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 本年度は、小学部2名、中学部1名、高等部普通科3名合計6名の児童生徒が入学しました。  来賓のPTA会長様からは、「笑顔多き学校生活となりますよう、心から願っております。そして、私達も応援しております。」との励ましの言葉がありました。  新入生のみなさんの今後の学校生活が有意義なものとなるように、教職員一同、今後も全力で教育活動を進めて参ります。  
 4月8日(月)、第1学期始業式及び離任式が実施されました。  始業式では校長先生から、「年度初めに目標をしっかりと立てて、卒業式や修業式で成長を確認できるようにしてください。」との講話がありました。  また、始業式の後、離任式が実施されました。幼児児童生徒から花束を受け取った7名の教職員からは、思い出や励ましの言葉を含んだ心のこもった挨拶がありました。  1年後、幼児児童生徒一人一人が成長を実感できるように、教職員一同、一致団結して教育活動を進めて参ります。  
 3月22日(金)、体育館で修業式が実施されました。校長先生から、各学部の代表に修了証が授与されました。また、校長先生から、「今年度の成長を確認してほしい。」との講話がありました。1年間の学びを丁寧に振り返り、4月から新たな気持ちで目標達成に向けて頑張りましょう。
 長年の願いだった絨毯が張り替えられ、外壁が塗装され、照明も新しくなりました。3月21日(木)、一足早い音楽室のお披露目として、小・中学部合同の音楽の授業として、「音楽室の工事おわったよコンサート」を開きました。教室から音楽棟までの経路をたどり、教室等の新しくなったドアの素材も触って確認しました。音楽室に入ると、「ふかふかの絨毯だ!」と歓声が上がっていました。グランドピアノやバイオリンの演奏に合わせて「ドレミの歌」「北の国から」を歌ったり、マリンバやトーンチャイムの音色に耳を傾けたりしました。新学期の授業も楽しみです。   
   3月18日は「点字ブロックの日」です。今年度も点字ブロックの重要性を更に多くの方々に知っていただくことを目的とし、宇都宮メディア・アーツ専門学校の御協力を得て、ポスターを作成いたしました。   点字ブロックは、岡山市の安全交通試験研究センター初代理事長の三宅精一氏によって考案されました。1967年3月18日に、世界で初めて、岡山盲学校近くの交差点に敷設されました。  「点字ブロックの日」は、この日を記念した日です。2001年にJIS規格として形状の標準化が行われました。点字ブロックの色は主に黄色で、線状の誘導ブロックと点状の警告ブロックがあります。  点字ブロックは、視覚障害者の安全な歩行のために大切なものですので、点字ブロックの上や脇に自転車や車をとめたり、看板や物を置いたりしないようお願いいたします。また、白杖歩行だけではなく、点字ブロックを目で追いながら歩くことが可能な弱視者にとっても大切なものであり、路面との色のコントラストがはっきりしている黄色の点字ブロックが敷設されていくことも重要になってきます。
 3月14日(木)に高等部普通科2年生徒2名がスクールバスと路線バスを利用し、JR宇都宮駅方面に校外学習に行きました。同行援護を利用して外出することを想定し、事前にJR宇都宮駅周辺の情報を収集したり、行動計画を作成したりしました。当日は、同行した職員に援助依頼をしながら、それぞれの行動計画に従って、買い物やLRTの乗車などを経験しました。
 3月11日(月)、令和5年度の卒業式を挙行いたしました。今年度は、多数の来賓をお招きし、盛大に実施することができました。  小学部、中学部、高等部普通科の卒業生一人一人が学校長から卒業証書を授与される姿は、一人一人が輝き、とても誇らしいものでした。  盲学校を卒業し、社会に羽ばたく皆さん、盲学校は皆さんのふるさとです。今後も皆さんの成長と活躍を見守り、またこれからも応援しています。  御卒業おめでとうございます。
 2月26日(月)、卒業舎生祝いの会が行われました。各担当指導員による手引きでの入場後、卒業舎生からは寄宿舎の思い出やこれからの抱負が語られました。校長先生からの激励のメッセージと記念品の贈呈の後、記念写真を撮影しました。アットホームな雰囲気のまま食堂での会食会に移り、卒業舎生の好きな曲を聴きながら美味しい食事を楽しみました。  卒業舎生のみなさん、御卒業おめでとうございます。  
 2月19日(月)、のど自慢大会「寄宿舎うたの王様」が開催されました。ここ数年は放送による実施でしたが、今回はプレイルームに集まり、寄宿舎生による歌や生演奏をみんなで楽しみました。最後には、事前収録した校長先生や教頭先生の歌のプレゼントも飛び出し、大いに盛り上がりました。    2月20日(火)からは、舎生会役員と希望者による「寄宿舎ラジオ」が放送されました。ラジオDJさながら、音楽やお笑いを紹介したり、卒業舎生へ歌のプレゼントをしたりして、個性豊かな6番組が放送されました。放送前の緊張した顔つきは、放送後には達成感のある笑顔に変わっていました。どれも「再放送」の要望がたくさんの人気番組ばかりでした。  
 2月16日にクリーンパーク茂原の見学に行ってきました。クリーンパーク茂原の敷地内にある環境学習センターで施設の説明を聞いてから、ごみ処理施設とリサイクルプラザを見学しました。  リサイクルプラザでは、ビンや缶の選別は、機械だけでなく人の手を使って行われていることに驚き、厚いガラス越しからも大きな音が聞こえていて、「中ではもっと大きな音がしているんだろうな。」と職員の方に感想を伝える児童もいました。  次に、ペットボトルがどのようにリサイクルされているのか見学をしました。リサイクルするために細かく刻まれた破片(ペレット・フレーク・ポリエステル)を触ったり、アルミ缶約2000個を機械で固めた塊にも触れたりすることができました。  最後に、クリーンパーク茂原で一番持ち込まれる燃えるゴミのごみピットの見学をしました。ここでは、大量のごみを大きなクレーンでつかむ様子を実際に見せていただきました。クレーンを見た児童は「UFOみたい。」と率直な感想を述べていました。  今回の見学先は社会で学習していた場所だったこともあり、教科書で学んでいたことを実際に確認することができました。また、教科書に載って...
 2月19日(月)保護者会を開催しました。今回は全体会として保護者人権研修、学校評価アンケートの結果説明を行い、その後授業参観となりました。人権研修では「無意識に思い込んでない?」というタイトルで、無意識の思い込み(アンコンシャス・バイアス)について参加した保護者の皆様で意見交換を行いました。3~4人のグループに分れて活発な意見が交わされました。事後アンケートでは『「女の子だから」「男の子だから」という無意識な考えに改めて考えさせられました。』『直接いろんな方の意見を聞ける機会は今までなかったので、今日は良い勉強になりました。』『楽しかったです。』『無意識の思い込みに意識を向けて、自分らしく生きていける社会がくるように個人が心がけていくことを強く感じた。』などの感想が寄せられました。  また、学校評価アンケートの結果についても熱心に耳を傾けてくださっていました。  授業参観では一生懸命学習に取り組んでいる様子から、成長を感じたという内容の感想が多く寄せられました。  お忙しい中、御参加くださった保護者の皆様、ありがとうございました。当日残念ながら参加できなかった保護者の皆様には資料...
 令和6年2月22日に、文教大学 教育学部 発達教育課程 教授の小畑千尋先生が、来校してくださいました。小畑先生は、音楽教育学が専門でいらっしゃいますが、特に歌唱におけるオンチ克服指導法として独自の理論『OBATA METHOD』を確立された著名な先生です。私が聾学校長だった時代に聾学校にも2回ほど来校してくださいましたので、お会いするのは3回目になります。毎回のことですが、小畑先生の前向きで人の良さに着目する姿勢が素晴らしく、知り合えたことに喜びを感じてしまいます。今回は小学部、中学部、高等部の音楽を見学してくださいましたが、盲学校児童生徒が自分の声に耳を傾け、大切に歌う姿にとても感心しておられました。また、音楽科教員への賛辞も頂戴することができました。このことは音楽科教員はもちろんのこと、本校にとりましても大きな励みとなりました。著名で多忙な小畑先生に御来校いただきましたことに心から感謝申し上げます。
 2月15日(木)中学部の校外学習を行いました。  今年8月に開通したLRTを利用してJR宇都宮駅とベルモールを往復しました。往路では、駅にちょうど停車していた車両があったため、集合写真を撮ったり、車体を触察したりしました。車内では、電車やバスとは違う雰囲気に緊張しながらも、アナウンスや周りの音に耳を傾けたり、乗り心地を体感したりしていました。復路では、ホームのいすに腰掛けて談笑したり、白杖でホームの高さを確認したりしました。  ベルモールでは、昼食や買い物等をして過ごしました。生徒一人一人が好きな物を食べたり買ったりして楽しい時間を過ごしました。  JR宇都宮駅では、ウツノミヤテラス、駅ビルや駅構内を散策しました。その後、日光線で鹿沼駅へ移動しました。  LRTとJR線では、交通系ICカードでの乗降に初挑戦した生徒もいました。  様々な体験ができて充実した一日となりました。   
 給食週間に合わせて「食育講話」と「給食感謝の集い」を実施しました。食育講話では栄養教諭から、バランスの良い食事や食事のマナー、伝統料理などについて講話がありました。また、小学部で実施した給食感謝の集いでは、毎日おいしい給食を作ってくれている栄養教諭と調理員さんに感謝の気持ちを伝え、手紙と壁に飾る手作りの給食に関する作品を渡しました。手紙と作品は、食堂に掲示してありますので、機会があれば、ぜひご覧ください。また、給食週間に合わせて給食週間献立も提供されました。  
 毎年幼児児童生徒が楽しみにしている季節がやってきました。今年も、鹿沼市のアカリチョコレート社長の上原様と鹿沼市社会福祉協議会の齋藤様が、バレンタインデーに合わせてチョコレートのプレゼントを持って訪問してくださいました。  生徒代表からは、「これまでも色々な食感を味わいながら食べられて、とても美味しかった。」とのお礼の言葉がありました。  贈呈式で、上原さんには、以下のような手紙を読み上げていただきました。今後もアカリチョコレートさんとの関係を大切にしていきたいと思います。    栃木県立盲学校の皆様へ 今日皆さんにお渡しするチョコレートは、 本当は見た目が岩みたいな長方形のクランチチョコレートなのですが、 つくる時に割れたりして形が小さかったり、不揃いで販売できない5種類のチョコをミックスにしました。味はビター、 ミルク、イチゴ、 抹茶、 キャラメルホワイトチョコとなりますが、小さいので味がわかりにくいかも知れません。お店で販売できないからといって捨ててしまうのは、とてももったいないので冷凍保存しておきます。半年に一度くらい食べてもらえる施設などに届けています。 見た目は小さくて良く...
 創立記念日の前日、2月9日(金)に、令和5年度創立記念行事を実施しました。昨年度は、オンデマンドで実施しましたが、今年度は久しぶりに全幼児児童生徒が体育館に集まりました。  校長先生からは、本校創立から現在に至る115年間のファミリーヒストリーについての講話がありました。それに加えて、本校の校章の由来や創立80周年の記念品として作成した八丸君(陶器の置物)の説明、昭和12年に本校の生徒40余名が小山駅でヘレンケラー女史と奇跡の出会いがあったことも紹介がありました。  幼児児童生徒にとって、本校の創立に関わる先人と母校の歴史について理解を深める大変よい機会となりました。    
 2月1日(木)、宇都宮大学共同教育学部附属中学校との交流活動を行いました。今年度が初めての交流となります。まず、学校紹介と自己紹介から始まり、続いて本校の生徒たちがガイド役になって附属中の生徒の皆さんに点字・ロービジョン・サウンドテーブルテニスなどの体験をしてもらいました。短い時間ではありましたが、体験を通して交流活動をしたり、給食を一緒に食べたりし、楽しく過ごせたようです。  最初はお互いに緊張した様子でしたが、別れの時間が近づくと「もっとたくさんお話したいな。」との声が聞こえてきました。  交流校の生徒の皆さん、ありがとうございました。また、来年を楽しみにしています!   
 JA全農とちぎ様・JAうつのみや様より、今年も苺『とちあいか』とトマト『あしかが美人』をいただきました。  本日の給食で提供したところ、幼児児童生徒は「甘くておいしい」との感想が多く聞かれ、たくさんの苺をあっという間に完食していました。おいしいトマトは、素材の味をいかしたトマトサラダにしました。「地産地消」という言葉を身近に感じる給食になりました。  JA全農とちぎ様・JAうつのみや様、ありがとうございました。        
 先日、元体操選手の内村航平選手が、トークショーのために宇都宮に来ました。その際、栃木県立盲学校のみなさんにサイン色紙をいただきました。いただいたサイン色紙だけでなく、サインを立体コピーしたものも触って、サインというものがどのようなものなのか確認することもできました。内村航平選手、本当にありがとうございました。