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 9月29日(月)、「寄宿舎うたの王様IN秋祭り」が行われました。午前中のあけぼの会奉仕作業の際に保護者の方々の御協力をいただき、会場をきれいに飾り付けました。寄宿舎生や寄宿舎関係職員に加えて、通学生やその保護者の皆様をお迎えし、熱気に包まれた会場は大盛況でした。今回、寄宿舎生・通学生合わせて総勢11組が、歌や演奏、応援コールなど個性的なパフォーマンスを披露してくれました。加えて、スペシャルゲストでの先生方の楽しい歌や手作りオルゴールを披露されて、最後の最後まで大盛り上がりでした。終了後に寄宿舎生に話を聞くと、「めちゃめちゃ楽しかった。」「まさか自分が王様になるなんて!」「来年は何を歌おうかな」など興奮冷めやらぬ様子でした。       飾りつけに御協力いただいた保護者の皆様、そして当日参加してくださった全ての方々、本当にありがとうございました。
 9月29日(月)、オートテクニックジャパンの皆様の御協力のもと、今年度は、3グループに分かれて活動しました。ハイブリッド車と電動キックボード・電動バイクの走行に合わせて青信号になると振動で知らせる補助信号機や音響信号機を使いながら横断する練習をしたり、車両接近通報装置の位置を確認したりして、改めて安全への意識を高めることができました。また、実際の道路環境を利用し、交通車両音や停止音を手がかりに横断歩道を渡る体験も行いました。音や信号を頼りに安全に行動することの大切さを学び、とても貴重な体験となりました。     
 9月21日(日)、2年ぶりに本校が主管校となり、栃木県障害者スポーツセンター(わかくさアリーナ)で第42回関東地区盲学校卓球大会を開催しました。関東地区の盲学校7校から24名、本校からは中学部1名、高等部普通科2名の生徒が出場し、学部と男女に分かれて熱いトーナメント戦が繰り広げられました。  本校の生徒たちは惜しくも1回戦で敗れてしまいました。追いつ追われつの接戦もあり、今後の成長につながるプレーをできたのではないかと思います。大会閉会式における講評では、1対1の緊迫した場面で時折顔を出して試合の流れを変えてしまう「悪魔」の存在、自分自身をコントロールするスキルとその難しさについてのお話があり、みな真剣に耳を傾けていました。STT(サウンドテーブルテニス)という競技を通じて、自分の癖や課題と向き合ったり友達と競い合ったりすることを経験しながら、一層成長していってほしいと思います。  試合の合間には、普段はなかなか会うことのできない他校の生徒たちとお喋りや交流試合を楽しむ姿も見られ、充実した一日になりました。  運営に携わってくださったボランティアの皆様、応援にいらっしゃった保護者の皆様、あ...
 9月10日(水)2、3校時に、小学部の井上学級、北山学級、絵面学級の児童と城山西小学校3年生児童との遊び交流が行われました。全体で開会式を行った後、学級ごとに分かれて、自己紹介・ロンドン橋・ボウリング・STT(サウンドテーブルテニス)などを行いました。城山西小児童の中には、アイマスクやアイシェードを付けることにチャレンジして、音を手掛かりに活動を楽しむ児童もいました。本校児童にとっては、大勢の友達の声を聴いたり、触れ合えたりすることのできる貴重な体験になりました。本校児童の中には、「次は城山西小へ行きたい!」という積極的な感想をもつ児童もいるくらい、とても楽しい交流ができたようです。城山西小3年生の皆さん、本当にありがとうございました。      
 9月1日(月)、第2学期の始業式を体育館で実施しました。校長先生からは、「長い2学期ですが、日頃の学習はもちろん、修学旅行や運動会などの行事を通して、一人ひとりが成長できるよう、意識して学びを深めていきましょう」とのお話がありました。  始業式の後には、中学部1年生の転入生の紹介、表彰伝達式、そして運動会のテーマ発表も行われました。  まだ暑さの残る時期ですが、健康管理に気をつけながら、日々の学習にしっかり取り組んでいきましょう。  
 8月23日(土)、今年度も本校を会場にサタデースクールを開催しました。猛暑の中、3組の御家族が参加されました。3組とも地域の弱視特別支援学級に在籍されている小中学生です。 前半は、「触察」をテーマに魚(アジ、ウナギ)の観察を行いました。「たくさん“ひれ”があるんだ!」と発見したり、アジの口から入れた指がエラから出てきて水の流れを理解できたりと実物を触る体験をとおして気づきの機会となったようです。 また、後半は「スポーツ」をテーマに、視覚障害スポーツの一つである「SST(サウンドテーブルテニス)」を行いました。初めて体験した参加者もいましたが、楽しく活動できたようです。 保護者の方々も情報交換を行いました。  12月13日には第2回サタデースクールを予定しています。たくさんの御参加をお待ちしています!   
 8月21日(木)に第1回ぱんだサークルを実施しました。  当日は3組の親子が参加してくださいました。  子どもたちは担当教員と一緒に、ふれあい遊びをしたり、楽器や手作り教材などの音を聴いたり触れたり、ボールプールのボールで遊んだりして過ごしました。  保護者の皆様は本校理療科教員の体験談を聴いたあと、情報交換会を行いました。  育児が大変なときは各地域の支援センターを活用してリフレッシュしていること、現在困っていることなどなど、様々な情報や悩み、不安などを共有することができました。  第2回ぱんだサークルは12月26日(金)に実施予定です!  視覚に障害を有する乳幼児、そしてその保護者の方々がつながることができる機会ですので、参加を希望される方はお気軽にご連絡ください。  
 7月14日(月)「クラブ活動」が行われました。事前の話し合いで「先生たちのやらかしたこと(過去の失敗談)」をテーマにクイズ大会を行うこととなり、当日は職員から様々な『やらかしエピソードクイズ』が出題されました。職員の意外な一面を聞いて、寄宿舎生は大盛り上がりでした。  各問題には『失敗から学んだ教訓』が添えられており、楽しみながらも多くの気づきを得られる、有意義なクラブ活動となりました。  最後に、優勝した寄宿舎生から順番に、リクエストで選んだおやつをセレクトして終了となりました。   
 7月10日と14日の2日間にわたり、小学部から高等部普通科までの児童生徒がチェロ教室に参加しました。ボランティアの荒川育子先生によるチェロ演奏の鑑賞と先生との合奏、演奏体験の3部構成で行いました。  「いつか王子様が」や「トップ・オブ・ザ・ワールド」などの鑑賞では、本校職員もコントラバスで演奏に加わり、児童生徒たちは、様々な楽器の響きを楽しみました。合奏では、先生のチェロと一緒に「風になりたい」や「星に願いを」を歌ったり、様々な打楽器で演奏したりしました。ラテン系の軽快な曲や、ゆったりした優しい曲に、児童生徒の演奏する打楽器の音色が合わさってより華やかになり、皆とても喜んでいました。  チェロの演奏体験では、荒川先生が一人一人に合わせて丁寧にご指導くださいました。児童生徒からは、「去年よりも上手に弾くことができて良かった。」という感想があり、技術を積み重ねて成長している様子が見られました。  
 7月7日(月)PTA研修Ⅰが行われました。今回は参加者2名という少人数での実施となりましたが、「白杖を使った歩行体験」をテーマにじっくりと体験に取り組んでいただける貴重な機会となりました。  白杖に関する講義を受けたあと、校内の廊下や玄関前の点字ブロックを活用し、アイマスクをつけて白杖を使って歩く体験を行いました。  暑さの中での研修ではありましたが、参加された保護者の方からは「視覚に頼らず歩くことの難しさや、白杖の役割について理解を深めることができた」「とても良い研修だった」と感想をいただきました。  御参加された保護者の方々、ありがとうございました。
 7月1日(火)、第71回プレゼンテーション作成検定試験が本校を会場として実施され、高等部の生徒1名が3級に挑戦しました。  また、7月8日(火)には、第143回日本語ワープロ検定試験が行われ、高等部の生徒1名が準1級に挑戦しました。  検定結果の発表は、2週間から3週間後の予定です。  どちらの検定も同じ生徒が受けました。合格を目標に自分で計画を立て、毎日練習を重ねていました。結果にかかわらず、努力して身についたことは今後の学習に生かされると思います。とてもよく頑張りました。  
 7月4日(金)不審者対応避難訓練を行いました。不審者役の宇都宮中央警察署スクールサポーターの方に、校内の職員が連携して対応しました。その間、児童生徒は、校内放送や先生の指示に従い、落ち着いて避難することができました。身を守る行動として、大谷町駐在所の警察官から「イカのおすし(行かない、乗らない、大声を出す、すぐ逃げる、知らせる)」についてや、夏休みの安全な過ごし方についてもお話をいただきました。  
 7月7日(月)の七夕当日、幼小部では七夕集会を行いました。この日までに、短冊に願い事を書いたり七夕飾りを作ったりして準備をしてきました。また、飾り付けする笹竹を組み立ててくれた学級もありました。  当日は、児童生徒会副会長が司会を務め、2年生が始めの言葉や終わりの言葉を担当し、役割分担をして会を進めました。学級ごとに自分の願い事を発表し、笹竹に飾り付けしました。自分の作った飾りについて詳しく説明をする児童もいました。後半は、全員で「たなばたさま」を歌い、「星に願いを」の合唱や合奏をしました。  みんなの素敵な演奏は、きっと天の川まで届いたことでしょう!  飾り付けした笹竹は、幼小玄関に飾りました。みんなの願い事が叶うよう、お地蔵さまが見守っています。     
 7月3日(水)に外国語指導助手(ALT)のザック先生が来校しました。 <小学部> 〇グループA   「箱の中身は何でしょう?」というゲームを通して、様々な果物の英語の言い方についてザック先生と学習しました。中の果物が何か分かると積極的に英語を使って答えていました。また、ザック先生に「何の果物が好き?」と聞かれたとき、英語での言い方を教えてもらい、好きな果物を伝えることができました。   〇グループB  一日に何をどれくらいするのか、どんな物を食べているかなど、互いの生活について聞いたりたずねたりしました。ザック先生に質問されて自分で答えた後は、「How about Zac?」と英語で聞くことができました。また、好きなスポーツの話題では、盲学校のサウンドテーブルテニスについて説明しました。   <高等部> 〇普通科1年1組 自己紹介と学級のオリジナルゲームを行いました。自己紹介は、予め伝えたいことを考え、自分たちで翻訳サイトを使って英語にしました。当日は、内容についてALTに聞かれて答えることで、より詳しく自分のことを知ってもらうことができました。また、二つのゲームを合わせた学級のオリジナルゲ...
 6月27日に、武子希望の家の見学と、鹿沼市文化活動交流館と周辺の散策に行きました。 武子希望の家は広大な敷地に作業棟、園芸施設、入所施設などがあり、敷地内を1時間ほどかけて歩いて見学をしました。  浴槽の発泡材の部品取り付けとビデオテープの解体の見学では、部品を手で触って確認しました。その素材の軽さや大きさに驚きました。また、工場内の接着剤の臭いに驚く生徒もいました。    しいたけの栽培、花卉栽培の見学では、しいたけの原木を持ち上げたり、運搬用の一輪車を動かしたりしました。体力が必要な作業であることを実感しました。    入所施設は、外側から見学しました。カメラを使って建物の外側の様子を見たり、玄関口の外から中の様子を確認したりしました。  これらの様々な作業の見学を通して、自分にできそうな作業かどうか、また、それらの作業をするために身に付けるべき力は何かを考えることができました。   昼食は、鹿沼市文化活動交流館の敷地内にあるベーカリーでパンを食べました。事前にハンバーガーセットを注文した生徒、トレイとトングを持ちその場でパンを選んだ生徒など、それぞれの方法で選び、...
 盲学校及び視覚障害教育の理解・啓発を図ることなどを目的として、6月30日(月)に学校公開を実施しました。  本校の教育活動に関心のある外部の方が67名、本校児童生徒の保護者の皆様20名に御参加いただきました。  全体会で学校概要やセンター的役割の説明を行い、2時間目と3時間目の授業を公開しました。  参加された方からは「保育園でも活用できそうな玩具や施設の工夫があり、とても参考になりました。」、「一人一人に応じた支援をされていてとても参考になりました。」、「他の学部も見学して、これからの成長が楽しみになった。」等の感想をいただきました。  アンケートでいただいた御意見も参考にしながら、県内唯一の視覚に障害を有する幼児児童生徒のための拠点を担う学校として、今後も努力して参りたいと考えています。        
 6月19日(木)、小学部3、6年生児童が社会科見学に行ってきました。  宇都宮西消防署では、防火着を着せていただいたり、空気循環のボンベやヘルメットなどを触察させていただいたりしました。放水体験もさせていただき、水の勢いを感じることができました。  ろまんちっく村では、レストランで好きなものを注文したり、家族にお土産を買ったりしました。  とても有意義な体験をすることができました。
 6月27日(金)、高等部普通科の職場見学が行われました。  2ー1は、宇都宮市にあるとちぎ視聴覚障害者情報センターを見学させていただきました。当施設は、栃木県の点字図書館でもあり、点字図書の製作や貸出、デイジー図書の録音等を行っています。点字プリンターや亜鉛版プレス印刷を用いた点字印刷やページの裁断などの作業の様子を実際に見せていただいたり、視覚障害当事者として勤務されている職員の方のお話を伺ったりしました。工夫をしながら様々な機器を使いこなして働いていることを教えていただきました。  午後は路線バスでJR宇都宮駅へ移動し、自分たちで立てたプランに基づいて活動しました。昼食にラーメンを食べ、近隣の店で買い物をしたり散策したりしました。よくできたこと、達成できたことがあった一方で、今後の成長につながる課題も見つかったようです。今回の職場見学で学んだこと、感じたことを、これからの生活や進路学習等の中で生かしていってほしいと思います。      
 公益財団法人 ベルマーク教育助成財団様から、拡大読書器を寄贈いただき、専攻科棟の物療室に設置されました。主に高等部 保健理療科・専攻科の学生が臨床実習を行う際に、患者さんのカルテの確認や、所見の作成をするのに利用しています。  拡大読書器は重いので、教室移動の際に運ぶことは不便です。今回の寄贈により校内の台数が増え、利便性が高まり感謝しています。  ベルマーク教育助成財団様の公式ホームページには、秋頃に、本校からのメッセージとともに、学校紹介等も載る予定です。 
 6月24日(火)、社会福祉法人藹藹会の利用者の皆様と、本校中学部3名、高等部普通科7名の生徒による七夕交流会を開催しました。   はじめに、高等部の作業学習班より藹藹会の皆様へ、回収したプルタブと心を込めて作った作業製品のコースターを贈呈しました。   続いての発表コーナーでは、本校生徒が歌と楽器演奏で「虹」を発表しました。一方、藹藹会の皆様から「365日の紙飛行機」が披露されました。心のこもった歌声と生演奏が響き合い、会場は温かい雰囲気に包まれました。   その後は3つのグループに分かれ、大きな笹に七夕飾りや願い事を書いた短冊を協力して結び付けました。笑顔と会話があふれる、楽しいひとときとなりました。なお、藹藹会の方が本校に運んでくださった笹1本が、中高棟階段を上がった左手のスペースに展示されています。   生徒たちは、年に一度の貴重な交流を心から楽しみ、充実した時間を過ごすことができました。また来年も、皆様とお会いできることを楽しみにしています。   
 6月2日(月)から6月13日(金)まで実施した第Ⅰ期産業現場等における実習、及び校内実習の実習報告会が6月20日(金)6校時に作業棟で行われました。保護者の方々、校長、進路指導部長はじめ教員が見守る中、5名の生徒が一人ずつ前に出て、実習の成果を発表しました。  1年生は、点字用紙を利用したコースター作りと点字本の解体作業を行いました。各自の目標や今後の課題について写真や動画を提示しながら、初めてとは思えない堂々とした態度で発表することができました。  2・3年生は、それぞれ3か所ずつ事業所で実習を行い、制作したさをり織りの作品や、気に入った教材などを紹介しました。学校で製作した缶つぶしの道具や、事業所で姿勢保持のために使用したクッションを参考に保護者がつくったものも披露されました。高等部2・3年生にとって、卒業後を見据えた事業所との連携がより重要になってくることを感じさせられました。
 6月20日(金)、JR宇都宮駅へ行ってきました。切符の購入方法や自動改札機の通過方法、飲食店での過ごし方や、エレベーターの乗り方など事前学習を行い、一人一人目標を立てて校外学習に臨みました。  宇都宮駅では、券売機で切符を購入したり、新幹線の音を聴いたりしました。子どもたちは、駅構内に流れるアナウンスや新幹線の通過音に耳を傾け、真剣な表情をしていました。  昼食は、ウツノミヤテラス内にある定食のお店へ行きました。それぞれ自分で選んだメニューをおいしくいただきました。  天候にも恵まれ、充実した一日を過ごすことができました。     
 6月19日(木)、関東地区盲学校生徒会連合(関盲連)代議員会がオンラインにて行われました。この会は、関東地区の盲学校の高等部生徒会の代表生徒(代議員)が本連合の運営について議論したり、情報交換を行ったりするものです。今年度は本校が総務担当の順番となり、普通科2年生の生徒が司会進行を務めました。  午前中の議事は滞りなく進み、その後は参加生徒による自己紹介、学校紹介を順番に行いました。和やかな雰囲気で、個性豊かな発表を聴きました。本校生徒は、本校校庭に生息している「古賀志虫(ブユ)」の恐ろしさや「プールの水に地下水を使っていること」について、漫才のようにボケとツッコミを交えながら楽しく発表しました。  午後の情報交換会では「遊びに行くならどんな場所に行くか」「盲学校あるある」の2つのテーマで自由なディスカッションを行いました。画面越しではありましたが生徒間のやりとりも活発に行われ、にぎやかで充実した会になったことと思います。    
 6月13日(金)、茨城県水戸市にある「リリーアリーナMITO」で第56回関東地区盲学校フロアバレーボール大会が行われ、本校はオープンリーグに参加しました。オープンリーグは生徒と教職員の混成チームで出場でき、昨年度大会より設けられたものです。本校は実に15、6年もの間 大会出場から遠ざかっていましたが、昨年度より少しずつ練習に取り組んできました。今回は高等部普通科生徒4名、専攻科生徒2名、引率職員7名の計13名で参加しました。  対戦相手である千葉県立盲学校の鋭いスパイクや安定感のあるレシーブ・トスに圧倒されながらも、本校前衛、後衛ともに精一杯声を出し合い、全力でブロックし、できるかぎりの力でスパイクを打って応戦しました。第1セットは千葉盲に取られてしまいましたが、第2セットは本校1点リードのまま、全50分間に渡る試合が終了しました。  総得点による勝敗判定の結果、勝つことはできませんでしたが、チームスポーツの面白さ、試合の緊張感、その中で満足のいくプレーを行う難しさなどなど、生徒たちはたくさんの経験を得ることができたと思います。試合後に観た決勝戦も迫力あるプレイばかりで、生徒たちにとって良い刺激...
 6月6日(金)に、避難訓練と下校対応訓練を実施しました。 今回は、校舎内外で通行できない箇所があること、電気系統の被害により放送機器が使用できなくなったことを想定して行いました。緊急地震速報を聞いた児童生徒は、事前学習で学んだことを生かして速やかに身を守る行動ができました。その後、避難指示を聞いて安全を確認しながら避難場所へ移動しました。 下校対応訓練では、大規模災害によりスクールバスや公共交通機関が使用できないことを想定して下校しました。今回の訓練をとおして緊急時の下校手順について、保護者の皆様と確認することができました。御協力ありがとうございました。       
 6月10日(火)に、今年度1回目の校内点字競技会を開催しました。競技種目は五十音、転写、聴写、速読みの4つです。  今回は小学部から2名、高等部から2名の児童生徒が参加しました。静かな教室で緊張感のただよう中、点筆やパーキンスで点字を打つ音が響きました。昨年の自己記録の更新を目標に、日頃の学習の成果を発揮すべく、どの児童生徒も集中して取り組むことができました。
 5月22日(木)~23日(金)校外宿泊学習に行ってきました。1日目午前中に、那須ロープウェイに乗り那須山頂駅へ向かいました。ロープウェイが揺れるのと窓からの景色に少しどきどきしましたが、山頂駅に着くと壮大な景色を見たり、冷たい山の空気を感じたりすることができました。昼食後、殺生石とつつじ吊り橋を見学しました。殺生石で硫黄の匂いに辟易としたり、つつじ吊り橋で橋の高さや揺れに驚いたりしました。なす高原自然の家に着いてからは、指導員さんに教えてもらいながら木の実クラフト作りをしました。自然の家周辺に落ちていた木の枝に接着剤で木の実をつけて、素敵な作品ができました。夜はベッドメイキングをしたり、談話室に集まってカードゲームなどをしたりして楽しみました。  2日目は、千本松牧場に行き、たくさんの動物と触れ合ったり、広い牧場内を散策したりしました。  2日間、天気にも恵まれ、普段なかなか経験できないことにチャレンジすることができました。今回の校外宿泊学習は、友達同士の関わりの心地よさを知る素敵な経験になったことでしょう。
 5月25日(日)、栃木県総合運動公園にて第20回栃木県障害者スポーツ大会が開催されました。高等部2名の生徒が陸上競技に、また中学部1名、高等部1名の生徒がサウンドテーブルテニスに出場しました。  心配していた雨は朝のうちに上がり、時折晴れ間も見え、まずまずのコンディションでの実施となりました。自己記録や入賞などの成績を収めることができた生徒も、悔しい結果に終わってしまった生徒も、持てる力を頑張って出し切る姿が素晴らしかったです。もんな今後につながる良い経験を得られたことと思います。 高1男子 50m【視覚・男子】 第1位 9秒77  高1男子 800m【視覚・男子】 第1位 3分24秒63 中1男子 サウンドテーブルテニス 第2位 高1男子 サウンドテーブルテニス 第3位        
保護者様へ  下校対応訓練は無事終了しました。御協力ありがとうございました。  学校では、本日の訓練の反省点を生かし、今後の安全対策を講じていきます。お気づきの点がございましたら、学級担任を通してお知らせください。
 6月5日(木)に、宇都宮市立城山西小学校2年生と本校児童による「遊び交流」を実施しました。互いに自己紹介を行った後、全員で大きな輪になってロンドン橋遊びを行いました。ゲームの中で、好きな食べ物や遊び、得意なことについて、全員が発表できました。本校児童にとって、大勢の友達と同じ活動で遊ぶことができる貴重な機会となりました。  その後、城山西小の皆さんは、「盲学校探検」を行いました。校内を見学しながら小学校と盲学校との違いを探したり、本校児童が生活科や算数などの授業で使用している触察教材を触ったり、触る絵本を楽しんだり、拡大読書器を操作したりしました。    また城山西小の皆さんとお会いできることを楽しみにしています。     
令和7年度の舎生会役員選挙が行われました。5月7日(水)に行われた立会演説会の後、5月12日(月)の信任投票にて3名が当選しました。5月19日(月)の任命式では、校長先生からの「役員を中心に舎生のみなさん全員で寄宿舎を盛り上げていってください。」との激励の言葉と共に、任命書が授与されました。3名の役員からは「楽しい寄宿舎にしたいです。」「がんばります。」等の抱負が語られました。   
 5月23日(金)本校作業棟にて、実習激励会が行われました。  2、3年生の生徒の一部は5月27日から産業現場等における実習が始まります。6月2日から2週間の間に、高等部普通科1年の3名は6月2日から校内で実習を行います。  保護者の皆様をはじめ教員たちが見守る中、生徒たちはそれぞれ実習の目標や意気込みを発表しました。また、校長、教頭、進路指導部長、高等部主事からは激励の言葉を頂きました。1年生にとっては初めての2週間の実習です。最後までがんばれ!
 5月8日、小学部3年生と6年生の児童2名が城山西小学校の児童と田植え交流を行いました。  当日は気持ちよく晴れ、絶好の田植え日和でした。城山西小学校のなかよし田んぼでは、地域の方々や城山西小学校の保護者の皆様が準備をしてくださっていました。盲学校の児童は、慣れない泥の中の田植えで、足が抜けなくなったり、転びそうになったりしながらも、植える位置に目印として玉が付いたひもを触って確認しながら苗を植えることができました。  秋の稲刈りが楽しみです。
 4月28日(月)、小学部4~6年生5名が劇団四季のミュージカル『ふたりのロッテ』を鑑賞してきました。これは、赤ちゃんのときに離ればなれになったふたごの姉妹が偶然出会い、再び家族一緒に暮らせるようにある作戦を実行するお話です。児童たちは、原作を読んでから観劇したり、劇中の歌を覚えて口ずさんだり、お気に入りの登場人物を見つけたり、それぞれに楽しみ、満足した様子でした。
  小・中・高等学校及び特別支援学校において使用している教科書を、下記の期間展示しています。保護者の皆様も自由に見学することができます。  事前展示会:  令和7年6月16日(月)~6月19日(金)    午前9時~午後5時 教科書展示会:  令和7年6月20日(月)~7月11日(金)   午前9時~午後5時  ※土日は除く   会場:栃木県庁河内庁舎本館5階図書展示室 R7 04教科書展示会会場案内図.pdf
 4月30日(水)、多くの保護者の御参加をいただき、第1回保護者会が行われました。  全体会では、校長から「目指す学校像」「学校経営方針」やと特別支援教育課より出された「特別支援教育の充実に向けた方針」についての説明がありました。また、担当係より、令和6年度の卒業生の進路等、主体的活動を促す支援、フロアバレーボール、児童生徒会について、それぞれ説明等がありました。保護者の皆様からのアンケートでは、「進路や学校の取組について、実例を挙げて具体的に分かりやすく説明されていてよかったです」「フロアバレーボールという新しいスポーツを知る機会になりました」等の感想をいただきました。  その後学部懇談と授業参観が行われました。授業参観については、「一年の成長がすごく感じられました」「クラスの雰囲気がとてもよかったです」等の感想をいただきました。  今後も保護者の皆様と共通理解を図りながら学校運営を進めてまいりたいと考えておりますので、御協力をお願いいたします。        
 4月24日(木)、弱視児童生徒を担当されている県内の先生方を対象に『弱視特別支援学級等担当者研修会』を実施いたしました。今回は10校11名の先生方の参加がありました。  まずは、自己紹介を兼ねた情報交換会を行いました。参加された多くの先生が、今年度はじめて弱視の児童生徒を御担当されることとなったとのことでした。午前中は、『教育的視機能評価について』、『ロービジョン疑似体験』、午後は、本校職員による『視覚に障害を有する児童生徒への支援について』、『自立活動について』の講話と、校内の見学をしていただきました。  参加された先生方からは、「弱視と一言で言っても様々な児童・生徒さんがいるのだと知って参考になった」「情報保障の必要性について参考になった。見えていると思ってしまいがちだが、声かけをしていこうと思った」「教材の見やすさや触れて確かめることの重要性、必要性を感じることができた」等の感想をいただきました。
 4月24日(木)の放課後、専攻科生を対象に進路講話を実施しました。  卒業後の主な進路先、近年の卒業生の就職状況、在学中に進路を考える機会や、企業が求める資質などについて、具体例や、同じ視覚障害者としての思いも織り交ぜながらお話ししました。それぞれの立場で捉え方は違うと思いますが、進路を考える一つの機会になっていることを願っています。  また、進路を担当する我々教職員もより一層気を引き締めて支援したいと思います。
令和7(2025)年度 学校公開のご案内  見えにくさのあるご本人や保護者の方などに、盲学校の施設や盲学校で行われている授業、視覚障害教育のセンターとして盲学校が取り組んでいること等を知っていただくことを目的として、6月30日(月)に学校公開を実施いたします。ぜひお気軽にご参加ください。 R7学校公開案内
 4月24日、株式会社キザキ様より白杖が寄贈され、小学部、中学部、高等部の代表が出席し、校長室で贈呈式が行われました。  株式会社キザキ様は長野県でスキーポールなども作っている会社です。金沢大学と使いやすい白杖を開発し、全国の盲学校に直接プレゼントに回る「白杖リレーマラソン」を行っています。  代表の児童生徒は、贈呈された白杖ができた経緯をよく聞き、また、グリップや長さの調節などの改良された特長をよく触って確かめていました。  他県の盲学校の生徒も記入しているメッセージボードには、代表の生徒が「ありがとうございます。自主通学にむけてがんばります。」と書きました。  本校ではいただいた白杖を活用し、多くの幼児児童生徒や相談に来られた方の歩行学習に役立てていきたいと考えています。ありがとうございました。          
今年度着任しました校長の平井謙司と申します。どうぞよろしくお願いいたします。 令和7年度は、中学部に1名、高等部に7名(普通科3名、専攻科保健理療科1名、専攻科理療科3名)の新入生を迎え、幼児児童生徒数25名でのスタートとなりました。 本校の教育目標は、1 明るく健康でたくましい幼児児童生徒の育成2 個性を生かし自らすすんで学べる幼児児童生徒の育成3 社会の一員として活躍できる心豊かな幼児児童生徒の育成です。一人一人の個性や得意なことを更に伸ばし、幼児児童生徒が自立し社会参加していけるよう、教職員全員で取り組んでまいります。併せて、本県唯一の視覚障害特別支援学校として特別支援教育のセンター的機能を発揮し、県内の視覚障害のある幼児児童生徒等への支援の充実にも努めてまいります。 保護者の皆様、地域の皆様、関係機関の皆様、どうぞよろしくお願いいたします。
 4月9日(水)、入舎式を実施しました。今年度の寄宿舎生は10名です。中学部生2名が、新たに寄宿舎生となりました。校長先生からの挨拶の後、新任寄宿舎指導員の紹介がありました。  最後に、各寄宿舎生と舎室担当職員が自己紹介をしました。個性豊かな10名での新生活がスタートします。1年間楽しい寄宿舎生活を送っていきます!
 本年度は、中学部1名、高等部普通科3名、高等部専攻科4名、合計8名の児童生徒が本校に入学しました。  校長先生の式辞では、次のように、本校の教育目標を踏まえたお願いが児童生徒の皆さんにありました。「明るく健康でたくましい人になってほしい」「自分の個性を生かして、自分から進んで学んでほしい」「社会の一員として活躍していけるよう、豊かな心を育んでほしい」の3つです。  新入生のみなさんの今後の学校生活で一人一人のニーズに応じた目標を達成できるように、教職員一同、今年度も全力で教育活動を進めて参ります。  
 4月8日(火)、校長新任式、第1学期始業式、離任式を実施しました。  始業式では校長先生から、「進級おめでとう」との挨拶がありました。自分で考えて自分からやる、という主体性に関する前向きな励ましのお言葉がありました。  また、始業式の後、離任式が実施されました。幼児児童生徒から花束を受け取った10名の教職員からは、児童生徒の皆さんに向けて、思い出や励ましの言葉がたくさんありました。  幼児児童生徒一人一人が成長を実感できるように、今年度も、教職員一同、一致団結して教育活動を進めて参ります。    
 3月29日(土)から30日(日)の2日間、城山西小学校にて古賀志の孝子桜まつりが開催されました。本校が参加した30日には、点字体験と専攻科によるマッサージのコーナーを開設し、地域の方々に体験していただくことができました。前日のみぞれ混じりの天気にかわって、開設当日は日の光がさし、花を咲かせた孝子桜がきれいに見られました。孝子桜を前に会話もはずんで、本校の取り組みについても興味をもっていただくことができたと感じます。当日はたくさんの方々にお立ち寄りいただきありがとうございました。知事さんからも、「皆さんをたくさんほぐしてあげてください。」と笑顔でお声掛けいただきました。今後も地域の方々との交流を大切にしていきたいと思います。      
 本校では、3月21日(金)に令和6年度の修業式を行いました。私にとっても、校長として最後の修業式でした。午前中のみで下校となる日程でしたので、学級のことだけでも忙しいと思うのですが、うれしいことに時間を準備してくれたようで、元気な男子児童2名と担任・副担の先生方が校長室を訪ねてくれました。そして、なんと!私に卒業証書を授与してくれました。文章には、「時には神(校外宿泊学習でのキャンドルサービスにて、火の神を担当した件)になり、時にはサンタ(12月のお楽しみ会にて、サンタを担当した件)になり、僕たちを楽しませてくれました。その功績をたたえ、ここに感謝の意を表します」と書かれていました。もう、感動の嵐でした。  実は、私の方こそ、行事や普段のかかわりの中で、楽しませてもらっているのです。私からも心から感謝の意を表させていただきます。    
 3月21日(金)、令和6年度修業式を行いました。  修了証授与では、児童生徒一人一人の名前が呼ばれ、各学部の代表が校長先生から「頑張りましたね。」と声をかけられながら修了証を受け取りました。  校長先生からの講話では、1年間の学習の積み重ねと経験が成長につながっていること、それを土台に次の学年の学習に生かしてほしいことなどの話がありました。  令和7年度第1学期始業式は4月8日(火)になります。春休み中も安全に過ごし、元気に登校してください。   
 3月18日は「点字ブロックの日」です。  点字ブロックは、岡山市の安全交通試験研究センター初代理事長の三宅精一氏によって考案されました。1967年3月18日に、世界で初めで、岡山盲学校近くの交差点に敷設されました。  「点字ブロックの日」は、この日を記念した日です。2001年にJIS規格として形状の標準化が行われました。点字ブロックの色は主に黄色で、線状の誘導ブロックと点状の警告ブロックがあります。  点字ブロックは、視覚障害者の安全な歩行のために大切なものですので、点字ブロックの上や脇に自転車や車をとめたり、看板や物を置いたりしないようにお願いいたします。また、白杖歩行だけでなく、点字ブロックを目で追いながら歩くことが可能な弱視者にとっても大切なものであり、路面との色のコントラストがはっきりしている黄色の点字ブロックが敷設されていくことも重要です。  本校ではPTA活動の一環として、点字ブロック理解推進事業を行っています。今年度も宇都宮メディア・アーツ専門学校の御協力を得て、点字ブロック理解啓発のポスターを作成し、県内約400カ所に配布いたしました。また、全国産業教育フェア栃木大会...
 2月14日、小学部5・6年の家庭科の学習として、下福岡集落センターにおいて「ビオトープの里ふくおか」の活動について会長の駒場さんをはじめ5名の方々に御協力をいただき、お話を伺いました。児童からの質問に答えながら、この「ビオトープの里ふくおか」の事業は、盲学校があるこの福岡町で17年前から始まったこと、ホタルの観察会や生き物調査など子どもたちも参加できる行事があることなど詳しく教えていただきました。自然と共生するための様々な取組について知り、自分に何ができるのかを考える機会になりました。お土産にお月見で使われるという「ぼうじぼ」をいただきました。子どもたちがこれで地面をたたきながら、家々を回るとお菓子がもらえるそうです。わらで作った温かみのある「ぼうじぼ」を持って1キロの道のりを学校まで帰ってきました。       事後学習として、学習したことを新聞にまとめて校内に掲示しました。
 3月11日(火)、多数の来賓をお招きし、盛大かつ厳粛に令和6年度の卒業式を挙行いたしました。  今年度は小学部1名、中学部3名、高等部普通科4名、高等部保健理療科1名、高等部専攻科2名の卒業生一人一人が「おめでとう」の言葉と共に、学校長から卒業証書を授与される姿は、一人一人が輝き、とても誇らしいものでした。  盲学校を卒業し、社会に羽ばたく皆さん、盲学校は皆さんのふるさとです。今後も皆さんの成長と活躍を見守り、またこれからも応援しています。  御卒業おめでとうございます。  
 1月から開始したホームページ連載企画も、いよいよ最終回を迎えました。  3月、残り少ない寄宿舎生活は、男子棟の舎室に戻り、後輩や専攻科生と共に過ごしました。そして3月11日、無事盲学校・盲学校寄宿舎を巣立っていきました。  4月からの生活で新しいチャレンジに向かう時、寄宿舎の「巣立ち計画」で得た自信が、羽ばたく力になってくれることを願います。大丈夫、きっとできる!   飛び立て!! 【舎生の振り返り】  1ヶ月間、疑似一人暮らし体験としてADL室を利用させていただきました。友達をおもてなししたり、一人でご飯を作ったり、洗濯物干しや掃除に苦労したりなど、たくさんの経験をすることができました。卒業後は進路先の宿舎に入り、本当の一人暮らしが始まります。ここで得たたくさんの学びを活かし、充実した生活を送りたいと思います。今まで取り上げていただき、ありがとうございました。この体験談が、少しでも将来みんなの役に立つことを願っています。      
 1か月のADL室生活が、無事最終週を迎えました。  火曜日は、寄宿舎で卒業舎生祝いの会がありました。「これまでの長い在舎期間、この1年間が一番濃かった」と振り返ってくれました。盲学校での学習の積み重ねがあったからこそ、「濃い」1年という振り返りにつながったのでしょう。  水曜日は最後の外出活動、中学部時代の舎担職員と宇都宮駅へ出かけました。  木曜日、最後のADL室での宿泊は、片付けをしながら過ごしました。 【舎生の振り返り】  今週も、宇都宮駅での外出がありました。まずは、近くのコンビニで衣料品売り場の商品を確認しました。思ったより多くの種類があり、ズボンやパーカーまで売っていることに驚きました。夕食のお弁当も、ルーペで見ながら食べたいものを選ぶことができました。解散まで少し時間があったので、ロッテリアに寄ろうと思いましたが、まさかの休業中。悩んだ末に、近くのタリーズコーヒーに決めました。メニューを把握するのが難しそうだったので、店員さんに何があるか質問して、その中からロイヤルミルクティーを注文しました。美味しかったので、数分で飲み切ってしまいました!解散後には、いつも寄っているコン...
 2月25日(火)卒業舎生祝いの会が開かれました。卒業舎生からの思いのこもった挨拶の後、それぞれの担当寄宿舎指導員が選んだ記念品が校長先生から贈られました。その後も、記念撮影や会食会など、また一つ楽しい思い出を増やすことができました。6名の卒業舎生のみなさん、御卒業おめでとうございます。      
 2月28日、来年度の児童生徒会の役員選挙と立会演説会が行われました。今回は小学部副会長と中学部副会長の選挙でした。立候補者は、役員になったらやりたいことを自分の言葉で伝えました。児童生徒の皆さんは真剣に耳を傾け、その後の投票ではよく考えて選ぶことができました。投票所は実際の選挙を参考に、床のガイドラインやパネルで導線を分かりやすくし、一方通行で行えるように工夫しました。    
 2月26日(水)、幼小・中学部での卒業おめでとう会を行いました。今年度は、小学部1名、中学部3名が卒業します。在校生は、事前にプレゼント作りや会場装飾など準備を行い、卒業生をお祝いする気持ちでこの日を迎えました。  当日は、在校生代表から卒業生へ向けての心のこもった挨拶から始まり、「手と手が触れたらじゃんけんぽん」のゲームや「ともだちはいいもんだ」の合唱を楽しみました。卒業生からは、心に残った思い出についてや今後の目標などについて挨拶がありました。  卒業生が退場するときには、名残惜しそうに握手やタッチをして別れを惜しむ様子も見られました。  春を感じる陽気の中、心温まる時間となりました。
 ADL室生活3週目、寄宿舎での一人暮らしと同時に、学校でも進路に向けた様々な活動が行われ、多忙な毎日を過ごしています。  水曜日は調理室で、寄宿舎男子棟全員でお楽しみ会を行いました。栃木県産のおいしい苺をふんだんに入れた苺フラペチーノを、ミキサーで作って飲みました!  木曜日は、舎担と外出活動に出かけました。寄宿舎の食事を欠食し、駅構内のスーパーで、夕食用のお弁当、サラダ、デザート、朝食用のヨーグルト、おにぎりを購入しました。次にパン屋さんで、トングを使って3種類のパンを購入しました。ルーペを使って商品を確認する習慣がついてきました。会計時には、店員さんと支払い方法を確認しながら、交通カードや現金を使って支払いました。寄宿舎に帰り、ADL室のレンジでお弁当を温めて食べました。  金曜日の朝もADL室で、前日に購入したパンをトースターで焼いたり、ケトルでお湯を沸かして粉末スープを注いだりして、一人で朝食準備を行い、充実した朝食タイムを過ごしました。 【舎生の振り返り】  今週は宇都宮駅への外出がありました。いつも通学の時に利用している駅ですが、あまり買い物をしたことがなかったので、夕食...
 JA全農とちぎ様より今年もたくさんの苺『とちあいか』とトマトをいただきました。  本日の給食で提供させていただき、大きな口を開けてほおばったり、いちごミルクにアレンジして食べたりした子どもたちからは、笑顔と共に「おいしい!」「あまーい!」という歓声があがっていました。また、子どもたちが「地産地消」という言葉を身近に感じることができました。  JA全農とちぎ様、ありがとうございました。
 ADL室2週目に入りました。  水曜日の夕食前に、学級担任の訪問がありました。夜は22時に足元を温める石油ファンヒーターを消火し、その後も期末試験のため、23時まで学習に励んでいます。  木曜日の下校後、ADL室で進路関係の手続き作業などを行いました。またこの日の放課後は、他の高3生が外出活動でお出かけしていたので、外出メンバーの夕食を、食堂から寄宿舎調理室まで運ぶ手伝いを率先して行いました。 【舎生の振り返り】  ADL室暮らしも2週目に入り、ようやく生活に慣れてきました。ものの配置や部屋での過ごし方も定まってきて、有意義な生活が送れています。普段とは違い友達の声が聞こえず、盲導鈴や暖房のモーターの音しか聞こえない環境なので、少し寂しさを感じる場面もありますが、集中してテスト勉強に打ち込めています。   
 令和7年2月5日(水)に県庁で令和6年度特別支援学校全国大会入賞者報告会が行われました。栃木県教育委員会から教育長、特別支援教育課長ご臨席のもと、特別支援学校に在籍する児童生徒で全国大会上位入賞者だけが参加できる名誉ある報告会です。入賞者の保護者の方や各校の校長先生も参加しました。栃木県特別支援学校長会を代表して会長である本校校長が挨拶をしました。  本校からは、この報告会に第74回ヘレンケラー記念音楽コンクール ピアノ2部第2位の小学部5年生、同じく独唱2部第2位の高等部3年生が参加し、堂々と報告をしました。  参加者10名中、小学部生は本校からの一名だけでしたが、堂々とした報告と立派な返事で参加者から大きな拍手をいただきました。教育長からの質問にも堂々と答えました。  高等部3年生は入賞者の代表として周囲への感謝等この上ない立ち居振る舞いで挨拶し、教育長から「素晴らしい、私の挨拶よりも上手だった。」とお褒めの言葉をいただきました。  当日の様子はとちぎテレビのニュースでも放映されました。  
 2月14日(金)に学校保健委員会を開催しました。本委員会では、産業医の加瀬先生をはじめ、本校のPTAを代表して、保護者の方にも御出席いただきました。最初に、健康指導部の取り組みや学校保健に関すること、学校給食に関することを各係から報告しました。報告の内容についていくつか質問等があり、加瀬先生には虫に刺された際の対応や食物アレルギーについてなど御助言をいただき、とても有意義な委員会となりました。  
           令和7年2月16日(日)に開催された城山地区防災訓練に、主幹教諭と2人で参加してきました。城山地区防災会の会長を務める大森さんからのお誘いがあって参加することができましたが、大森さんは、日頃から盲学校と城山地区を繋げてくださっているキーパーソンのお一人です。また、城山地区防災会とは、非常災害時に盲学校の駐車場とトイレを開放して一時避難所を開設する協定を結んでいます。  集合と同時に始まった情報伝達訓練では、城山地区をいくつかのエリアに分けて防災体制が組まれており、各エリアでまとめられた被災や避難状況の情報が本部に集約される様子を拝見することができました。城山地区の組織力の高さに感心いたしました。また、防災グッズに触れたり、各種救命訓練に取り組まれたりする地域の皆様からは、防災意識の高さを感じることができました。校庭には、災害時に物資を運ぶドローンのデモ飛行やいろいろな災害を模擬体験できるVR車両もあり、参考になることが多い防災訓練でした。  非常災害時には、盲学校も城山地区の一員として、地域のお役に立てるよう準備をしておきたいと思います。
 2月17日(月)に第3回保護者会を実施しました。  全体会では、校長より、幼児児童生徒の成長がうれしいとの話や次年度の予定等について説明がありました。  保護者研修では、「安全な情報機器の使用」をテーマに、本校の情報機器の使用状況等について説明があり、NTT DOCOMOの「スマホ・ネット安全教室」を視聴しました。保護者の皆様からのアンケートでは、「安全なツールとして使わせたい。」「いつか使いこなす時には気をつけなくてはいけない事があると考えさせられた。」等の感想をいただきました。  続いて学校評価(保護者アンケート)結果について説明をさせていただきました。  その後の授業参観では、「楽しそうなのが伝わってきてよかった。」「実際に見ることができてよかった。」という、学校として励みになる感想が寄せられました。  お忙しい中、御参加くださった保護者の皆様ありがとうございました。当日参加できなかった保護者の皆様には資料を配布いたしました。    
 2月18日(火)、中学部で栃木県立博物館に行きました。体験プログラムとして、昔の道具を実際に使ってみたり、栃木県内に生息する生き物の毛皮を触ったりしました。石臼や水桶、蓄音機といった道具は、現在はほとんど日本では使われていません。自分たちの身の回りには便利な道具がたくさん使われていることを知るとともに、昔の人の生活の大変さを実感できました。  博物館から栃木県中央公園の中を通り、バス停に向かう途中、民族楽器「パンフルート」を演奏する方にも出会いました。生徒たちのために、「コンドルが飛んでいく」を演奏してくださり、皆で素敵な音色に聞き惚れてしまいました。  今回の校外学習では初めて路線バスに乗車する生徒もいました。これからも、様々な公共機関や公共施設を利用する経験を重ねていきたいです。    
 2月17日(月)、日本情報処理検定協会が主催する第142回日本語ワープロ検定試験を本校を会場として実施しました。今年度4回目となる今回は、中学部の生徒1名が参加しました。1回目に4級、2回目に3級、3回目に準2級と順調に合格してきた生徒は、1年間の総まとめとして合格を目指し、集中して試験に臨んでいました。  結果の発表は、2週間から3週間後になります。
 2月10日(月)、栃木県消費生活センターの村田裕子様に御来校いただき、消費生活に関する出前講座が行われ、高等部普通科4名の生徒が参加しました。 消費生活センターとは、消費生活に関するトラブルを解決するため、相談やアドバイスをしてくれるところです。成人年齢引き下げにより、18歳になると選挙権が得られる以外にも、クレジットカードを作ることやローン契約ができるようになりました。 今回の授業では、スマートフォンやインターネットでのトラブルに巻き込まれないために「契約」の基本について知ること、いろいろな支払方法について学ぶこと、断る力を身に付けることの大切さについて、様々なお話をお聞きすることができました。また、定期購入や迷惑メールの具体的な事例については、何が良くなかったのか、トラブルを防ぐための注意点について確認しました。 授業を受けた生徒のスマートフォンにも毎日多くの迷惑メールが届くそうです。「インターネットの先の人は信頼せずに、正しい知識を身に付けて危険なトラブルに巻き込まれないように注意したい。」「商品情報や会社についてきちんと確認してから商品を購入するようにしたい。」という感想...
 2月12日(水)に今年度第2回目の社会科見学として、カルビー株式会社清原工場に行き、「フルグラ」と「かっぱえびせん」の製造過程について見学してきました。清原工場の見学担当の皆様には、盲学校のために様々な実物を準備して、分かりやすく解説していただきありがとうございました。工場に入る前はごみが入らないように厳重な身支度をすること、細かく役割や責任を分けて3交代で働いていること、機械化で毎日何十万という製品が作られていることなどたくさんの学びがありました。児童たちは、製造途中の材料を一つ一つ触れて変化に気づいたり、試食の感想を伝えたり、積極的に参加していました。見学後は、LRTに乗車して宇都宮駅東口に移動し、ウツノミヤテラスで食事や買い物を楽しみました。     
 2月に入り、ADL室での一人暮らしが始まりました。後輩舎生が引っ越しを手伝ってくれました。食事は、今まで通り食堂で食べます。  初日の月曜日は、後輩舎生がADL室に遊びに行きたいということで、専攻科生も招待して、ホットドリンクでおもてなししました。専攻科生と、スーツやネクタイの話など、大人のマナーの話題で盛り上がりました。この日は、養護教諭からの保健指導も受けました。養護教諭が準備してきた資料をもとに、病気や怪我の時の対応や通院先の確認、人との関わり方等について学びました。分からないことには質問をして、貴重な時間を過ごしました。     火曜日は、ADL室の気温が低く、就寝前にエアコン切タイマーを設定しました。朝起きると寒かったので、起床時にエアコン入タイマーも設定するように工夫しました。また、浴室の利用を開始しました。浴室もとても寒く、お風呂の湯温は、ダイヤルを調整しながら適温をみつけます。月・水曜日は、専攻科の先輩方と大浴場での大人時間を楽しんでいます。  木曜日は、小学部体験入舎生や女子舎生の3人が見学に来て、大賑わいでした。リビングのテーブルに案内し、ケトルで湯を沸かして、ココア...
「ADL室の確認」  まず、生活に必要な浴室、トイレ内の電気の場所や付け方、給湯器の使用方法を確認しました。冷蔵庫や電子レンジ、トースターは自分からしっかりチェックし、和室では布団を敷く場所や洗濯を干す場所などもひと通り考えました。   「布団セット開封」  タイミングよく届いた舎監用の布団10点セット。開封作業にチャレンジしました。カッターは使用禁止!力尽くでテープを剝がしたり、梱包用の袋を破いたりして、3人がかりで30分ほどで無事セット完了しました。      「お風呂」  入浴の仕方について、手順表に沿って実際に浴槽にお湯を溜めました。タイマー付きの腕時計で時間を計りました。お風呂掃除は家庭でもおこなっているということです。浴槽洗いでは、こすり方が優しかったり、間が空いてしまったりすることもありましたが丁寧に取組みました。洗剤の吹き出し口「泡」の表示が見えにくいことが分かり、目印をつけました。       「トイレ掃除」                      手順表を読み上げて手順と清掃用具の確認をしました。手順表通りにスムーズに行うことができました。便座が電...
 高等部3年の舎生がADL室を利用して1か月の一人暮らしを体験します。題して「巣立ち計画」。舎生は、進路先で同世代や社会人を経験した方々との寮生活を送る予定です。  10月から第1弾「団らん食卓作戦」、第2弾「大人の入浴作戦」として、専攻科の方々と舎食の食卓を囲んだり、一緒に入浴をしたりして、目上の方とのコミュニケーションを練習してきました。(盲学校ならではの強みです!)  そして、最終学期を迎えるにあたり自分で「卒業までにやることリスト」を作成しました。これまでの寄宿舎生活で、職員が管理していた薬関係、スマホやタブレットなどの通信機器を自己管理すること、食事の準備など、自立すべきことをリスト化したものです。    1、2月は総集編として、寄宿舎ADL室での1日の予定を自分で組み立てて生活し、電子レンジやトースターを使った調理を行うことにしました。1月中は職員との事前学習、2月から一人暮らしを開始します。今後も奮闘記を連載企画でお届けしていきます!
 「トースターでパンを調理 スープを添えて」  電源、トーストボタン、焼き色を選択するタイプのトースターに戸惑いながらも、こんがりとした焼き色をつけることができました。カップスープケトルでお湯を沸かし、直接お湯を注ぎます。お湯入れの線を確認せずに注ぎ始めたことに自分で気づきました。職員からアドバイスを受け、目印を指で確認しました。  舎生の副担任が本日の舎監だったこともあり、活動を見守った上で、アドバイス がありました。「間違いに気づいたら立ち止まって進む」です。 万事に通じる格言です。      「ポットとカップラーメン」  単眼鏡を使用して説明書を確認し、電気ポットのお湯を沸かしました。カップ麺の蓋は勢いよく2/3程度開いてしまい、蓋を閉じるのが難しそうでした。お湯の量は適量で、美味しそうに食べていました。残った汁は、排水溝ネットを使用して捨てることができました。      「電子レンジとレトルト食品」  本日はミネストローネです。電子レンジの取り扱い表示をよく読み、温めの時間とワット数を確認した後、食器棚から陶器の皿を選びました。温めは袋のままで...
 2月10日は、本校の創立記念日です。体育館に幼児児童生徒、教職員全員が集まり、創立記念行事を行いました。  校長先生からは、116年前の本校創立時から現在に至るまでの沿革についてお話がありました。  また、本校職員からは、本校に残る様々な歴史的な資料を展示するために今年度から整備された資料室についての話と、本校初代校長である沢田正好先生についての話がありました。サウンドテーブルテニスの考案など、沢田先生の業績に関する説明を聞いた後、1964年の講演を録音した沢田先生の肉声を聞くこともできました。  本校の歴史について深く知ることのできた機会となりました。     <栃木県立盲学校創立記念献立> ★ささげの赤飯 ★豚汁 ★天ぷら盛合わせ ★とちまるくん玉子焼き
 2月4日(火)午後、JR雀宮駅近くにある雀宮訓練センターで意見交換会を行いました。参加者はJR東日本宇都宮総括センターから8名、東日本盲導犬協会から4名、そして本校職員6名でした。  前半は、施設の体験ということで、踏切や非常停止ボタン、線路を実際に歩いてレールや枕木等の確認、地上から車両乗車位置までの高さの体験等を行いました。後半は、視覚障害者がJRを利用するにあたっての意見交換を行いました。本校の児童生徒たちにも施設を体験してほしいとの話もありました。        
「部屋の掃除」   来週からの宿泊に向けて、ADL室を丁寧に掃除しました。最初に掃除機をかけ、畳の目に沿って雑巾をかけます。ダイニングキッチンではワイパーをかけ、家具をふきあげました。家庭とは違うタイプの掃除機でしたが、ごみ捨てにも挑戦しました。様々な機種の電化製品を、お試しできるのも寄宿舎ならではの経験です。      「引っ越し」  現在の舎室からADL室に荷物を運び、ダイニングキッチンにある引き出しや和室の棚に収納しました。実際に布団を広げ、敷く位置としまう場所を確認し、だんだん一人暮らしのイメージができてきました。その後、ADL室のⅩ型物干し、ピンチハンガーに洗濯物を干しました。一人暮らし経験のある男性職員からのアドバイスを参考にして、様々な干し方、使いやすい方法を試行錯誤しました。鴨居に掛けるピンチハンガーのフックも知ることができました。本日はタイミングよく、職員が行っていた石油ファンヒーターへの灯油の入れ方も、見学することができました。    「今週の舎生の振り返り」  来週に向けて最終準備の週でした。1時間30分に及ぶ大掃除の末、ADL室がきれいになりました。引...
 2月7日(金)の午前中、食堂で幼小部の「給食感謝の集い」を行いました。  児童は事前に準備した、好きな給食のおかずの立体作品や給食についての作文を、調理員さんに手渡して日頃の感謝の気持ちを伝えました。  調理員さんからは、普段どんな仕事をしているかを教えていただきました。朝5時半から寄宿舎の朝食準備が始まり、片付けるとすぐに給食の準備に取りかかっているそうです。そして、給食の片付けが終わると寄宿舎の夕食作りが始まるという話を聞いた児童からは、感嘆の声が上がりました。  「みんなが給食をしっかり食べて健康になってほしい。」という調理員さんからの言葉に、児童からは「はい」という力強い返事がありました。  食に対する意識を高め、調理員の方々への感謝の気持ちを育むことのできた大変よい機会となりました。              
 2月3日(月)、宇都宮大学共同教育学部附属中学校との交流活動を行いました。今年度は二回目の交流となります。まず、学校紹介と自己紹介から始まり、続いて本校の生徒たちがガイド役になって附属中の生徒の皆さんに点字・ロービジョン・手引き・サウンドテーブルテニスなどの体験をしてもらいました。短い時間ではありましたが、体験を通して交流活動をしたり、給食を一緒に食べたりし、楽しく過ごせたようです。  最初はお互いに緊張した様子でしたが、給食後の歓談タイムには、生徒たちの楽しそうな笑い声が聞こえていました。  交流校の生徒の皆さん、ありがとうございました。また、来年を楽しみにしています!
 2月3日(月)、幼小部で豆まき集会を行いました。  前半は節分についてのお話や節分クイズ、節分にちなんだ歌を歌う活動を行いました。「鬼の嫌いなもの」ということで、実物のヒイラギに触れてとげを感じたり、焼かれたイワシの匂いをかいだり、ヒイラギに刺さったイワシの頭にも触れたりしました。  後半は、恒例の豆まきを行いました。今年も赤鬼と青鬼が児童の前に登場すると、「鬼は外!」「福は内!」と大きな掛け声とともに豆まきを始めました。鬼の勢いに負けず、児童たちは元気いっぱい豆をまき、無事に鬼を追い払うことができました。
 今年も、鹿沼市のアカリチョコレート社長の上原様と鹿沼市社会福祉協議会の齋藤様が、バレンタインデーに合わせてチョコレートのプレゼントを持って訪問してくださいました。  アカリチョコレートの上原さんからは、「食品ロスをなくすことに協力してくれてありがとう」という話がありました。このようなお話を直接聞くことで、児童生徒にとっては、フードロスやSDGsのことを学ぶ機会にもなりました。そして、また来年度も来ていただけるとの話もありました。  今後も、アカリチョコレートさんとの関係を大切にしていきたいと思います。上原様、齋藤様、ありがとうございました。 
 令和7年1月30日(木)の午後です。獨協医科大学眼科学教室の鈴木重成Dr.が、視機能訓練士の田中さん、陸川さんと一緒に、盲学校の授業見学に来てくださいました。自治医科大学眼科学講座の渡辺芽里Dr.も授業見学に来てくださっていたのですが、お忙しく、急いで帰られたので写真に入っていただく機会を失ってしまいました。次の機会には、よろしくお願いいたします。  視覚障害教育の現場を見学されている皆様の御様子は、とても熱心で、強い興味を示していらっしゃいました。DAISY教科書をiPad画面に見やすい表示に変えて読んでいる姿や音楽で点字楽譜を読みながら音階を歌う姿、触察教材や移動時に活用するランドマークの数々など、関心を示されている場面がたくさんありました。  視覚障害のある幼児児童生徒とその御家族にとって、眼科の先生は寄り添ってくださる大きな存在だと思います。また、盲学校にとりましても、視覚障害で困っている方の情報を早期のうちに把握し、教育的支援を迅速に届けるためには、医療サイドからの情報と良い関係性が大きな力になると思います。今後も、眼科医や視機能訓練士の皆様との関係づくりを積極的に進めていきたいと考え...
 1月24日(金)、産業現場等における実習激励会を実施しました!  高等部1年生1名、2年生1名、3年生2名の計4名の生徒が、第3期の実習に臨みます。  激励会では、保護者の皆様や後輩たちに向けて、実習期間・実習先・作業内容を発表し、その目標からは実習に対する意気込みを感じることができました。  最後に、校長先生から生徒一人一人に対して激励の言葉を頂きました。精一杯、実習を頑張ってほしいと思います!  
 小説家の村崎なぎこ先生が、新しく書き下ろした「オリオンは静かに詠う」という小説を携え、私に会いに来てくださいました。今回の小説は、聴覚障害のある女子生徒が小倉百人一首に取り組むお話で、主人公といえる人物が3人いるそうです。タイトルも素敵で、読む前からストーリーへの期待感が高まります。  実は、令和5年に私が聾学校長を務めていた当時、聾学校で取材をしてくださっていたのです。生徒たちが百人一首に取り組む文化活動の様子を見学され、上の句の1~2文字を指文字で示されたとたん、下の句のカルタを取りに行く生徒の姿に興味津々だった御様子が印象に残っています。また、関係する職員に話を聞いたり、卒業生や旧職員にも取材に行かれたりするなど、精力的に取材されていました。   取材、執筆、編集会議など、小説作品が出版されるまでには、大変な御苦労があったそうですが、このたび、小学館からの出版が決まったとのことで、心からお祝い申し上げます。なお、1月下旬ごろから宇都宮市内の書店の店頭に並び、その後、全国の書店に展開されるとのことです。私も聾学校時代を思い出しながら、楽しく小説を読ませていただこうと思います。
 1月23日(木)、噺家の八代目春風亭柳橋師匠をお招きし、全児童生徒が参加し落語教室を実施しました。  最初に、栃木県の高校出身であり栃木市のふるさと大使、野木町の観光大使でもあり、栃木県に大変ゆかりがあることについてお話がありました。  落語や寄席がどのように生まれ、昔から親しまれてきたのか、児童生徒がわかるように説明していただきました。  また、実際にうどんと蕎麦を食べている表現の違いを演じていただきました。これにより、座布団に座った姿勢で、扇子と手ぬぐいと巧みな話術で様々な場面を表現する落語の面白さを児童生徒が理解することができました。  最後に、落語の歴史や面白さを理解した上で、「てんしき」という有名な落語を演じていただき、その名人芸により会場全体が笑いの渦に包まれました。  質問コーナーでは、生徒からの「どのくらいの数の話を覚えていますか」という質問に、「80くらいの話ができる」と答えていただきました。  師匠には、「一笑懸命」と書いた色紙を学校に寄贈していただきました。今後も、幼児児童生徒と教職員の笑顔が絶えない魅力ある学校となるために、全教職員で協力していきます。柳橋師匠...
 11月15日と1月17日にショート訓練【地震】を実施しました。幼児児童生徒や職員へ事前の予告をしない震度6強を想定した訓練でした。  予告なしでの突然の実施でしたが、幼児児童生徒は、緊急放送から流れる地震の音を聞き、少し焦りながらも机の下にもぐって身を守ったり、安全な場所に移動し頭部に手を当て背中を丸めて身を守る姿勢になったりしていました。いつ地震が起こるかわからないと実感しながら、真剣な表情で自主的に身を守って、日頃の学習の成果を発揮することができました。  
   1月20日(月)~23日(木)にベルモールのカリヨンプラザで開催している「伸びゆく子どもたちの作品展」を見てきました。この作品展は、「栃木県内特別支援学校の幼児児童生徒が、日頃の学習活動でそれぞれの特性を生かして作り上げた作品を展示したり、各学校の教育活動を紹介したりすることにより、県民並びに地域社会の人々の障害児及び特別支援教育に対する関心を高め、理解を深める。」とういう趣旨のもと、トータルでは55回も開催されてきたものです。今回のベルモールで開催されている作品展は、宇都宮市内8校の特別支援学校が共催している作品展です。8校あることもあり、バラエティ豊かな作品(一部は写真展示)が展示されています。学校の特長も現れているように感じました。訪れた時間が夜だったので、人通りは少なくなっていましたが、フードコートも近くにあって、素晴らしい会場でした。  何年も続けてきている作品展ですが、御来場いただいた皆様には、改めて心から感謝申し上げます。ちなみに、地域に密着した作品展を開催するため、宇都宮市以外の市町にある特別支援学校は、所在地域にある会場で順次開催しています。お気づきになりました...
 1月27日(月)~2月7日(金)の2週間、第Ⅲ期の産業現場等における実習へ行かせていただきます。 実習まで残りわずかですが、少しでも経験を重ねようと、生徒たちは日々努力しているところです。お世話になります。       
 1月17日(金)、小学部藤本、内山学級にて、栄養教諭による食育講話行いました。野菜の切り方の学習では、いちょう切りや短冊切りなど 普段食べている野菜を実際に触って、形や厚みを確かめました。また、魚の模型を使って、魚の体の造りがどうなっているのかを学びました。給食の仕込みを早朝から行っているという調理師さんからの話を聞いて、給食ができるまでにはたくさんの人の手と愛情がこもっていることを知りました。今回の食育をとおして、子どもたちは食事のマナーの大切さや、食への感謝の気持ちを深めることができました。                        
 本校HPを御覧いただいている皆様!  2025年も栃木県立盲学校並びに本校HPをよろしくお願いいたします。  写真はこの正月に頂戴した年賀状です。個人的には年賀状のやり取りが減少している昨今ですが、本校あてに各方面の皆様から年賀状を頂戴いたしましたことに、心から感謝申し上げます。  さて、別の記事にもありますように、本校は令和7年1月7日(火)に3学期始業式を行いました。例年よりも一日早いスタートです。その代わりに、例年、修業式は3月24日に行うことが多いのですが、春分の日が3月20日(木)であることを踏まえ、3月21日(金)に早めて実施いたします。理由としては、遠方から通学している寄宿舎生の通学負担を軽減することにあります。登校した日に帰省しなければならない日を減らす工夫を行ったということです。  本校幼児児童生徒や御家族にとって、本校が学びやすい教育環境であることを目指していきたいと考えておりますので、今年もよろしくお願いいたします。    
12月18日(水)、佐野東高等学校との交流を行い、15名の生徒たちが盲学校に来校しました。午前中は、本校職員による図書館を含めた盲学校についての説明や、ツボ講座などが行われました。午後は、本校中学部と高等部混合で2チームに分かれて、それぞれ交流を行いました。  Aチームでは、自己紹介のあと、本校生が準備した「手と手がふれたらジャンケンポン!」を行いました。生徒たちは、互いに声を掛け合いながらチーム一丸となり、みんなで楽しく関係を深めることができました。  Bチームでは、ディスカッション交流ということで、ゲームを交えたフリートークを行いました。他己紹介ゲームでは、趣味や好きなものの話などで大変盛り上がり、同世代の友達と笑顔で会話する様子が見られました。  短い時間でしたが、互いに実りある交流を行うことができました。佐野東高等学校の皆さん、ありがとうございました。      
 1月7日(火)、本校では例年より1日早く第3学期始業式が実施されました。  校長先生からは、巳年は成長とチャレンジの年、心身共に大きく成長できるように、夢と目標を具体的な言葉にして頑張りましょうとの講話がありました。  卒業までは9週間、修業式までは11週間です。具体的な目標の達成を目指して頑張りましょう。  
 12月25日(水)、2学期終業式を実施ました。  終業式の前には、次の大会等で活躍した児童生徒への表彰伝達も行いました。 ・第47回栃木県学生音楽コンクール・第110回点字競技会・第53回関東地区盲学校陸上競技大会・第74回ヘレン・ケラー記念音楽コンクール・第141回ワープロ検定試験・第31回矢沢宰賞  表彰伝達の後は、第74回ヘレン・ケラー記念音楽コンクールで2位となった2名の児童生徒のピアノと歌唱の発表会を行いました。素晴らしい演奏と歌に児童生徒は聴き入っていました。  終業式の講話では、1人1人が活躍した2学期の行事を校長先生と一緒に振り返りました。また、巳年となる2025年は新しいチャレンジの年とのお話もありました。有意義な冬休みを過ごし、3学期も様々なことにチャレンジしましょう。  
2024/12/23
【小学部】 児童、ザック先生の順で自己紹介をしました。児童からザック先生へ多くの質問があり、好きなものが相撲であるとわかると指相撲を一緒に行う児童もいました。ロンドン橋落ちたでは、橋に触った児童が英語で名前を聞かれると元気に自分の名前を答えることができました。クリスマスツリーの飾りつけでは、飾りについて英語で学び、自分の飾りたい飾りを英語で伝えてツリーの飾りつけをしました。英語で伝えられた喜びを感じながら、笑顔あふれる学習となりました。 【中学部】 初めてザック先生と会って、お互いに自己紹介をしました。握手をしたり、背の高さを比べたりしてザック先生はどんな人なのかを少し知ることができました。次に、イギリスと日本のクリスマスの違いを、インタビューを通して学習しました。クリスマス休暇やクリスマスカードがあることを知って生徒たちは驚いていました。最後に「Oh Happy Day」の曲に合わせて、拍手をしたり体を動かしたりしながら歌いました。また会える日が楽しみです。   【高等部】 自己紹介をした後に、ザック先生に聞いてみたいことを英語で質問しました。ザック先生が好きなアニメや日本の歌手、行...
 12月16日(月)、幼小部においてお楽しみ会を行いました。  今年は、サンタさんと一緒にトナカイさんもやってきてくれました。  毎年恒例の「サンタさんからのミッション」では、サンタさんと遊んだり、踊ったり、歌ったり、動物の鳴き真似や早口言葉で笑わせたり、美声を聞かせたり…それぞれがサンタさんからのミッションをクリアして、見事プレゼントをゲットしました。  最後は、サンタさんとトナカイさんと一緒に「あわてんぼうのサンタクロース」を歌って、とても楽しい時間を過ごすことができました。  「サンタ退場」と司会の児童が告げると、名残惜しい雰囲気が会場を包みました。  また来年、盲学校の子どもたちのもとへやってきてくれると思います。  
 12月12日(木)に、高等部3年2組2名、2年1組1名、1年2組1名の合計4名の生徒が、栃木市内にある新生姜ミュージアムまで校外学習に行ってきました。    東武日光線では、行きの新栃木駅で乗り換えがありましたが、次の電車が何番線になるかを車内アナウンスでよく聞いて、順調に乗り換えることができました。    ミュージアムには、いろいろな展示品があり、新生姜の模型を触察したり、ジンジャー神社でお参りをしたり、新生姜の気持ちになってパッケージ詰めされてみたりなどして、様々な体験をすることができました。    昼食には、ジンジャー味のプレートランチやソフトクリームなどを食べて、大いに新生姜を味わいました。    天候にも恵まれつつ、3年生にとっては、修学旅行に次いで思い出に残る校外学習となりました。         
 12月14日(土)に今年度2回目のサタデースクールを行いました。小学2年生と中学2年生の2名が参加し、クリスマス飾り作りを体験しました。保護者の方々は活動の様子を見学すると共に、本校職員との個別相談を行いました。  その後、お茶会をしました。一息つくと共に、参加者同士の交流を深めていました。                              
 12月9日(月)、日本フラワーデザイナー協会栃木県支部の方を講師に招き、中学部3年生3名、高等部普通科3年生2名、専攻科保健理療科2年生2名が「フラワーアレンジメント教室」に参加しました。  この企画は、日本フラワーデザイナー協会が、2014年から全国の盲学校等の生徒にお花に触れてお花のすばらしさを知ってもらうことを目的に行われている「花の宅配便事業」によるものです。ほとんどの生徒が、フラワーアレンジメントは初めてでしたが、丁寧なアドバイスを受けながら、枝や花をどの位置にどの向きに入れるか工夫しながら楽しそうに取り組んでいました。材料は同じでも、それぞれの個性が感じられる、素敵な作品が完成しました。生徒から、「とても楽しかった。」「機会があればまたやってみたい。」「貴重な経験になった。」などの感想がありました。           
 12月4日(水)、三井住友海上火災保険に所属しているパラトライアスロンの選手である米岡聡(さとる)さんに御来校いただき、児童生徒との交流会と金融リテラシー出前授業が行われました。  交流会には、本校小学部から高等部までの児童生徒18名と職員が参加し、パラリンピック出場に向けての取組や経験、大きな目標にチャレンジする楽しさについて、様々なお話をお聞きすることができました。また、東京2020パラリンピックで獲得した銅メダル、実際に使用しているランニングシューズやユニフォーム、水泳の時に使用するガイドロープの触察もさせていただき、児童生徒からの質問にも答えていただきました。「初めての経験で心がワクワクして、あっという間に時間が過ぎてしまった。」「トライアスロンという競技について初めて知った。」「銅メダルが本当に重かった。」という感想が聞かれました。        金融リテラシー出前授業には高等部普通科の4名の生徒が参加し、①お金を使う、②貯める・増やす、③借りる、④備えるという四つのリテラシーについて学びました。お金のやり取りや管理に関する知識やスキルを知ることで、将来への不安が少なくな...
 12月10日(火)に防災訓練を実施しました。今回は食堂から出火したということで、出火場所から遠ざかった避難経路で校庭に避難しました。幼児児童生徒は、事前学習で学んだことを生かして避難指示を聞くと、安全を確認しながら速やかに行動できました。避難完了までの時間は、6分11秒でした。避難後は、校長先生からの講話と消防署の方からの講評がありました。 消防署の方の講話では、教室などに誰もいないことを確認したあと、煙のスピードを遅くするためにドアを閉めることや、煙を吸わないように低い姿勢で移動することの大切さについて説明がありました。  最後に、幼児児童生徒は、真っ白な煙が充満する煙体験ハウスの中で、見えにくい状況で歩く災害疑似体験をしました。
 12月5日(木)、10月に続いて、日本情報処理検定協会が主催する第141回日本語ワープロ検定試験に、中学部の生徒1名と高等部普通科の生徒1名、合計2名が参加しました。今年度3回目となる今回は、前回3級に合格した中学部の生徒は準2級、前回4級に合格した高等部普通科の生徒は3級に挑戦しました。  参加した生徒2人とも、日頃の練習の成果を発揮し、集中して試験に臨んでいました。  結果の発表は、2週間から3週間後になります。     
 「道路の白線が消えかけているので、次はこの作業をしたいです」と、お世話になっている事務職員(主査)に訴えた受注班の生徒。生徒の発言をきっかけに、校内の様々なところをみてみると、意外とたくさんの場所で白線が消えかけているところがあることが分かりました。   今回は、カラーコーンの設置から、養生作業、ペンキ塗りと、色々なことを経験できました。少しずつ塗り方が上手になっていく様子に、生徒たちの成長を、回を重ねるごとに実感しています。       
 12月4日(火)に危機管理に関する教職員の校内研修を実施しました。講師は栃木県教育委員会事務局学校安全課指導主事の川上先生です。  川上先生による危機管理に関する講話の後、教職員が6グループに分かれて研修をしました。本校で発生したヒヤリハット事例等を基に、本校で予想される危機と予防策について、活発な話し合いが続きました。  グループ研修後、川上先生にはその講評をいただきました。その後、まとめの講話もあり危機管理や学校安全について再確認することができました。