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 2学期が始まりましたが、6月と7月に続いて9月も白鷗大学教育学部の学生さんが介護等体験に来ていました。学生の皆さんにとって、盲学校での体験は貴重なものになっているようです。小学部、中学部、高等部普通科で受け入れていますが、本校教師が児童生徒一人ひとりの実態に合わせて授業を進めている様子は、特に印象に残っているようです。また、盲学校の子どもたちが明るく物怖じせずにかかわってくる姿にとても好感をもってくださっています。  白鷗大学からは今年度3回目の受け入れとなりましたが、9月11日には白鷗大学法学部講師の 小島 望 先生が御挨拶に来校してくださいました。若くて気さくな方で、話も弾んでしまいましたが、盲学校について話していたところ、小島先生から「盲学校についてお話を聞き、勉強になった。」とのお言葉を頂戴しました。学生さんが体験している様子を御覧になってお帰りになりましたが、白鷗大学が学部を越えて学生を育てようとしている姿勢に、大学の質の高さを感じました。  2日間の介護等体験が終わると、証明書を発行して学生に手渡しています。学生一人ひとりが教員となって活躍することを願うと共に、盲学校での体験を...
 9月10日(火)2・3校時に、小学部の児童と城山西小学校3年生の児童との遊び交流がありました。  全体で開会式を行った後、学級ごとに分かれて、ボウリングや音当てクイズ、ボール回しなどの遊びを行い、交流を深めました。城山西小児童の中には、アイマスクを付けて音を手掛かりに遊びを体験した児童もいました。  本校の児童にとって、たくさんの友達と遊ぶことができる貴重な時間になりました。城山西小3年生の皆さん、どうもありがとうございました。また、来年の交流も楽しみにしています。     
 9月2日(月)、台風の影響が心配されましたが、予定どおり第2学期始業式を行うことができました。  熱中症対策により校内放送で実施したため、幼児児童生徒は各教室での参加になりました。  校長先生からは、2学期は「レベルアップ」をキーワードに学習や行事に取り組みましょうという講話がありました。  幼児児童生徒の皆さん、まだまだ残暑の厳しい日が続きますが、それぞれの目標達成に向けて2学期も頑張りましょう。   
第1回ぱんだサークルを実施しました!  8月23日(金)に、ぱんだ教室利用乳幼児とその保護者の方々を対象に「ぱんだサークル(育児学級)」を実施しました。  当日は4組の親子の参加があり、子供たちと保護者に分かれて活動しました。  子供たちはふれあい遊びやリズム遊びなどを楽しんで交流を深めました。保護者の方々は、本校保護者から子育てについての体験談を聞いたあと、情報交換会を行いました。心配事や困っていることなどについて情報交換をすることで、家庭でのかかわり合い方についてなど、いろいろとヒントを得ることができたようでした。 ★第2回目は12月26日(木)に実施予定です!  
 8月6日(火)に「特別支援学校センター的機能充実事業」の一環として、夏季研修会を開催いたしました。視覚障害教育に関わる先生方を含め、8機関11名の方にご参加いただきました。 「視覚に障害を有する児童生徒の理解と支援」や「進路や就労に向けたキャリア教育」、また情報提供のための言葉掛けの重要性ということで、 視覚情報が閉ざされた状態を擬似体験する「ワークショップ」などを行いました。  定期的にこのような研修会を行うことで、視覚障害の理解について少しでも情報が共有でき、誰もが安心して過ごせる社会を目指したいと考えております。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。   
 7月31日(水)、教職員(希望者)が普通救命講習を受講しました。消防署の方から心肺蘇生法、AED講習、誤嚥時、止血等の対応などの指導を受けました。最新のお話を伺い、貴重な機会となりました。  
 7月12日と18日の2日間にわたり、小学部から専攻科までの児童生徒がチェロ教室に参加しました。ボランティアの荒川育子先生によるチェロ演奏の鑑賞と先生との合奏、演奏体験の3部構成で行いました。 「美女と野獣」や「虹の彼方に」などの鑑賞では、本校職員もフルートやコントラバスで演奏に加わり、児童生徒たちは、様々な楽器の響きを楽しみました。合奏では、荒川先生のチェロと一緒に「情熱大陸」を様々な打楽器で演奏しました。ラテン系の軽快な曲に、児童生徒の演奏するマラカスやシェイカーのリズムが合わさってより華やかになり、児童生徒たちはとても喜んでいました。  チェロの演奏体験では、荒川先生が一人一人に合わせて丁寧に御指導くださいました。体験の最後に、ピアノ伴奏と一緒に「よろこびの歌」を楽しく弾くことができました。              
    城山中学校地域協議会と城山生涯学習センターが共催した城山地域学講座に3名の教職員とともに参加してきまた。テーマは『城山再発見~大谷人車軌道と大谷石産業の成長~』だったのですが、明治から昭和20年代にかけて盲学校の在る宇都宮市城山地域には、主に大谷石の出荷を目的に敷設された人車軌道が荒針停車場から各採石場へと伸びていたということに驚きました。しかも、荒針から宇都宮市街地の材木町や西原町にまで人車軌道がつながっていたこと、荒針停車場から鶴田駅まで軽便鉄道が築かれていて小型の蒸気機関車も走っていたということは、まったく知りませんでした。講師は、宇都宮市文化財ボランティア協会会長の 大塚 雅之 先生でした。大塚先生は以前、宇都宮市立城山東小学校で校長先生を務めていらっしゃったそうですが、その当時から城山地域について研究しておられたそうです。貴重なお話や写真の数々はとても興味深いものでした。現在、LRTの運行で盛り上がりをみせる宇都宮市ですが、すでに20世紀前半には、昨今の原型が城山地域にあったのです。大谷地区は大谷石の切り出しによる独特の景観や地下採石場跡の神殿のような大空間の存在から知...
 5月にもおじゃました旧足利盲学校の校舎ですが、現在は保存修復を手掛けられながら、『.a public』とネーミングされ、地域の文化拠点として活用が始まっています。8月4日(日)までは「故郷の記憶を辿る」として、足利の人々の暮らしの記憶を辿る写真展が開催されています。大正時代から平成時代にかけての足利市民や街の様子が貴重な写真によって紹介されていますので、興味がある方は是非足を運んでみてください。私としては、昭和終盤から平成にかけて、自分自身が足利市内の学校に勤めていましたので、見覚えのある情景もあって懐かしさでいっぱいになりました。会場では、飲み物やおしゃれな「.a」Tシャツの販売もされていました。  一方で、足利盲学校の設立に携ってくださった方々の肖像写真(左から沢田氏、近藤氏、富永氏 いずれも展示写真を撮影して掲載)と御功績も展示されていました。5月の記事でも紹介した初代校長の沢田正好先生の展示もありました。現在の校長室に飾られている肖像写真よりもお若い頃の写真とともに、御自身も弱視だった沢田先生が、大正期に自宅に足利鍼灸按講習所を開設し、翌年には足利盲学校の設立が成ったことや、私立時...
 6月28日(金)、とちぎライトセンターへ行ってきました。午前中、施設の見学と説明を受け、久しぶりに会う先輩に質問をしたり、励ましの言葉をいただいたりしました。  見学後は、LRTを利用してJR宇都宮駅まで移動し、クラス別に活動しました。1-1、3-1は、昼食以降の時間を自由時間とし、事前学習で立てた計画に沿って、買物等それぞれの時間を過ごしました。1-2、2-1、3-2は、ファストフード店で昼食をとりました。注文カウンターの混み具合を見ながら、一人一人注文しに行き、現金や電子マネーで支払う経験ができました。あいにくの天気ではありましたが、有意義な経験を積むことができました。     
 7月17日~18日の1泊2日で鹿沼市にある自然体験交流センター、通称わくわくネイチャーランドへ小学部4年生から6年生の4名が宿泊学習に行ってきました。  1日目は、到着してすぐにピザ作りを行いました。粉を混ぜて生地を作るところから行いました。生地を発酵させている間に、トッピング用の具材を包丁で切りました。準備が終わる頃には発酵も終わり、粉をこねていたときよりも生地が大きくなっていることに児童は驚いていました。  トッピングが終わり、わくわくネイチャーランド自慢の石窯でピザを焼くと本格ピザが完成しました。味は、もちろん絶品でした!  夕食後は、キャンドルファイヤーを行いました。古賀志山から来た火の神に、普段頑張っていることを伝えると、火の神からは「情熱の火、友情の火、芸術の火、愛の火」の4つの火が児童の持つトーチに灯されました。  2日目は、朝6:30から、ラジオ体操と敷地内の散歩をしてから朝食を食べ、お世話になった部屋や施設内の清掃を行いました。  そして、水着に着替えていよいよ最も楽しみにしていた川遊びです。川の水は、前日に降った雨や曇りの日が続いていた影響でとても冷たかったの...
 7月18日(木)小学部低学年は、鹿沼市のわくわくネイチャーランドに校外学習に行ってきました。前日まで雨が続き増水による川遊びの中止が心配されましたが、当日は梅雨が明け、黒川はほどよい水量となって、無事川遊びが実施されました。前日から宿泊している高学年グループと合流して盛り上がりは最高潮。ライフジャケットに身を任せて川流れをしたり、手をつないで流れに向かって歩いたり、それぞれのペースで楽しみました。午後は自然の中のアスレチックでしっかり遊び、帰りのバスはぐっすり夢の中でした。       
 7月5日(金)、不審者対応避難訓練を行いました。不審者役を演じた宇都宮中央警察署スクールサポーターの方に、校内の職員が連携して対応しました。その間、幼児児童生徒は、校内放送や先生の指示に従い、落ち着いて避難することができました。   身を守る行動として、大谷町駐在所の警察官から「1人にならない、先生や周りの大人の話を良く聴く、防犯ブザーや笛を身に付ける」、また、スクールサポーターから「イカのおすし(行かない、乗らない、大声を出す、知らせる)」や「さすまたの使い方」のお話をいただきました。        
 7月2日(火)、日本情報処理検定協会が主催する日本語ワープロ検定試験に、中学部の生徒が参加しました。  本校の生徒がワープロ検定試験を受験するのは今回が初めてとなります。  参加した生徒は、授業や自宅での練習の成果を発揮し、集中して試験に臨んでいました。
 7月1日(月)に、幼小部児童会主催で七夕集会を行いました。学級ごとに自分の願い事を発表し、短冊や七夕飾りを笹に付けていきました。みんなの願い事の重みで、笹が折れるハプニングもありました。本物の大きな笹が登場すると、一人一人じっくり触れました。本物の笹の葉は、模型の笹の葉よりもツンツンとしていたようで、手を引っ込める児童もいました。  その後は、みんなで「たなばたさま」を歌い、最後には「虹の彼方に」を合奏しました。ハンドベルと電子ピアノの音色が響き渡り、七夕にぴったりのロマンチックな時間を過ごすことができました。       
 7月4,5日の2日間にわたり、教員を目指す大学生6名が本校で介護等体験をしています。今回は今年度2回目ですが、6月にも6名の学生が来ていました。9月と12月にも6名ずつ学生が入りますので、1年間で24名の学生が本校の幼児児童生徒と触れ合ったり、盲学校ならではの授業を見学したりします。  学生に尋ねてみると、盲学校に来るのは初めてとのことです。学生の皆さんには、見えない・見えにくいことがあっても、闊達に学び、生き生きと学校生活を楽しんでいる幼児児童生徒と大いに触れ合い、多くのことを学んで帰ってほしいと思います。  いずれは、学生の多くが市町の小学校や中学校で教師になることと思います。インクルーシブ教育が今後も広がると思いますので、学生の皆さんが教師として赴任した小学校や中学校に、見えない・見えにくいことで困り感をかかえる児童生徒が在籍しているかもしれません。今回の介護等体験で得た知見が、何かのときに役立つことを願っています。そして、盲学校と、小学校や中学校をつなぐキーパーソンになってくれることを期待しています。
 7月3日(水)に鹿沼高校から外国語指導助手(ALT)のプレストン・チャールズ.P先生が来校しました。 <小学部>〇グループA 児童、チャーリー先生の順で自己紹介をしました。好きな色や好きな動画チャンネルについて、チャーリー先生と共通点があり、びっくりしたりうれしくなったりして、もっと話をしたくなったようでした。英語を使ってたくさんやりとりができました。  児童は事前に英語を使ったやり取りの練習を重ね、当日はチャーリー先生を控室から教室へスムーズに案内することができました。   〇グループB「Animal sounds quiz(動物の鳴き声当てゲーム)」で、日本語との違いに驚きながらゲームを楽しみました。「♪Animal Sounds Song」では、皆で輪になり歌いながら体を動かしました。チャーリー先生に積極的に質問し、会話を楽しむことができました。   <中学部> 最初に自己紹介をし、そのあと、事前に準備していた質問をしました。ゲームでは、順番を決めるため、英語でのジャンケンのやり方を教わり、皆でやってみました。体を動かしながら英語で歌ったり、カードゲームをしたりして充実した学習ができました。   &nbsp...
 7月2日(火)に社会福祉法人藹藹会との交流を行いました。 本校では、毎年七夕の時期に、中学部と高等部の生徒が近隣にある藹藹会に行き、利用者の方々と交流をしています。今年度の交流では、本校生徒は友愛のメッセージを込めて『ともだちはいいもんだ』を歌いました。藹藹会の利用者の方々は、いきものがかりの『笑顔』を、職員の方々の生演奏で歌ってくださいました。心のこもった歌声に、曲名のとおり皆が笑顔になりました。 最後に、願い事を書いた短冊を、皆で笹の葉に飾り、また来年も会うことを約束しました。          飾り付けした竹1本と、背丈の高さほどあるくす玉と吹き流しをいただきました。藹藹会の方が本校に運んでくださり、校内に飾りました。
 6月20(木)JR宇都宮駅へ行ってきました。切符の購入方法、改札機の通過方法、エレベーターの乗り方などを事前に学習しました。当日は、JR日光線で宇都宮駅から鹿沼駅まで乗車しました。  宇都宮駅では、新幹線の音を聴いたり、パン屋さんでインタビューをしたりしました。サイゼリヤでの昼食では、楽しみにしていたメニューをおいしくいただきました。  天気にも恵まれ、充実した一日を過ごすことができました。      
 6月24日(月)は学校公開でした。  当日は最高気温が33.3度と大変暑い日となりましたが、本校保護者16名、外部参加者42名、計58名の方がご参加くださいました。  ご参加の皆様には、視覚障害に配慮した本校ならではの授業を参観していただいたり、教材展示室や資料室(本校で保存されている古い教材教具等を展示した部屋)を見学していただいたりしました。  また希望された方には寄宿舎見学もしていただきました。  参加された方からは「教材や授業内容を拝見できてよかった。どんなことから学ぶのかが分かった。」や「様々な工夫がされておりとても勉強になった。それぞれの場面でそれぞれにあった物・音などが用意されており、一人一人に合わせた教材が用意されていると感じた。」などと感想をいただきました。  盲学校は、県内唯一の視覚障害教育を行う学校です。  今年度は学校祭(古賀志祭)も開催されますので、是非、本校にお越しいただき、視覚障害教育について知っていただけますとうれしいです。