります。  点字ブロックは、視覚障害者の安全な歩行のために大切なものですので、点字ブロックの上や脇に自転車や車をとめたり、看板や物を置いたりしないようお願いいたします。また、白杖歩行だけではなく、点字ブロックを目で追いながら歩くことが可能な弱視者にとっても大切なものであり、路面との色のコントラストがはっきりしている黄色の点字ブロックが敷設されていくことも重要になってきます。
 3月14日(木)に高等部普通科2年生徒2名がスクールバスと路線バスを利用し、JR宇都宮駅方面に校外学習に行きました。同行援護を利用して外出することを想定し、事前にJR宇都宮駅周辺の情報を収集したり、行動計画を作成したりしました。当日は、同行した職員に援助依頼をしながら、それぞれの行動計画に従って、買い物やLRTの乗車などを経験しました。
 3月11日(月)、令和5年度の卒業式を挙行いたしました。今年度は、多数の来賓をお招きし、盛大に実施することができました。  小学部、中学部、高等部普通科の卒業生一人一人が学校長から卒業証書を授与される姿は、一人一人が輝き、とても誇らしいものでした。  盲学校を卒業し、社会に羽ばたく皆さん、盲学校は皆さんのふるさとです。今後も皆さんの成長と活躍を見守り、またこれからも応援しています。  御卒業おめでとうございます。
 2月26日(月)、卒業舎生祝いの会が行われました。各担当指導員による手引きでの入場後、卒業舎生からは寄宿舎の思い出やこれからの抱負が語られました。校長先生からの激励のメッセージと記念品の贈呈の後、記念写真を撮影しました。アットホームな雰囲気のまま食堂での会食会に移り、卒業舎生の好きな曲を聴きながら美味しい食事を楽しみました。  卒業舎生のみなさん、御卒業おめでとうございます。  
 2月19日(月)、のど自慢大会「寄宿舎うたの王様」が開催されました。ここ数年は放送による実施でしたが、今回はプレイルームに集まり、寄宿舎生による歌や生演奏をみんなで楽しみました。最後には、事前収録した校長先生や教頭先生の歌のプレゼントも飛び出し、大いに盛り上がりました。    2月20日(火)からは、舎生会役員と希望者による「寄宿舎ラジオ」が放送されました。ラジオDJさながら、音楽やお笑いを紹介したり、卒業舎生へ歌のプレゼントをしたりして、個性豊かな6番組が放送されました。放送前の緊張した顔つきは、放送後には達成感のある笑顔に変わっていました。どれも「再放送」の要望がたくさんの人気番組ばかりでした。  
 2月16日にクリーンパーク茂原の見学に行ってきました。クリーンパーク茂原の敷地内にある環境学習センターで施設の説明を聞いてから、ごみ処理施設とリサイクルプラザを見学しました。  リサイクルプラザでは、ビンや缶の選別は、機械だけでなく人の手を使って行われていることに驚き、厚いガラス越しからも大きな音が聞こえていて、「中ではもっと大きな音がしているんだろうな。」と職員の方に感想を伝える児童もいました。  次に、ペットボトルがどのようにリサイクルされているのか見学をしました。リサイクルするために細かく刻まれた破片(ペレット・フレーク・ポリエステル)を触ったり、アルミ缶約2000個を機械で固めた塊にも触れたりすることができました。  最後に、クリーンパーク茂原で一番持ち込まれる燃えるゴミのごみピットの見学をしました。ここでは、大量のごみを大きなクレーンでつかむ様子を実際に見せていただきました。クレーンを見た児童は「UFOみたい。」と率直な感想を述べていました。  今回の見学先は社会で学習していた場所だったこともあり、教科書で学んでいたことを実際に確認することができました。また、教科書に載って...
 2月19日(月)保護者会を開催しました。今回は全体会として保護者人権研修、学校評価アンケートの結果説明を行い、その後授業参観となりました。人権研修では「無意識に思い込んでない?」というタイトルで、無意識の思い込み(アンコンシャス・バイアス)について参加した保護者の皆様で意見交換を行いました。3~4人のグループに分れて活発な意見が交わされました。事後アンケートでは『「女の子だから」「男の子だから」という無意識な考えに改めて考えさせられました。』『直接いろんな方の意見を聞ける機会は今までなかったので、今日は良い勉強になりました。』『楽しかったです。』『無意識の思い込みに意識を向けて、自分らしく生きていける社会がくるように個人が心がけていくことを強く感じた。』などの感想が寄せられました。  また、学校評価アンケートの結果についても熱心に耳を傾けてくださっていました。  授業参観では一生懸命学習に取り組んでいる様子から、成長を感じたという内容の感想が多く寄せられました。  お忙しい中、御参加くださった保護者の皆様、ありがとうございました。当日残念ながら参加できなかった保護者の皆様には資料...
 令和6年2月22日に、文教大学 教育学部 発達教育課程 教授の小畑千尋先生が、来校してくださいました。小畑先生は、音楽教育学が専門でいらっしゃいますが、特に歌唱におけるオンチ克服指導法として独自の理論『OBATA METHOD』を確立された著名な先生です。私が聾学校長だった時代に聾学校にも2回ほど来校してくださいましたので、お会いするのは3回目になります。毎回のことですが、小畑先生の前向きで人の良さに着目する姿勢が素晴らしく、知り合えたことに喜びを感じてしまいます。今回は小学部、中学部、高等部の音楽を見学してくださいましたが、盲学校児童生徒が自分の声に耳を傾け、大切に歌う姿にとても感心しておられました。また、音楽科教員への賛辞も頂戴することができました。このことは音楽科教員はもちろんのこと、本校にとりましても大きな励みとなりました。著名で多忙な小畑先生に御来校いただきましたことに心から感謝申し上げます。
 2月15日(木)中学部の校外学習を行いました。  今年8月に開通したLRTを利用してJR宇都宮駅とベルモールを往復しました。往路では、駅にちょうど停車していた車両があったため、集合写真を撮ったり、車体を触察したりしました。車内では、電車やバスとは違う雰囲気に緊張しながらも、アナウンスや周りの音に耳を傾けたり、乗り心地を体感したりしていました。復路では、ホームのいすに腰掛けて談笑したり、白杖でホームの高さを確認したりしました。  ベルモールでは、昼食や買い物等をして過ごしました。生徒一人一人が好きな物を食べたり買ったりして楽しい時間を過ごしました。  JR宇都宮駅では、ウツノミヤテラス、駅ビルや駅構内を散策しました。その後、日光線で鹿沼駅へ移動しました。  LRTとJR線では、交通系ICカードでの乗降に初挑戦した生徒もいました。  様々な体験ができて充実した一日となりました。   
 給食週間に合わせて「食育講話」と「給食感謝の集い」を実施しました。食育講話では栄養教諭から、バランスの良い食事や食事のマナー、伝統料理などについて講話がありました。また、小学部で実施した給食感謝の集いでは、毎日おいしい給食を作ってくれている栄養教諭と調理員さんに感謝の気持ちを伝え、手紙と壁に飾る手作りの給食に関する作品を渡しました。手紙と作品は、食堂に掲示してありますので、機会があれば、ぜひご覧ください。また、給食週間に合わせて給食週間献立も提供されました。  
 毎年幼児児童生徒が楽しみにしている季節がやってきました。今年も、鹿沼市のアカリチョコレート社長の上原様と鹿沼市社会福祉協議会の齋藤様が、バレンタインデーに合わせてチョコレートのプレゼントを持って訪問してくださいました。  生徒代表からは、「これまでも色々な食感を味わいながら食べられて、とても美味しかった。」とのお礼の言葉がありました。  贈呈式で、上原さんには、以下のような手紙を読み上げていただきました。今後もアカリチョコレートさんとの関係を大切にしていきたいと思います。    栃木県立盲学校の皆様へ 今日皆さんにお渡しするチョコレートは、 本当は見た目が岩みたいな長方形のクランチチョコレートなのですが、 つくる時に割れたりして形が小さかったり、不揃いで販売できない5種類のチョコをミックスにしました。味はビター、 ミルク、イチゴ、 抹茶、 キャラメルホワイトチョコとなりますが、小さいので味がわかりにくいかも知れません。お店で販売できないからといって捨ててしまうのは、とてももったいないので冷凍保存しておきます。半年に一度くらい食べてもらえる施設などに届けています。 見た目は小さくて良く...
 創立記念日の前日、2月9日(金)に、令和5年度創立記念行事を実施しました。昨年度は、オンデマンドで実施しましたが、今年度は久しぶりに全幼児児童生徒が体育館に集まりました。  校長先生からは、本校創立から現在に至る115年間のファミリーヒストリーについての講話がありました。それに加えて、本校の校章の由来や創立80周年の記念品として作成した八丸君(陶器の置物)の説明、昭和12年に本校の生徒40余名が小山駅でヘレンケラー女史と奇跡の出会いがあったことも紹介がありました。  幼児児童生徒にとって、本校の創立に関わる先人と母校の歴史について理解を深める大変よい機会となりました。    
 2月1日(木)、宇都宮大学共同教育学部附属中学校との交流活動を行いました。今年度が初めての交流となります。まず、学校紹介と自己紹介から始まり、続いて本校の生徒たちがガイド役になって附属中の生徒の皆さんに点字・ロービジョン・サウンドテーブルテニスなどの体験をしてもらいました。短い時間ではありましたが、体験を通して交流活動をしたり、給食を一緒に食べたりし、楽しく過ごせたようです。  最初はお互いに緊張した様子でしたが、別れの時間が近づくと「もっとたくさんお話したいな。」との声が聞こえてきました。  交流校の生徒の皆さん、ありがとうございました。また、来年を楽しみにしています!   
 JA全農とちぎ様・JAうつのみや様より、今年も苺『とちあいか』とトマト『あしかが美人』をいただきました。  本日の給食で提供したところ、幼児児童生徒は「甘くておいしい」との感想が多く聞かれ、たくさんの苺をあっという間に完食していました。おいしいトマトは、素材の味をいかしたトマトサラダにしました。「地産地消」という言葉を身近に感じる給食になりました。  JA全農とちぎ様・JAうつのみや様、ありがとうございました。        
 先日、元体操選手の内村航平選手が、トークショーのために宇都宮に来ました。その際、栃木県立盲学校のみなさんにサイン色紙をいただきました。いただいたサイン色紙だけでなく、サインを立体コピーしたものも触って、サインというものがどのようなものなのか確認することもできました。内村航平選手、本当にありがとうございました。  
 1月23日(火)、栃木県選挙管理委員会、宇都宮市選挙管理委員会の方を講師としてお招きし、高等部普通科2年生が、選挙に関する講義を聞き模擬選挙を行いました。  この企画は若年有権者に選挙制度についての理解を深め、投票への参加に結び付けることを目的として行われるものです。最初に、実際の選挙にまつわるエピソードや、選挙に関するクイズを交えながら、選挙を身近なものとして感じられるような講話をしていただきました。その後、実際の投票所で使用される投票箱や記載台をじっくりと触って確認しながら、投票所のイメージ作りをしていきました。生徒たちからは「拡大に使う道具は持ち込んでいいのですか?」「点字の選挙公報はどのようにしてもらえるのですか?」など、選挙を大切なものとして受け止めている質問が出ていました。最後には「選挙の流れが理解できました。」「安心して選挙に行くことができます。」などの感想がありました。    
 12月19日(火)、佐野東高等学校との交流を行い、22名の生徒たちが盲学校に来校しました。午前中は、本校職員による図書館を含めた盲学校についての説明や、かんたんツボ講座、点字体験などが行われました。午後は、中学部と高等部に分かれてそれぞれ交流を行いました。  中学部では、自己紹介のあと、本校生が準備した「もぐらたたきゲーム」や、佐野東高生が準備した「触って当てようゲーム」を行いました。生徒たちは、互いに声を掛け合いながらチーム一丸となり、みんなで楽しく関係を深めることができました。  高等部では、二つのグループに分かれて交流を行いました。本校生が司会進行をしながら、東チームは、各校で準備したゲームでレクリエーション、西チームは、クイズを交えたディスカッションを行いました。東チームでは、アイマスクをして匂いを嗅いで当てるゲームが難しく、回答者はヒントをもらいながら頑張って答えていました。西チームは、趣味の話や好きなものの話などで大変盛り上がり、同世代の友達と笑顔で会話する様子が見られました。  短い時間でしたが、互いに実りある交流を行うことができました。佐野東高等学校の皆さん、ありがとう...
 12月20日と21日の2日間にわたり、小学部、中学部、高等部普通科の児童生徒がチェロ教室に参加しました。ボランティアの荒川育子先生によるチェロ演奏の鑑賞と演奏体験、合奏の3部構成で授業を行いました。「ララルー」や「Happy Xmas」などでは、校長先生のギター、事務の津久井さんのコントラバスと一緒に演奏していただきました。児童生徒たちは、演奏にじっと聴き入ったり、鈴を鳴らして参加したりしていました。合わせる楽器が多くなると音色がより豊かに華やかになることを実感できて、「豪華な音がする」と喜んでいました。演奏体験では、弦を押さえる場所を駅名に例えたりしながら一人ひとり丁寧にご指導いただき、児童生徒たちは、「きらきら星」や「よろこびの歌」を、音程を上手に合わせながら、弦を響かせてしっかりと弾くことができました。          
 寄宿舎では普段の寄宿舎生活では経験できない様々なことを経験することを目的とした「生活体験拡大外出」を実施しています。  中学部・高等部の男子舎生は11月20日(月)と12月6日(水)それぞれスクールバスを利用してJR宇都宮駅周辺に外出しました。LRTの見学や生活用品の買い物、自分で注文しての食事や電子マネーを使った会計等、事前学習を活かして「やりたかったこと」に挑戦することができました。      また、1月9日(火)には小・中学部2名の舎生が城山地区地域内交通「城山孝子号」を使って鹿沼市街に外出しました。老舗の箒店で伝統的な鹿沼箒の実物に触れたり、鹿沼の新名物のシウマイを美味しく食べたりして、地域の名産に触れる貴重な体験をすることができました。  
 1月9日(火)、第3学期始業式が実施されました。  校長先生からは、「卒業生が9週間、在校生が11週間の授業日があるので、まとめの重要な期間の学習を大切に進めてください。」と講話がありました。幼児児童生徒の皆さん、それぞれの目標に向かって3学期も頑張りましょう。
 12月25日(月)、令和5年度第2学期終業式と表彰伝達式が行われました。  表彰伝達式では、栃木県障害者スポーツ大会、栃木県学生音楽コンクール、関東地区盲学校卓球大会、校内点字競技会に参加し、入賞した児童生徒が校長先生から賞状等の伝達を受けました。全幼児児童生徒、教職員から大きな拍手を受け、誇らしげな表情を浮かべていました。  校長先生からは、2学期の行事の振り返りと辰年となる3学期も頑張りましょうとの話がありました。
 12月22日(金)、「将来ロービジョン・ケアに携わる専門家チームの一員としての視点を醸成する」ことを目的とし、国際医療福祉大学保健医療学部視機能療法学科の学生48名が来校し、見学実習をしました。  学校の概要について説明を聞いた後、4班に分かれて理療科について、視覚障害に特化したICT機器について、STT体験、点字図書についての見学や体験を行いました。  参加した学生の皆さんはメモを取りながら熱心に参加していました。将来の視能訓練士としての御活躍を期待しています。        
 12月13日(水)、宇都宮市消防局西消防署城山分署員の立ち合いの下、学校の食堂から火災が発生したとの想定で避難訓練をしました。火災発生の放送を受け、幼児・児童・生徒の皆さんは事前学習で学んだことを活かし、慌てることなく迅速かつ安全に避難することができました。避難訓練後の煙体験では、煙体験ボックス内で口をハンカチでおさえ、低い姿勢で身を守りながら歩くことができました。日頃の避難訓練の成果を十分に発揮し、実践的な避難訓練となりました。
『天才てれびくん』▽盲学校の中学生と演奏会SP 再放送のお知らせです。  12月25日(月)17:35~18:00 NHK・Eテレ  夏休みに本校や宇都宮市内で撮影されたものです。  中学部生徒2名とてれび戦士2名が協力して素敵な歌詞を作り、曲を完成させました。  10月の放送を見逃してしまった方、もう一度見てみたい方、お楽しみに・・・。
 点字用紙は一度使用すると点字用紙として再利用はできません。中学部と高等部の作業班では、この使用済みの点字用紙を使って、「リサイクル点字コースター」を作っています。コースターには点字の凹凸があるので、コップの結露がコースターに付きにくく好評です。  このリサイクル点字コースターを、栃木県立特別支援学校宇都宮青葉高等学園のコミュニティショップ「きょうの森」へ納入することになりました。12月8日に、本校の地域連携教員からショップを担当する生徒へ直接手渡しをしました。  おいしいパンと飲み物をいただきながら、よかったらコースターにある点字に触れてみてください。レジの横にも置いてあります。  「きょうの森」の営業日時は、火曜日から金曜日11:20~14:50です。(ラストオーダーは14:30)   
 陶芸家の林香君先生と、以前本校に勤務されていた五味渕一彦先生にお越しいただき、毎年恒例の陶芸教室が行われました。今年度は中学部も参加しました。  自分の好きな色の粘土を何種類か組み合わせて、丸めたり混ぜたりしながら(練りこみという技法)、次第に平らなお皿にしていきました。子どもたちは、粘土の感触を楽しみながら、楽しく活動していました。  完成したお皿をイメージして、一人ひとりタイトルを考えました。「フルーツまぜまぜ」「アース(地球)」「カラフル雪ダルマ」などユニークな名前のお皿が完成しました。      
 12月11日(月)、日本フラワーデザイナー協会栃木県支部の方を講師に招き、高等部家庭総合・専攻科生活技術の授業で、「フラワーアレンジメント教室」を行いました。  この企画は、日本フラワーデザイナー協会が、全国の盲学校等の生徒にお花に触れて、お花のすばらしさを知ってもらうことを目的に行われている「花の宅配便事業」によるものです。本校では、4年ぶりの実施となりました。ほとんどの生徒がフラワーアレンジメントは初めてでしたが、丁寧なアドバイスを受けながら、枝や花をどの位置にどの向きに入れるか工夫しながら楽しそうに行っていました。材料は同じでもそれぞれの個性が感じられる素敵な作品が完成しました。生徒から、「とても楽しかった。」「花に触れていやされた。」「貴重な経験になった。」などの感想がありました。   
 令和5年12月16日(土)~17日(日)に宇都宮大学にて、第45回視覚障がい乳幼児研究会『栃木大会』が開催されました。筑波大学准教授の佐島毅先生の基調講演を生で聞くことができるので、とても楽しみにしておりました。佐島先生は、「手で見て学ぶ世界を理解する~盲幼児・盲重複児の発達を支援するために~」というテーマのもと、全盲児が、素晴らしい教材と系統立てられた教材の提示によって平面から縦横、そして3次元へと触察の世界を広げていく指導事例を見せていただきました。子どもの発達と触察世界の広がりが密接に結びついているという内容からは、漠然と捉えている子どもの発達を整然かつ明確にしていただいた思いです。加えて楽しみだったのは、基調講演後のシンポジウムに本校の早期教育相談担当職員や保護者が話題提供者として登壇することでした。身内の活躍ぶりが素晴らしく感心するばかりでしたが、特に保護者からのお話は、御自身の出産から育児へとライフステージが変化する中で家族とともに悩み、考え、切り開いてきたというオリジナリティにあふれた内容で、視覚障害教育にとって参考になる視点がたくさんございました。保護者のお話に対し、研究者の皆...
 12月6日(水)JR宇都宮駅東口方面への校外学習が行われました。  夜から降り出した雨もあがり、久しぶりの校外での楽しい行事に花を添えてくれました。  今年の夏に開業したLRTの乗車は、生徒全員が初体験で、事前学習でも期待が大きく膨らんでいました。車両は、黄色と黒のコントラストでとても素敵でした。  ベルモールでは、コーヒーショップで言い慣れない「フラペチーノ」の言葉を何度も練習して緊張しながら注文しました。初めて味わったキャラメルフラペチーノや抹茶フラペチーノは、「おいしー!!」と、叫ぶような感想でした。  昼食には、ラーメンやハンバーガーなどを食べ、どの生徒からも幸せそうな笑顔がこぼれていました。                       
 特別支援学校では、毎年、介護等体験として教員を目指す大学生を受け入れています。盲学校においても2日間の日程で多くの学生を受け入れていますが、授業参加等を通して幼児児童生徒が学ぶ姿や盲学校ならではの指導方法などについて体験していただいております。私は、常日頃から、見えない、見えにくい幼児児童生徒に対して分かりやすさを追求した授業の工夫は、地域の小・中学校の授業でも活用できるのではないかと考えています。介護等体験で来校した学生たちが、盲学校での体験を将来の授業作りの参考にしてくれることを願っています。  12月の介護等体験では最終日の8日(金)に、白鷗大学教育学部准教授の向井正太先生が来校してくださいました。今回も白鷗大学から学生を受け入れておりましたが、今年度最後ということで校長室に来室してくださり、御挨拶を頂戴しました。向井先生は、英語が御専門とのことでしたが、特別支援教育にも興味をお持ちになっている御様子でした。また、学生の中には、介護等体験をきっかけに特別支援学校に進もうと考える方もいるのだとか…。時間の都合で、向井先生とは話し足りない感がありましたので、何かの機会に...
 11月30日(木)、薬物乱用防止教室が実施されました。講師は学校薬剤師の野山先生です。覚せい剤などの違法薬物、病院で処方された薬や薬局で購入した薬の正しい飲み方、最近ニュースにもなっている大麻グミについてのお話を伺いました。覚せい剤や大麻草、大麻グミに似ている教材を準備していただき、見た目や感触の確認を行いました。また、胃薬や鉄剤を使用した実験も行い有意義な時間となりました。    
 12月4日(月)第2回保護者会を実施しました。  全体会では、「評価の前後期制への移行について」と「本校の視覚障害教育の専門性向上への取り組みについて」学校から説明しました。アンケートでは「丁寧で分かりやすい説明だった。」や「先生方の取り組みを知る良い機会となった。」などの感想をいただきました。また、授業参観では「実際に授業を見学し、学習の様子が分かって良かった。」という主旨の感想が多く寄せられました。
 視覚障害者スポーツ理解の一環として、12月4日(月)に教職員を対象とした円周走の体験を行いました。アイマスクをして準備体操をし、円周走についての説明を聞いた後、2グループに分かれて、持ち手のついた8mのロープを片手で引っ張りながら持ち、一人半周25mずつリレー形式で走りました。初めて円周走を体験する教職員も多くいましたが、ロープの張り具合に気を付け、お互い声を掛け合いながら、楽しみながらの研修となりました。実際に体験することで、教職員の視覚障害者スポーツの理解が深まったのではないかと思います。  
2023/12/04
 12月1日(金)に鹿沼高校より、外国語指導助手(ALT)のプレストン・チャールズ P先生が来校しました。 <小学部> 〇内山学級   はじめに自己紹介をし、好きなアニメや動物などについて英語で上手に伝えることができました。それから、今の季節にぴったりの「We Wish You A Merry Christmas」をみんなで歌いました。最後のUNO(ウノ)ゲームでは、自分が出したカードについて「Red 7」などと色と数字を英語で正確に伝えることができました。白熱した戦いとなり、終始、盛り上がりました。   <中学部> 〇福田・矢野学級  はじめの自己紹介では、英語でチャールズ先生に自分のことを伝えられると、生徒たちは笑顔になりました。次に、音楽の授業で学習した数字の歌をチャールズ先生と歌いました。みんなで数を唱えながら輪になって踊り、一体感を感じることができました。最後は、「left」「right」などチャールズ先生の指示を聞いてモグラたたきをしました。見事にモグラをたたくことができると、みんなで拍手をして喜びました。   <高等部> 〇専攻科 保健理療科1年  医学英語の授業で使用している教科書「鍼灸マッサージ師の...
 11月22日(水)、小学部児童会と中学部生徒会の合同活動を体育館で実施しました。  栃盲小学部・中学部版へびおに「手と手が触れたら じゃんけんぽん!」のゲームを行いました。2チームに分かれ、両端からロープをたどって手と手が触れたところでジャンケンをし、勝った人が前へ進むことができます。対戦相手チームの陣地に、より早く着いた方が勝利です。  合同活動は今年度2回目となりますが、前回同様に、活動の最後に全員で息を合わせて「ビリーブ」を歌唱しました。  普段は別々に学習をしていますが、ゲームや歌唱の活動を一緒に楽しむことができ、児童・生徒達の絆が深まったのではないでしょうか。  
 11月24日(金)に、城山西小学校の3年生19名と盲学校児童6名でゲームオリエンテーリング交流を実施しました。5つの班に分かれて、ボウリング、ボール渡し、楽器当ての3種類のゲームをしました。班の友達同士すぐに打ち解けて応援し合ったり、お互いに声を掛け合って係を分担したり、どうしたら勝てるか並び順を考えたりして、盛り上がっていました。最後に城山西小学校3年生の友達が作ってくれたメダルを、仲良く活動できた証としていただきました。お互いに交流をとおしてたくさんの学びがありました。次の交流の機会を心から楽しみにしています。   
 今年度も特教振大会は、オンデマンドでの配信とし、11月13日(月)から24日(金)まで、県内各特別支援学校で開催し、本校では20日(月)に会場開催に準じた形で実施しました。  特教振会長挨拶(盲学校PTA会長)、紙面による祝辞(栃木県教育委員会教育長様、栃木県保健福祉部長様)、永年に渡って特別支援学校教育に御協力・御尽力いただいた方々への感謝状贈呈の紹介(本校からはアカリチョコレート 上原 晋様)、会員の声の紙面発表(聾学校PTA会長)、記念講演の動画視聴の内容で行いました。  記念講演は、本校卒業生保護者で、社会福祉法人善光会とちぎライトセンター施設長・相談支援センターきらり施設長の佐久間孝子様に講師を依頼し、「娘と歩んで37年 そして未来へ」~視覚障害を持った娘を育て得た宝物~の演題で講演していただきました。  大会を終了し、今後も特別支援学校教育の振興のため、力を合わせて取り組んでいくことを再確認いたしました。
 今年度4月から、長寿命化を目的として本校の中高棟の改修工事を行っています。そこで、工事や建築に関しての知識を得たり生活経験の拡大を図ったりすることを目的として、工事現場の見学を行っています。  施工業者の御厚意もあり、安全面に配慮しながら、組んである足場に上ったり、工事現場にしかない特殊な工具等を実際に触って確認したりする貴重な経験ができました。    
 本校では、令和5年11月15日(水)に宮城教育大学名誉教授の 猪平 眞理 先生をお招きし、専門性向上研修会を開催しました。猪平先生は、全国視覚障害早期教育研究会名誉会長でもあり、幼児教育と視覚障害教育の第一人者でございます。当日は、関東甲信越地区の盲学校7校がオンラインで研修会に参加してくれましたが、猪平先生の名声と人気ぶりが伝わってまいります。  猪平先生は、朝早くから本校に足を運んでくださり、午前中は幼稚部の授業参観及び幼稚部保護者との懇談、午後は小学部の授業参観及び授業者への助言と、御指導を賜ることができました。そして、放課後に講演会をいう運びでしたが、一日を通して温かい眼差しと穏やかな表情で対応してくださいました。  放課後の講演会では、『視覚障害のある子どもの探求心の育みを大切にした早期からの支援』という演題のもと、「触知覚の育成には旺盛な探求心が必要」や「子どもの意欲的な学びを誘うためには安心できる状況が必要」、効率のよい視覚の使い方を体得する過程で「目と身体の協応も重要」などなど、目からうろことなる金言をたくさん頂戴しました。今回の研修によって、まだまだ猪平先生の足元にも...
 11月18日(土)に第2回サタデースクールを行いました。  前半の理科工作では、CDを使ったホバークラフトを作りました。CDに好きなシールでデコレーションし、ホットボンドで食器用洗剤のキャップを接着し、風船を膨らませてセットするという工作で、しっかり触って確かめて、じっくりと制作を進めることができました。シールは数種類の中から形や感触が好みのものを選びました。風船に手を当てて耳を澄まし、膨らんだりしぼんだりする様子を確認したり、洗剤のキャップから出てくる風を感じたりしました。様々な感覚をたくさん使う活動となりました。  後半のSTT(サウンドテーブルテニス)では、ボールの鈴の音をよく聞いて、ボールの位置を探ったり、タイミングよく打ち返したりすることに難しさを感じながらも、楽しく取り組む姿が見られました。御家族にもアイマスクを付けて体験していただき、最後はゲームをして盛り上がりました。  今回の体験を通して、一つ一つの学習を丁寧行っている盲学校の教育について、理解を深めていただけたものと思います。  御参加いただきありがとうございました。  
 11月15日(水)、宮城教育大学名誉教授の猪平眞理先生に御来校いただき、研修会を実施しました。  本校の幼稚部や小学部重複障害学級の授業参観と助言や幼稚部や早期教育相談保護者を対象とした「ミニ育児学級」の他、「視覚に障害を有する幼児児童生徒の探究心を育てるには」という演題で講話をいただきました。また、この講話は、関東甲信越地区の盲学校にオンラインで配信しました。  猪平先生の御指導により、視覚に障害を有する幼児児童生徒を指導する際には、安心感のある環境で探究心を育てることが大切であることを改めて確認することができました。  今回の研修の成果を、今後の本校の教育活動に生かしていきたいと考えています。   
 10月27日(金)に栃木県子ども総合科学館へ校外学習に行ってきました。乗り物広場では、ミニ機関車や変わり種自転車に乗ったり、館内では参加型の展示に触れたりして、笑顔あふれる校外学習となりました。体験する中で「どうして?」、「なんでだろう?」という児童の言葉がとても印象的でした。    子ども総合科学館は改修工事のために年明けから休館になります。新しくなった子ども総合科学館での校外学習も楽しみです。   
 高等部普通科2年の生徒2名は、観光施設と老人介護福祉施設での職場体験(インターンシップ)を通じて、学校では得られない貴重な経験を積みました。  1名の生徒は日光市観光協会鬼怒川・川治温泉観光情報センターにおいて、観光客への対応などの業務に携わりました。おもてなしする立場で見る景色が、地元住民として見る景色とは異なることに気付き、地域の良さを再認識しました。  もう1名の生徒は、国際医療福祉大学老人介護施設マロニエ苑で介護補助を体験しました。高齢者へのケアと支援に関する貴重な見識を得るともに、利用者やスタッフとのコミュニケーションの大切さに気付きました。  生徒たちは卒業後の進路についての自覚を深め、将来に向けて確実に一歩を踏み出しました。
 10月31日(火)本校寄宿舎の中学部生二人が出演する「天才てれびくん ▽盲学校の中学生と演奏SP▽曲作り・夏の思い出」が放送されました。 夕食後に、出演した二人を囲んで寄宿舎生、職員みんなで視聴会を開きました。「寄宿舎が映ってる。」「いい歌だね。」とわいわい声があがりました。 以下は視聴後の二人から感想です。「いい演奏ができてよかったです。」「撮影のときよりも緊張しました。」  
 11月4日(土)~5日(日)の2日間、宇都宮市城山地区市民センターにて城山地区の文化祭・農業祭が開催されました。  5日は専攻科生徒によるマッサージコーナーが開設され、地域のお客様で賑わいました。会話を楽しみながらのマッサージは、地域の方々に大好評でした。  4日からは市民センター内で作品展が行われ、多くの方が児童生徒の作品に関心を寄せてくださいました。 城山地区の一員として、盲学校を今後ともどうぞよろしくお願いいたします。    
 10月20日(金)に、城山西小学校の5年生19名と盲学校児童5名で2回目の遊び交流を実施しました。6月に実施した1回目の交流の経験を元に、城山西小学校の児童が考えた、「箱の中身はなんだろなゲーム」を行いました。一人一人の児童が選んだ“ないしょの物”をはてなボックスに入れて、城山西小学校児童はアイマスクをし、両校児童ともよく触りました。「え、穴が開いてる?!」「ツルツルしてる!」など感想を言い合って、物の名前を当てっこしました。グループ毎に会話が弾み、より交流を深めることができました。      
 日本点字制定記念日である11月1日(水)、今年度2回目の校内点字競技会が行われました。競技種目は五十音、転写、聴写、速読みの四つです。  小学部から1名、中学部から2名、高等部から1名の児童生徒が参加しました。小学部の児童は前回まではパーキンス・ブレイラー(点字タイプライター)での参加で、今回は初めて点字盤で参加しました。児童が緊張していることを知って中・高等部生が激励の拍手を送り、優しく温かな雰囲気の中、緊張感が張り詰めた競技会が始まりました。4名の児童生徒は、それぞれの目標に向かって一生懸命に競技に取り組んでいました。    
 10月25日(水)栃木県教育会館にて、城山中学校の学習発表会を見学してきました。城山中学校の生徒代表のみなさんがガイドをしてくれ、座席まで一緒に行きました。合唱コンクールでは3年生の発表を聴き、集団の歌声に魅了されました。英語スピーチ・広島平和親善大使報告・城山地区まちづくり懇談会報告の発表では、同年代の生徒の学習の様子を知ることができました。帰りも、生徒代表のみなさんがバスまで誘導し、バスが見えなくなるまで見送ってくれました。来年も是非見学したいという声が多く聞かれました。  
 10月10日(火)に女子棟3名が、17日(火)には高等部男子2名が、それぞれスクールバスを利用してJR宇都宮駅周辺に外出しました。女子3名はレストランで点字のメニュー使っての注文、男子2名は生活用品の買い物やレジでのやり取り等、事前学習を通じて目的を整理して当日を迎えました。  事前に調べていた限定メニューの取り扱いがなかったり、お目当ての商品が見つけられなかったりと、小さなハプニングもありましたが、店員さんとしっかりコミュニケーションを取ることで解決し、寄宿舎生それぞれの目標を達成して楽しく充実した外出にすることができました。  
 夏休み最後の3日間、NHK『天才てれびくん』の撮影が本校及び宇都宮市内で行われました。中学部3年の生徒2名が作った曲に、てれび戦士2名が協力して素敵な歌詞を作り、曲を完成させました。曲が完成するまで、4人で話し合いながら、アイデアを出し合い、真剣に向き合っている様子を皆さんにご覧いただきたいです。曲名は『ニジイロノアメ』です。  本校生徒にとって、忘れられない夏の大切な思い出となりました。             
 10月11日(水)から13日(金)にかけての3日間、高等部の修学旅行が行われ、3年生2名が京都府を訪れました。  1日目は、清水寺を訪問しました。はじめに、森陶器館で陶芸体験を行い、職人の方の丁寧な説明や支援をいただきながら制作し、素敵な茶わんやカップに仕上がりました。次に、清水寺では多くの観光客でにぎわう中、清水の舞台で写真を撮ったり、帰りの茶屋で抹茶かき氷を食べたりして楽しみました。    2日目は、2つのグループに分かれて活動しました。  Aグループは、北野天満宮、金閣寺、三十三間堂を訪問し、京都市内を散策しながら歴史ある街並みを満喫しました。また、京町屋体験工房「和楽」で匂い袋作りの体験をしました。    Bグループは、京都鉄道博物館を訪問し、SL乗車体験で蒸気や汽笛の音に触れたり、切符を券売機で買って改札機に通す体験をしたりしました。また、かほりの店「明日香」で匂い袋作りの体験をしました。    3日目は、京都タワーを訪問し、展望台から訪問した寺院を探したり、抹茶ソフトクリームを食べたり、お土産を買ったりして、生徒それぞれが修学旅行の最終日を楽しみました。    天候にも恵ま...
 10月2日の放課後、寄宿舎で「秋祭り」を行いました。当日を迎えるまでは、舎生会役員を中心に司会の練習や飾りの製作など、寄宿舎生みんなで協力して準備を行ってきました。また、当日の午前中には、「あけぼの会奉仕作業」として、保護者の皆様に飾りつけやゲームの準備、リハーサルを入念に行っていただきました。おかげさまで、寄宿舎生、宿舎関係職員でアットホームに開催することができました。祭本番が始まると、ペットボトルボウリングや缶積み対決、そしてクイズなどで大いに盛り上がりました。グループに分かれて熱い対決を繰り広げた結果、B棟女子チーム「古賀志ガールズ」の優勝で幕を閉じました。     
 中学部3年生が居住する地域の学校の宇都宮市立陽西中学校と交流活動を行いました。昨年度に引き続き、合唱コンクールに3年生の一員として参加しました。今回は、本番までに4回、陽西中での合唱の練習に参加しました。10月19日に栃木県教育会館で行われた合唱コンクール本番では、練習の成果を発揮し、素敵な歌声がホール全体に響いていました。  中学部での交流も今回で最後です。交流校の生徒の皆さん、先生方、ありがとうございました。      
 10月7日(土)関東地区盲学校9校31名の参加者を迎え、第40回関東地区盲学校卓球大会が本校にて開催されました。卓球の中でも視覚に障害をもつ方々用に考案されたサウンドテーブルテニスは本校発祥であり、互いにアイマスクをし、転がすと音が鳴る特殊な卓球ボールを打ち合う競技です。  本校からは3名の生徒が参加し、普段対戦することのない他県の生徒と向かい合い、ボールの様々な音の変化に集中しラケットを振りぬく姿が見られました。  尚、サウンドテーブルテニスに関する詳細はホームページ「校長室より」に記事が記載されているので、御参照ください。   
 学校支援ボランティアの梅宮信一様と梅宮尚子様を講師にお招きして、木工教室を実施しました。今年は、スツール(椅子)の製作でした。  梅宮様が材料を加工した状態で用意してくださり、それを組み立てました。生徒たちは、ほぞ穴にほぞをはめ込む工法を初めて行いました。一つ一つの部品を組み合わせることで、スツールの構造を確かめることができました。道具を扱う楽しさ、完成するまでの期待感なども存分に味わうことができたようです。  生徒たちのために作るものや工法等を考えてくださり、ありがとうございました。   
 10月5日(木)、6(金)、小学部5、6年生で東京方面に修学旅行に行ってきました。1日目はキッザニア東京で、ハンバーガーショップやカーデザイン、ダンスパフォーマーなど、事前学習で興味をもったパビリオンで仕事体験をしてきました。その後は海上バスに乗って隅田川を上り浅草に向かい、雷門から仲見世通りを散策して、お土産を買ったり自分で選んだ夕食を食べたりしました。  2日目は、大宮の鉄道博物館に行きました。最前列で巨大ジオラマを鑑賞し、車掌のアナウンスや新幹線や電車の走る音に聞き入っていました。新幹線やモノレール、東武鉄道などいろいろな乗り物を乗り継いでの旅行でしたが、揺れや走行音が快適で、車中でも楽しそうな笑顔が見られました。  2日間、教室では学べないことをたくさん経験できました。この体験を今後の学びに生かしていきたいです。    
9月20日(水)学校の南西より竜巻が発生したとの想定で避難訓練を実施しました。竜巻発生の放送を聴き、幼児・児童・生徒は教職員の指示に従い、慌てることなく迅速に窓から離れた位置で身を守る行動をとることができました。日頃の安全に関する学習の成果を十分に発揮し、実践的な避難訓練となりました。 
10/2(月)PTA清掃活動と研修会を行いました。 清掃活動では、体育館のステージや舞台袖、キャットウォークを中心に掃き掃除や拭き掃除をしました。普段手の届かない部分も隅々まできれいになりました。10/3(火)のオペラ教室はきれいな体育館で清々しく観劇できました。 研修会では、歩行訓練士である3名の本校教職員が講師となり、「歩行指導をして思うこと」をテーマに講話がありました。保護者の方々からは「自分からやってみたい、行ってみたいという子供の気持ちを、大切に育てていきたい」、「幼少期からの盲教育の大切さを改めて感じた」などの感想をいただきました。興味深い内容で、充実した研修となりました。  御参加の皆様ありがとうございました。  
 令和5年10月8日(日)に、本校が設置されている宇都宮市城山地区にて体育祭が開催されました。コロナ禍が続いたため、5年ぶりの開催とのことです。会場は宇都宮市立城山中学校でした。  本部横にある来賓席から、地域の方々が和気藹々と楽しそうに競技される姿を拝見させていただきました。見学していて感心したのは、就学前のお子さん、小学生、中学生、高校生も多く参加されており、お年寄りも含めて各世代間のつながりが素晴らしいということです。そして、運営を担っていた地域の方々の連帯感も素晴らしかったです。地域の方一人一人が城山地区を愛していらっしゃるんだなぁと伝わってまいりました。  温かみのある城山地区の一員として、栃木県立盲学校も地域に貢献し、地域の一員として地域の皆様に認めてもらえるよう、今後もお付き合いをさせていただきたいと思いました。
 「サウンド・テーブル・テニス」というパラ・スポーツをご存じでしょうか?テーブル・テニスといえば卓球ですが、「サウンド」が頭に付くように、「音」という情報を活用しながら視覚障害者がプレイする卓球競技です。10月7日(土)には、本校を会場に第40回関東地区盲学校卓球大会も開催されました。  実は、このサウンド・テーブル・テニスは、本校の前身である私立足利盲学校(後に宇都宮市に移転し、栃木県立盲学校となる)にて、当時の沢田正好校長先生が考案されたスポーツなのです。資料によると足利盲学校が足利市本城2丁目から相生町に移転した昭和6(1931)年から1~2年の間に考案されたと思います。相生町の盲学校は敷地も広く、男子の間では相撲や駆け足など運動が盛んになっていたようですが、女子は見ているだけのことが多く、沢田校長はどうにかならないかと考えていたようです。そこで卓球台の縁に囲いを作り、ラケットでボールを打ってネットの下を転がし合うという卓球を考案し、「盲人用ピンポンを作ったからやってみないか。」と声を掛けたそうです。全盲、弱視、男子、女子に関係なく、ある程度の技術も必要だったことから、みんなが楽しく競技す...
 日本教育公務員弘済会、栃木県連合教育会主催のいきいき音楽体験事業としてオペラ「ヘンゼルとグレーテル」の鑑賞教室が本校の体育館で行われました。コロナ禍により令和2年度から2回の延期を経て開催することができました。児童生徒は久しぶりの生演奏に触れ、栃木県オペラ協会の皆さんの熱演にじっと聴き入ったり、身体を揺らしたりしながら思い思いに楽しんでいました。       
 9月26日(火)に交通安全教室が行われました。今年は、株式会社オートテクニックジャパン様の御協力により実施しました。  はじめに電気自動車に乗車し、速度を体感したり走行時の車内の音を確認したりしました。車内はとても静かでしたが、特別な装置で車外に聞こえている走行音を聴いたことで、車内の静かさとの違いを知ることができました。 次に横断歩道を横切って走行している電気自動車の走行音を聴き、安全を確認しながら横断する体験をしました。校内という比較的静かな環境の中でも、電気自動車の静かな走行音を聴き分けるのは難しいと感じる児童生徒もいたようです。  自動車の走行音が聴こえにくいことは大変危険です。住みやすく安全な社会に向けて、今後もオートテクニックジャパン様には研究開発をお願いしたいと思います。準備段階から様々な提案をしてくださり、視覚に障害のある児童生徒、職員が道路を安全に移動するための貴重な体験をすることができました。ありがとうございました。   
 9月28日(木)、29日(金)で、中学部全員で東京方面に修学旅行に行ってきました。1日目は、羽田空港第1、第3ターミナルを見学しました。展望台からの飛行機の大きさや離着陸の音、風の強さを肌で感じ全身で堪能したり、大きな空港の中の様々な施設を見学しながらお土産を買ったり、それぞれが楽しんでいました。夕食は、月島名物の「もんじゃ焼き」のお店で、店員さんのもんじゃを焼くパフォーマンスも一緒に味わい、おいしい夕食をいただきました。  2日目は、東京国立博物館にて、盲学校のスクールプログラムに参加しました。日本古来の模様が描かれた貝合わせと博物館の模型と展示物のミニチュアを触察する2種類のプログラムを体験しました。どちらもとても楽しく体験することができ、みんな盛り上がっていました。その後は、館内展示を見学しました。プログラムも館内見学も生徒一人ひとりにボランティアさんがつき、丁寧に説明をしていただきました。とても思い出深い二日間になりました。      
 9月20日(水)今年度2回目の「食育講話」を行いました。前回までは感染症対策のため館内放送で行ってきましたが、久しぶりに対面で実施しました。今回は栄養教諭より「一日に必要な栄養バランスをとるための食品の量はどのくらいか。」について説明を受けながら、触れる教材(食品の模型)を使って実際の分量を体感しました。栄養素の種類、どのような食品に含まれているか、身体にどんな効果があるかなど、説明を聞きながら食材の模型を手にすると「こんなにたくさん野菜は食べられないよ」や「種類が多くてびっくり。」などの素直な感想が聞かれました。大変盛り上がり、予定時間を10分以上延長して好評のうちに終了しました。楽しく講話を聴きながら、普段の食事でも活かせる知識を身に付けることができました。        
 今年度より、関東甲信越地区の盲学校同士でオンラインによる相互乗り入れ研修が始まっています。9月27日(水)は、千葉県立千葉盲学校のホストにより、その3回目が行われました。教職員が3ヶ所に分かれて、筑波大学人間系准教授である佐島毅先生による「思考能力の発達段階と視覚障害幼児児童・盲重複児の教育」という演題の講演を聴きました。  「能動的学び・発見・達成感・成就感による最大限の能力の伸長と自己有用感が、将来の自立の基礎を促す」ので、「あせらずじっくりゆっくりと」教育活動を行ってくださいという内容でした。  今後の本校の教育活動に生かしていきたいと考えています。
 油絵「古賀志山」の制作者石嶋史明氏(元本校教頭)をお招きして、高等部普通科2-1,2-2,3-1生徒が美術鑑賞会を行いました。  普段は職員玄関の高いところに飾られていますが、生徒たちが鑑賞しやすいように、美術室に展示しました。立体作品のように触って鑑賞するのではなく、参加者が自由に会話をしながら鑑賞する「会話型美術鑑賞」だったので、生徒たちは絵を見て感じたこと、古賀志山にまつわる思い出などを、自由に話しながら鑑賞しました。「古賀志山」を描いた経緯など、石嶋先生の貴重な話を聞くことができて、和やかな雰囲気の鑑賞会となりました。
   8月28日(月)に休暇をいただき、私が昨年まで校長を務めていた栃木県立聾学校に訪問させていただきました。詳しくは聾学校のホームページをご覧いただきたいと思いますが、先週の8月23日(木)から8月25日(金)に掛けて、栃木県立聾学校が主管校となって第72回関東聾学校卓球大会が開催されていたのです。私は、昨年の聾学校長だったことに関連して大会顧問になっていたため、居られたのは短い時間でしたが、2日間に渡って参加させていただきました。微力ながら、昨年は大会準備に携わらせていただきましたので、ブレックスアリーナ宇都宮(市体育館)で素晴らしい大会運営をされていた聾学校職員の皆さんや、活躍する聾学校生徒の皆さんを目の当たりにし、感動と感謝の気持ちを覚えた次第です。今回は、感動冷めやらぬ中、立派に大会運営を指揮された平野校長先生にお祝いを申し上げたく立ち寄らせていただきました。3月まで通勤した聾学校に懐かしさを感じながらも、平野校長先生、岸教頭先生のしっかりとした学校運営ぶりを確認でき、前校長として大変うれしく思いました。盲学校と聾学校は、古い時代には一つの学校でした。今は別々の場所で教育活...
 8月26日(土)に、第1回サタデースクールに1組の家族が御参加くださいました。もう1組の家族が急遽欠席になりましたが、参加した児童は御家族と一緒に楽しく活動する様子がありました。  今回は、理科工作とサウンドテーブルテニス(STT)を行いました。  理科工作では、スーパーボールを作りました。洗たくのり、食塩水、「まほうの水」(ホウ砂水溶液)を入れると、スーパーボールの元ができ、いろいろな感触を味わいながら丸めました。製作過程で、注射器など盲学校ならではの教材を使いながら、ものの変化を体験しました。  STTでは、音がするボールが転がる方向を意識して、手やラケットを動かしていました。素晴らしい集中力で音を聴いていました。今回は、家族みんなでゲームができました。参加児童が、次は、他校のお友達と一緒にできるといいな、と話していました。  御参加、誠にありがとうございました。  第2回サタデースクールは11月18日(土)に予定しています。   
 8月7日(月)、寄宿舎指導員が歩行実地研修を行いました。本校の歩行訓練士の有資格職員から校内で事前指導を受けた後、JR宇都宮駅に移動して階段の昇降やエスカレーターの乗降について実地で研修しました。  混み合う駅構内での移動では静かな校内とは全く違って、様々な音や周囲の往来に細心の注意が必要でした。慣れない場所でのアイマスクをして移動するには、基本に忠実な白杖操作や誘導技術とともに、かなりの集中力が求められることを実感することができました。  今回の研修の成果を、今後の寄宿舎生へ指導に活かしていきたいと思います。      
2023/08/21
 8月8日(火)に支援部による令和5年度夏季研修会を開催しました。  幼稚園・保育園や小・中学校、特別支援学校の教員や、福祉施設の指導員の方、12名の参加者がありました。  午前中の講和は、本校理療科職員より「見えにくさのある子ども達の育ちを支える」というテーマで、視覚障害児者との接し方の基本や、本校卒業生の進路状況、受験への対応についての話を聞きました。  ワークショップ1では、見え方に応じた支援についてや、支援の実際について写真や動画を用いて説明を行いました。ワークショップ2では、少人数のグループに分かれ、個別相談の時間を設けました。  参加された方々からは、「本人が主体的に動くということを意識して、環境を整え支援に当たりたい。」「当事者の先生の話が大変参考になった。」「学んだことを職場に持ち帰り周知に努めたい。」などの感想が寄せられました。御意見は今後の参考にさせていただき、よりよい研修に努めたいと思います。ありがとうございました。  
 7月6日(木)、社会福祉法人藹藹会障害者支援施設HeartFieldの利用者の皆様と、本校中学部及び高等部普通科の生徒が七夕交流を行いました。約4年ぶりの直接交流です。  最初に、中学部・高等部合同の作業学習で回収したプルタブを藹藹会の方に贈呈しました。次に、発表コーナーでは、本校生徒が「島人ぬ宝」の歌とパーランクー演奏、藹藹会の皆様が「365日の紙飛行機」の合奏と合唱を発表しました。楽しい演奏や素敵なハーモニーが響き渡りました。その後、3つのグループに分かれ、利用者の皆様と協力して、それぞれのグループにある大きな笹に七夕飾りや願い事が書かれた短冊を結び付けました。  生徒たちは、久々の直接交流を楽しみ、充実した時間を過ごすことができました。  
 7月12日と13日の2日間にわたり、小学部から専攻科までの児童生徒がチェロ教室に参加しました。ボランティアの荒川育子先生によるチェロ演奏の鑑賞と演奏体験、合奏の3部構成で行いました。  シューベルトの「アヴェ・マリア」や「あの日の川」などの鑑賞では、本校職員もコントラバスで演奏に加わり、児童生徒は、低音の深みのある響きを楽しみました。中学部高等部の合奏では、教師と一緒に「島人ぬ宝」をパーランクーで演奏しました。合わせる楽器が多くなると音色がより豊かに華やかになることを実感できて、生徒たちはとても喜んでいました。  チェロの演奏体験では、荒川先生が一人一人に合わせて丁寧に御指導くださいました。「左手は、グレープフルーツを持つように指を広げて構える」とアドバイスを受けた児童生徒は、きれいな手の形で、上手に弦を押さえて弾くことができました。    
2023/07/19
7月14日(金)に鹿沼高校より、外国語指導助手(ALT)のプレストン・チャールズ・P先生が来校しました。   <小学部> 〇グループA  「Bowling Games(ボウリングゲーム)」では、倒れたピンの数をチャールズ先生の発音に続いて英語で上手に数えることができました。「♪Seven steps」では、皆で輪になり歌いながら体を動かしました。最後は一人ずつ英語でチャールズ先生と会話をし、児童も大喜びの様子でした。 〇グループB  「Watermelon splitting game(スイカ割りゲーム)」や「Simon Says(サイモンセッズ)」では、集中して指示を聞き、徐々に素早く応じることができるようになっていました。また、お互いの好きなものや文化の違いについて、たくさん意見を交換することができました。   <中学部> 〇北山・神山学級  最初に、お互いの好きなことについて英語で会話をしました。チャールズ先生との共通点がたくさん見つかり、親近感をもつことができました。次に、全員で協力して小さい数のカードから順に並べていくゲームを行いました。お互いの持っているカードについて質問し合いながら、うまく順番に並べることができました。...
2023/07/18
 7月10日(月)に、4年ぶりとなる学校公開を実施しました。本校保護者12名及び本校見学を希望する方28名の参加がありました。  公開授業では、2時間目、3時間目の授業を自由参観としました。また希望の方を対象に本校施設内にある寄宿舎の見学も行いました。  午前中の限られた時間ではありましたが、御参加いただいた皆様からは、「実際に子供たちが教材を使用している場面を見学できて良かった。」、「普段、見ることのできない他学部の授業を見ることができて良かった。」などの感想をいただきました。  いただいた感想等を踏まえ、今後もより充実した学校公開を実施して参りたいと思います。御参加くださった皆様、ありがとうございました。  
 1年生は6/12(月)~6/23(金)にかけて、校内での実習を行いました。Ⅱ期からはいよいよ校外での実習となります。中学部と比べると、実習期間は倍になります。しっかり準備をして、有意義な実習にしたいと思います。  2、3年生は、6/5(月)~6/23(金)にかけて、居住地近くの事業所でそれぞれ実習を行いました。  反省会では、各自実習の課題(卒後、事業所を利用するための課題)をいただき、今後、それらの課題解決に向けて学習を積み重ねていきます。  ある事業所では、「仕事は、挨拶に始まり挨拶に終わる。」とのお話を伺いました。改めてその言葉の大切さを感じました。  「たかが挨拶、されど挨拶」。毎日何度となく行われる挨拶を大切にして、Ⅱ期の実習に備えていきます。
   今回は、本校の幼児児童生徒を見守り続けて46年目を迎えている「指切り地蔵」を紹介します。お地蔵様は、昭和52(1977)年の秋に本校に赴かれ、昭和52年10月17日には贈呈式と除幕式が盛大に行われたそうです。現在は、幼小部棟昇降口にたたずみ、子どもたちを見守っておられます。  作者は、大田原市出身の彫刻家、関谷 充 氏(1903~1983)です。  関谷先生は、昭和49(1974)年2月、本校創立65周年並びに新校舎落成記念式典に合わせて、当時の青木直明校長先生からの依頼により記念講演をしてくださいました。その時に、盲学校の子どもたちが作品に触れられるようにと動物やその他さまざまな彫刻を持参してくださいました。そして、講演後に彫刻作品に触れて喜ぶ子どもたちの姿に大いに感動され、「記念に何か私の作品を贈りましょう!」と約束してくださったそうです。  3年後の贈呈式当日には、関谷先生からこんなお話があったそうです。 「約束はいつも心から離れませんでしたが、構想を練るのにたいへん手間取ってしましました。ある日、ふと別れ際にこどもたちと握手したぬくもりが甦り、約束したのだから『指切り地蔵』が良いのでは...
 本校が日本教育公務員弘済会の研究指定校となり、研究助成金をいただくことになり、7月4日(火)には、その目録贈呈式が行われました。  研究助成金は、本校教職員の視覚障害教育に関する専門性の向上のために活用します。研究の成果が日々の教育活動に反映されるように、教職員で力を合わせて取り組んで参ります。  
 6月21日(水)、城山西小学校の5年生が来校し、遊び交流をしました。  遊び交流では、最初に自己紹介をしました。グループに分かれて、好きな食べもの、得意なこと、呼んでほしいニックネームなどを伝え、最初は緊張した様子を見せていた児童も徐々にお互いを知って打ち解けることができました。  その後、音源走とボール回しを行いました。グループの中で、順番を相談したり、名前を呼びあったり、声を掛け合うことで楽しく過ごすことができました。 たくさんの友達と交流できた経験はとても良い経験になりました。  城山西小学校のみなさん、ありがとうございました。11月の交流も楽しみにしています。   
 6月26日(月)、第一回PTA研修会を実施しました。 8名の保護者の方が参加され、「点字のしくみ」について、本校の職員が講師となり、講話や体験を行いました。  説明を聞きながら、ひらがな五十音や数字、英字などの点字表記法について学びました。また、パーキンスを使用して、6点打ちで自分の名前を書くことに挑戦しました。初めてパーキンスに触れたという方も多く、点字読み一覧表を見ながら、苦戦している様子が見られました。  参加された保護者の方から、「難しかったけれど、楽しく学ぶことができた。」「パーキンスの6点打ちが難しかった。マス空けや長音表記が難しい。我が子が、点字学習を始めたばかりなので、一緒に努力していきたいと思う。」などの感想がありました。
 伊藤忠記念財団2022年度子ども文庫助成事業からの助成金で、新しい図書や読書機器を購入しました。多くの児童生徒に利用してもらいたいと思います。  購入した図書等は、次のとおりです。   『さわる絵本 これなあに』 『音と光のでる絵本 スイッチくるくる』 『ふしぎな ふしぎな まほうの木』 『手で見る昆虫図鑑』(点字本) 『点字器で描ける絵と模様』全2巻(点字本) 『みんなのいのちをまもる!』全6巻(紙芝居) 『たつまきがおこったら?』全6巻(紙芝居) 『目の見えない私が「真っ白な世界」で見つけたこと』 『〈できること〉の見つけ方 ― 全盲女子大生が手に入れた大切なもの』 『百年厨房』 『点字表記辞典 第7版』 『点字表記辞典 第7版』(点字版)  プレクストークPTN3(デイジー再生機)                       以上
6月16日(金)に宇都宮方面へ社会科見学に行ってきました。 宇都宮中央警察署では、警察署でどのような仕事をしているのか各課の説明を聞いたり、警察官が実際に使用している道具などを触ったりすることができました。 パトカーにも実際に乗せていただくことができ、児童は大興奮でした。 路線バスを使って宇都宮駅に移動した後は、駅構内の盲導鈴や点図をチームに分かれて探したり、レストランで自分の好きなメニューを注文したりして、充実した活動となりました。 児童は、警察署の様子や役割を学ぶだけでなく、公共交通機関を利用する際のルールやマナーについて学びを深めることができました。   
 6月22日(木)3年ぶりにJR宇都宮駅へ校外学習に行ってきました。切符購入、改札機通過、エスカレーター、エレベーターの乗り方などを事前に学習し、当日は新幹線のホームを見学したり、日光線を鹿沼まで乗車したりしました。宇都宮駅では、券売機やトイレの音声ガイド、入り口の盲導鈴、点字の表示、点字ブロックなどを確認しました。電車のエンジン音やアナウンス、発車ベルなどは全身を耳にして聞き入り、乗車中はリズミカルな音に合わせて体を揺らす姿もありました。たくさんの初めてを経験して、笑顔いっぱいの充実した一日になりました。   
 6月13日(火)、城山西小学校の2年生が来校し、盲学校探検・交流がありました。 盲学校探検では、城山西小学校の児童たちが校内を見学し、盲学校ならではの教材や機器、点字本などに触れる体験をしました。 交流では、本校小学部の児童8名が交流をしました。グループに分かれ、自己紹介をしてお互いのことをよく知ることができた後は、「ロンドン橋」をして楽しみました。橋のところで止まった児童は、グループの代表としてくじを引き、出たそのお題について、グループ全員が一人ずつ発表していきました。 活動を通して交流を深め合い、楽しく充実した時間を過ごすことができました。城山西小学校のみなさん、ありがとうございました。次の交流でまたお会いできることを楽しみにしています。   
 6月7日(水)に、今年度1回目の校内点字競技会を開催しました。競技種目は五十音、転写、聴写、速読みの4つです。  今回は小学部から1名、中学部から2名、高等部から1名の児童生徒が参加しました。静かな教室で緊張感のただよう中、点筆やパーキンスで点字を書く音が響きました。昨年の自己記録の更新を目標に、日頃の学習の成果を発揮すべく、どの児童生徒も集中して取り組むことができました。      
 生まれたばかりの赤ちゃんの視力は0.01~0.02で、その後、視機能は3歳までに急速に発達します。3歳児検診時にスポットビジョンスクリーナーによる検査が行われるようになり、弱視や眼疾患が早期に発見されるようになってきました。  日本眼科医会では「はぐくもう!6歳で視力1.0」という願いを込めて、6月10日を「こどもの目の日」と捉え、一般社団法人日本記念日協会を通して記念日として登録したということです。  記念日を制定されたことにより、「こどもの目の発達」について皆さんに関心をもっていただけますと幸いです。
 6月2日(金)に、震度6強の大地震を想定した避難訓練を行いました。児童生徒は緊急地震速報を聞くと、事前学習で学んだことを生かして速やかに身を守る行動ができました。その後、避難指示を聞いて安全を確認しながら避難場所へ移動しました。  避難訓練後に実施した下校対応訓練では、大規模災害によりスクールバスや公共交通機関が使用できないことを想定した下校を行いました。今回の訓練をとおして緊急時の下校手順について、保護者の皆様と確認することができました。御協力ありがとうございました。