R6 トピックス

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市指定天然記念物の桜~「古賀志の孝子桜まつり」に参加しました。

 3月29日(土)から30日(日)の2日間、城山西小学校にて古賀志の孝子桜まつりが開催されました。本校が参加した30日には、点字体験と専攻科によるマッサージのコーナーを開設し、地域の方々に体験していただくことができました。前日のみぞれ混じりの天気にかわって、開設当日は日の光がさし、花を咲かせた孝子桜がきれいに見られました。孝子桜を前に会話もはずんで、本校の取り組みについても興味をもっていただくことができたと感じます。当日はたくさんの方々にお立ち寄りいただきありがとうございました。知事さんからも、「皆さんをたくさんほぐしてあげてください。」と笑顔でお声掛けいただきました。今後も地域の方々との交流を大切にしていきたいと思います。

 

 

 

令和6年度修業式

 3月21日(金)、令和6年度修業式を行いました。

 修了証授与では、児童生徒一人一人の名前が呼ばれ、各学部の代表が校長先生から「頑張りましたね。」と声をかけられながら修了証を受け取りました。

 校長先生からの講話では、1年間の学習の積み重ねと経験が成長につながっていること、それを土台に次の学年の学習に生かしてほしいことなどの話がありました。

 令和7年度第1学期始業式は4月8日(火)になります。春休み中も安全に過ごし、元気に登校してください。

  

点字ブロックの日 3月18日

 3月18日は「点字ブロックの日」です。

 点字ブロックは、岡山市の安全交通試験研究センター初代理事長の三宅精一氏によって考案されました。1967年3月18日に、世界で初めで、岡山盲学校近くの交差点に敷設されました。

 「点字ブロックの日」は、この日を記念した日です。2001年にJIS規格として形状の標準化が行われました。点字ブロックの色は主に黄色で、線状の誘導ブロックと点状の警告ブロックがあります。

 点字ブロックは、視覚障害者の安全な歩行のために大切なものですので、点字ブロックの上や脇に自転車や車をとめたり、看板や物を置いたりしないようにお願いいたします。また、白杖歩行だけでなく、点字ブロックを目で追いながら歩くことが可能な弱視者にとっても大切なものであり、路面との色のコントラストがはっきりしている黄色の点字ブロックが敷設されていくことも重要です。

 本校ではPTA活動の一環として、点字ブロック理解推進事業を行っています。今年度も宇都宮メディア・アーツ専門学校の御協力を得て、点字ブロック理解啓発のポスターを作成し、県内約400カ所に配布いたしました。また、全国産業教育フェア栃木大会では理解啓発のうちわの配布も行いました。点字ブロックへの理解啓発を通して、視覚障害者のより安全な社会環境が整っていくことを願っています。

   

小学部家庭科「地域かかわりプロジェクト」

 2月14日、小学部5・6年の家庭科の学習として、下福岡集落センターにおいて「ビオトープの里ふくおか」の活動について会長の駒場さんをはじめ5名の方々に御協力をいただき、お話を伺いました。児童からの質問に答えながら、この「ビオトープの里ふくおか」の事業は、盲学校があるこの福岡町で17年前から始まったこと、ホタルの観察会や生き物調査など子どもたちも参加できる行事があることなど詳しく教えていただきました。自然と共生するための様々な取組について知り、自分に何ができるのかを考える機会になりました。お土産にお月見で使われるという「ぼうじぼ」をいただきました。子どもたちがこれで地面をたたきながら、家々を回るとお菓子がもらえるそうです。わらで作った温かみのある「ぼうじぼ」を持って1キロの道のりを学校まで帰ってきました。     

 事後学習として、学習したことを新聞にまとめて校内に掲示しました。

令和6年度卒業式

 3月11日(火)、多数の来賓をお招きし、盛大かつ厳粛に令和6年度の卒業式を挙行いたしました。

 今年度は小学部1名、中学部3名、高等部普通科4名、高等部保健理療科1名、高等部専攻科2名の卒業生一人一人が「おめでとう」の言葉と共に、学校長から卒業証書を授与される姿は、一人一人が輝き、とても誇らしいものでした。

 盲学校を卒業し、社会に羽ばたく皆さん、盲学校は皆さんのふるさとです。今後も皆さんの成長と活躍を見守り、またこれからも応援しています。

 御卒業おめでとうございます。

 

寄宿舎ADL活動 最終回 「飛び立て!」

 1月から開始したホームページ連載企画も、いよいよ最終回を迎えました。

 3月、残り少ない寄宿舎生活は、男子棟の舎室に戻り、後輩や専攻科生と共に過ごしました。そして3月11日、無事盲学校・盲学校寄宿舎を巣立っていきました。

 4月からの生活で新しいチャレンジに向かう時、寄宿舎の「巣立ち計画」で得た自信が、羽ばたく力になってくれることを願います。大丈夫、きっとできる! 

 飛び立て!!

【舎生の振り返り】

 1ヶ月間、疑似一人暮らし体験としてADL室を利用させていただきました。友達をおもてなししたり、一人でご飯を作ったり、洗濯物干しや掃除に苦労したりなど、たくさんの経験をすることができました。卒業後は進路先の宿舎に入り、本当の一人暮らしが始まります。ここで得たたくさんの学びを活かし、充実した生活を送りたいと思います。今まで取り上げていただき、ありがとうございました。この体験談が、少しでも将来みんなの役に立つことを願っています。

  

  

寄宿舎ADL活動 第8回 「ADL室4週目」 

 1か月のADL室生活が、無事最終週を迎えました。

 火曜日は、寄宿舎で卒業舎生祝いの会がありました。「これまでの長い在舎期間、この1年間が一番濃かった」と振り返ってくれました。盲学校での学習の積み重ねがあったからこそ、「濃い」1年という振り返りにつながったのでしょう。

 水曜日は最後の外出活動、中学部時代の舎担職員と宇都宮駅へ出かけました。

 木曜日、最後のADL室での宿泊は、片付けをしながら過ごしました。

【舎生の振り返り】

 今週も、宇都宮駅での外出がありました。まずは、近くのコンビニで衣料品売り場の商品を確認しました。思ったより多くの種類があり、ズボンやパーカーまで売っていることに驚きました。夕食のお弁当も、ルーペで見ながら食べたいものを選ぶことができました。解散まで少し時間があったので、ロッテリアに寄ろうと思いましたが、まさかの休業中。悩んだ末に、近くのタリーズコーヒーに決めました。メニューを把握するのが難しそうだったので、店員さんに何があるか質問して、その中からロイヤルミルクティーを注文しました。美味しかったので、数分で飲み切ってしまいました!解散後には、いつも寄っているコンビニで、おにぎりを選んで買いました。種類が多く迷いましたが、一人で購入することができました。

  

寄宿舎 卒業舎生祝いの会

 2月25日(火)卒業舎生祝いの会が開かれました。卒業舎生からの思いのこもった挨拶の後、それぞれの担当寄宿舎指導員が選んだ記念品が校長先生から贈られました。その後も、記念撮影や会食会など、また一つ楽しい思い出を増やすことができました。6名の卒業舎生のみなさん、御卒業おめでとうございます。

  

  

令和7年度 児童生徒会役員選挙

 2月28日、来年度の児童生徒会の役員選挙と立会演説会が行われました。今回は小学部副会長と中学部副会長の選挙でした。立候補者は、役員になったらやりたいことを自分の言葉で伝えました。児童生徒の皆さんは真剣に耳を傾け、その後の投票ではよく考えて選ぶことができました。投票所は実際の選挙を参考に、床のガイドラインやパネルで導線を分かりやすくし、一方通行で行えるように工夫しました。

 

 

幼小・中学部卒業おめでとう会

 2月26日(水)、幼小・中学部での卒業おめでとう会を行いました。今年度は、小学部1名、中学部3名が卒業します。在校生は、事前にプレゼント作りや会場装飾など準備を行い、卒業生をお祝いする気持ちでこの日を迎えました。

 当日は、在校生代表から卒業生へ向けての心のこもった挨拶から始まり、「手と手が触れたらじゃんけんぽん」のゲームや「ともだちはいいもんだ」の合唱を楽しみました。卒業生からは、心に残った思い出についてや今後の目標などについて挨拶がありました。

 卒業生が退場するときには、名残惜しそうに握手やタッチをして別れを惜しむ様子も見られました。

 春を感じる陽気の中、心温まる時間となりました。

寄宿舎ADL活動 第7回 「ADL室3週目」

 ADL室生活3週目、寄宿舎での一人暮らしと同時に、学校でも進路に向けた様々な活動が行われ、多忙な毎日を過ごしています。

 水曜日は調理室で、寄宿舎男子棟全員でお楽しみ会を行いました。栃木県産のおいしい苺をふんだんに入れた苺フラペチーノを、ミキサーで作って飲みました!

 木曜日は、舎担と外出活動に出かけました。寄宿舎の食事を欠食し、駅構内のスーパーで、夕食用のお弁当、サラダ、デザート、朝食用のヨーグルト、おにぎりを購入しました。次にパン屋さんで、トングを使って3種類のパンを購入しました。ルーペを使って商品を確認する習慣がついてきました。会計時には、店員さんと支払い方法を確認しながら、交通カードや現金を使って支払いました。寄宿舎に帰り、ADL室のレンジでお弁当を温めて食べました。

 金曜日の朝もADL室で、前日に購入したパンをトースターで焼いたり、ケトルでお湯を沸かして粉末スープを注いだりして、一人で朝食準備を行い、充実した朝食タイムを過ごしました。

【舎生の振り返り】

 今週は宇都宮駅への外出がありました。いつも通学の時に利用している駅ですが、あまり買い物をしたことがなかったので、夕食と、次の日の朝食を購入しました。初めてパン屋さんでトレーを持って、トングでパンを取ったので少し戸惑いましたが、たくさんの種類の中から自分が食べたいと思うものを選ぶことができました。レジでは使おうと思っていた支払い手段が利用できず、少し悩んだあげく、現金で払うことに決めました。短い時間でしたが、様々なことを経験することができました。

 

     

    

苺・トマトJA全農とちぎ様より贈呈

 JA全農とちぎ様より今年もたくさんの苺『とちあいか』とトマトをいただきました。

 本日の給食で提供させていただき、大きな口を開けてほおばったり、いちごミルクにアレンジして食べたりした子どもたちからは、笑顔と共に「おいしい!」「あまーい!」という歓声があがっていました。また、子どもたちが「地産地消」という言葉を身近に感じることができました。

 JA全農とちぎ様、ありがとうございました。

寄宿舎ADL活動 第6回 「ADL室2週目」

 ADL室2週目に入りました。

 水曜日の夕食前に、学級担任の訪問がありました。夜は22時に足元を温める石油ファンヒーターを消火し、その後も期末試験のため、23時まで学習に励んでいます。

 木曜日の下校後、ADL室で進路関係の手続き作業などを行いました。またこの日の放課後は、他の高3生が外出活動でお出かけしていたので、外出メンバーの夕食を、食堂から寄宿舎調理室まで運ぶ手伝いを率先して行いました。

【舎生の振り返り】

 ADL室暮らしも2週目に入り、ようやく生活に慣れてきました。ものの配置や部屋での過ごし方も定まってきて、有意義な生活が送れています。普段とは違い友達の声が聞こえず、盲導鈴や暖房のモーターの音しか聞こえない環境なので、少し寂しさを感じる場面もありますが、集中してテスト勉強に打ち込めています。

  

令和6年度特別支援学校全国大会入賞者報告会

 令和7年2月5日(水)に県庁で令和6年度特別支援学校全国大会入賞者報告会が行われました。栃木県教育委員会から教育長、特別支援教育課長ご臨席のもと、特別支援学校に在籍する児童生徒で全国大会上位入賞者だけが参加できる名誉ある報告会です。入賞者の保護者の方や各校の校長先生も参加しました。栃木県特別支援学校長会を代表して会長である本校校長が挨拶をしました。

 本校からは、この報告会に第74回ヘレンケラー記念音楽コンクール ピアノ2部第2位の小学部5年生、同じく独唱2部第2位の高等部3年生が参加し、堂々と報告をしました。

 参加者10名中、小学部生は本校からの一名だけでしたが、堂々とした報告と立派な返事で参加者から大きな拍手をいただきました。教育長からの質問にも堂々と答えました。

 高等部3年生は入賞者の代表として周囲への感謝等この上ない立ち居振る舞いで挨拶し、教育長から「素晴らしい、私の挨拶よりも上手だった。」とお褒めの言葉をいただきました。

 当日の様子はとちぎテレビのニュースでも放映されました。

 

学校保健委員会を開催しました

 2月14日(金)に学校保健委員会を開催しました。本委員会では、産業医の加瀬先生をはじめ、本校のPTAを代表して、保護者の方にも御出席いただきました。最初に、健康指導部の取り組みや学校保健に関すること、学校給食に関することを各係から報告しました。報告の内容についていくつか質問等があり、加瀬先生には虫に刺された際の対応や食物アレルギーについてなど御助言をいただき、とても有意義な委員会となりました。

 

第3回保護者会

 2月17日(月)に第3回保護者会を実施しました。

 全体会では、校長より、幼児児童生徒の成長がうれしいとの話や次年度の予定等について説明がありました。

 保護者研修では、「安全な情報機器の使用」をテーマに、本校の情報機器の使用状況等について説明があり、NTT DOCOMOの「スマホ・ネット安全教室」を視聴しました。保護者の皆様からのアンケートでは、「安全なツールとして使わせたい。」「いつか使いこなす時には気をつけなくてはいけない事があると考えさせられた。」等の感想をいただきました。

 続いて学校評価(保護者アンケート)結果について説明をさせていただきました。

 その後の授業参観では、「楽しそうなのが伝わってきてよかった。」「実際に見ることができてよかった。」という、学校として励みになる感想が寄せられました。

 お忙しい中、御参加くださった保護者の皆様ありがとうございました。当日参加できなかった保護者の皆様には資料を配布いたしました。

 

 

中学部 校外学習Ⅱ

 2月18日(火)、中学部で栃木県立博物館に行きました。体験プログラムとして、昔の道具を実際に使ってみたり、栃木県内に生息する生き物の毛皮を触ったりしました。石臼や水桶、蓄音機といった道具は、現在はほとんど日本では使われていません。自分たちの身の回りには便利な道具がたくさん使われていることを知るとともに、昔の人の生活の大変さを実感できました。

 博物館から栃木県中央公園の中を通り、バス停に向かう途中、民族楽器「パンフルート」を演奏する方にも出会いました。生徒たちのために、「コンドルが飛んでいく」を演奏してくださり、皆で素敵な音色に聞き惚れてしまいました。

 今回の校外学習では初めて路線バスに乗車する生徒もいました。これからも、様々な公共機関や公共施設を利用する経験を重ねていきたいです。

大豆を入れた石臼を挽く生徒  水桶を担ぐ生徒 蓄音機を操作する生徒

第4回日本語ワープロ検定試験

 2月17日(月)、日本情報処理検定協会が主催する第142回日本語ワープロ検定試験を本校を会場として実施しました。今年度4回目となる今回は、中学部の生徒1名が参加しました。1回目に4級、2回目に3級、3回目に準2級と順調に合格してきた生徒は、1年間の総まとめとして合格を目指し、集中して試験に臨んでいました。

 結果の発表は、2週間から3週間後になります。

高等部 消費者教育出前授業

 2月10日(月)、栃木県消費生活センターの村田裕子様に御来校いただき、消費生活に関する出前講座が行われ、高等部普通科4名の生徒が参加しました。
 消費生活センターとは、消費生活に関するトラブルを解決するため、相談やアドバイスをしてくれるところです。成人年齢引き下げにより、18歳になると選挙権が得られる以外にも、クレジットカードを作ることやローン契約ができるようになりました。
 今回の授業では、スマートフォンやインターネットでのトラブルに巻き込まれないために「契約」の基本について知ること、いろいろな支払方法について学ぶこと、断る力を身に付けることの大切さについて、様々なお話をお聞きすることができました。また、定期購入や迷惑メールの具体的な事例については、何が良くなかったのか、トラブルを防ぐための注意点について確認しました。
 授業を受けた生徒のスマートフォンにも毎日多くの迷惑メールが届くそうです。「インターネットの先の人は信頼せずに、正しい知識を身に付けて危険なトラブルに巻き込まれないように注意したい。」「商品情報や会社についてきちんと確認してから商品を購入するようにしたい。」という感想が聞かれました。正しい知識を身に付けてトラブルを回避するとともに、日常生活での商品購入や正しい情報の選び方に生かしていきましょう。

 

 

小学部5・6年生社会科見学

 2月12日(水)に今年度第2回目の社会科見学として、カルビー株式会社清原工場に行き、「フルグラ」と「かっぱえびせん」の製造過程について見学してきました。清原工場の見学担当の皆様には、盲学校のために様々な実物を準備して、分かりやすく解説していただきありがとうございました。工場に入る前はごみが入らないように厳重な身支度をすること、細かく役割や責任を分けて3交代で働いていること、機械化で毎日何十万という製品が作られていることなどたくさんの学びがありました。児童たちは、製造途中の材料を一つ一つ触れて変化に気づいたり、試食の感想を伝えたり、積極的に参加していました。見学後は、LRTに乗車して宇都宮駅東口に移動し、ウツノミヤテラスで食事や買い物を楽しみました。

    

寄宿舎ADL活動 第5回 「ADL室1週目」

 2月に入り、ADL室での一人暮らしが始まりました。後輩舎生が引っ越しを手伝ってくれました。食事は、今まで通り食堂で食べます。

 初日の月曜日は、後輩舎生がADL室に遊びに行きたいということで、専攻科生も招待して、ホットドリンクでおもてなししました。専攻科生と、スーツやネクタイの話など、大人のマナーの話題で盛り上がりました。この日は、養護教諭からの保健指導も受けました。養護教諭が準備してきた資料をもとに、病気や怪我の時の対応や通院先の確認、人との関わり方等について学びました。分からないことには質問をして、貴重な時間を過ごしました。

  

 火曜日は、ADL室の気温が低く、就寝前にエアコン切タイマーを設定しました。朝起きると寒かったので、起床時にエアコン入タイマーも設定するように工夫しました。また、浴室の利用を開始しました。浴室もとても寒く、お風呂の湯温は、ダイヤルを調整しながら適温をみつけます。月・水曜日は、専攻科の先輩方と大浴場での大人時間を楽しんでいます。

 木曜日は、小学部体験入舎生や女子舎生の3人が見学に来て、大賑わいでした。リビングのテーブルに案内し、ケトルで湯を沸かして、ココアをふるまいました。一人暮らしのお兄さんが入れてくれたココアの味は格別です!

 

「今週の舎生の振り返り」

 いよいよ一人暮らし体験が始まりました。初日からお客さん2人を呼んで大盛り上がり!大変なこともありましたが、一週間楽しく過ごすことができました。これからもたくさんの友達を招待しながら、一人暮らしを満喫していきたいと思います。

 

寄宿舎ADL活動 第2回「事前学習1週目」  

「ADL室の確認」

 まず、生活に必要な浴室、トイレ内の電気の場所や付け方、給湯器の使用方法を確認しました。冷蔵庫や電子レンジ、トースターは自分からしっかりチェックし、和室では布団を敷く場所や洗濯を干す場所などもひと通り考えました。

 

「布団セット開封」

 タイミングよく届いた舎監用の布団10点セット。開封作業にチャレンジしました。カッターは使用禁止!力尽くでテープを剝がしたり、梱包用の袋を破いたりして、3人がかりで30分ほどで無事セット完了しました。

  

 

「お風呂」

 入浴の仕方について、手順表に沿って実際に浴槽にお湯を溜めました。タイマー付きの腕時計で時間を計りました。お風呂掃除は家庭でもおこなっているということです。浴槽洗いでは、こすり方が優しかったり、間が空いてしまったりすることもありましたが丁寧に取組みました。洗剤の吹き出し口「泡」の表示が見えにくいことが分かり、目印をつけました。

   

 

「トイレ掃除」                    

 手順表を読み上げて手順と清掃用具の確認をしました。手順表通りにスムーズに行うことができました。便座が電動のものではないことが分かり、ちょっとガッカリ…便座カバーを準備することにしました。

 

 

「今週の舎生の振り返り」

 あまり経験がなかったお風呂掃除とトイレ掃除の練習をさせていただき、とても良い機会になりました。隅々まで掃除するのはかなり大変で、動きも多いことを学びました。一方で、段差で引っかかることが何度かあり、生活する上で危ないと感じました。これからはこの場所で、今までよりも自立した生活を楽しみたいと思っています。

 

寄宿舎ADL活動 巣立ち計画始動!

 高等部3年の舎生がADL室を利用して1か月の一人暮らしを体験します。題して「巣立ち計画」。舎生は、進路先で同世代や社会人を経験した方々との寮生活を送る予定です。

 10月から第1弾「団らん食卓作戦」、第2弾「大人の入浴作戦」として、専攻科の方々と舎食の食卓を囲んだり、一緒に入浴をしたりして、目上の方とのコミュニケーションを練習してきました。(盲学校ならではの強みです!)

 そして、最終学期を迎えるにあたり自分で「卒業までにやることリスト」を作成しました。これまでの寄宿舎生活で、職員が管理していた薬関係、スマホやタブレットなどの通信機器を自己管理すること、食事の準備など、自立すべきことをリスト化したものです。  

 1、2月は総集編として、寄宿舎ADL室での1日の予定を自分で組み立てて生活し、電子レンジやトースターを使った調理を行うことにしました。1月中は職員との事前学習、2月から一人暮らしを開始します。今後も奮闘記を連載企画でお届けしていきます!

寄宿舎ADL活動 第3回「事前学習2週目」

 「トースターでパンを調理 スープを添えて」

 電源、トーストボタン、焼き色を選択するタイプのトースターに戸惑いながらも、こんがりとした焼き色をつけることができました。カップスープケトルでお湯を沸かし、直接お湯を注ぎます。お湯入れの線を確認せずに注ぎ始めたことに自分で気づきました。職員からアドバイスを受け、目印を指で確認しました。

 舎生の副担任が本日の舎監だったこともあり、活動を見守った上で、アドバイス がありました。「間違いに気づいたら立ち止まって進む」です。 万事に通じる格言です。

    

ポットとカップラーメン」

 単眼鏡を使用して説明書を確認し、電気ポットのお湯を沸かしました。カップ麺の蓋は勢いよく2/3程度開いてしまい、蓋を閉じるのが難しそうでした。お湯の量は適量で、美味しそうに食べていました。残った汁は、排水溝ネットを使用して捨てることができました。

    

「電子レンジとレトルト食品」

 本日はミネストローネです。電子レンジの取り扱い表示をよく読み、温めの時間とワット数を確認した後、食器棚から陶器の皿を選びました。温めは袋のままで、温まったら皿に移します。時間をセットし、ちょうどよい温度で出来上がりました。袋の蒸気口から湯気が出て庫内が曇り、気分も上昇!電子レンジ付属のレシピ本を見て、内蔵されている機能を使って様々な料理ができることを知り、興味深々でした。

    

「今週の舎生の振り返り」

 トースターの操作が独特で、苦戦しましたが、色々な機能があることを知ることができました。将来の自立に向けて少しずつ料理を頑張っていきたいと思います。ハム卵のランチパックをトースターで焼いてみました。美味しかったです。おすすめです!!!!!!!!!!

創立記念行事

 2月10日は、本校の創立記念日です。体育館に幼児児童生徒、教職員全員が集まり、創立記念行事を行いました。

 校長先生からは、116年前の本校創立時から現在に至るまでの沿革についてお話がありました。

 また、本校職員からは、本校に残る様々な歴史的な資料を展示するために今年度から整備された資料室についての話と、本校初代校長である沢田正好先生についての話がありました。サウンドテーブルテニスの考案など、沢田先生の業績に関する説明を聞いた後、1964年の講演を録音した沢田先生の肉声を聞くこともできました。

 本校の歴史について深く知ることのできた機会となりました。

   

<栃木県立盲学校創立記念献立>

★ささげの赤飯

★豚汁

★天ぷら盛合わせ

★とちまるくん玉子焼き

JRとの意見交換会

 2月4日(火)午後、JR雀宮駅近くにある雀宮訓練センターで意見交換会を行いました。参加者はJR東日本宇都宮総括センターから8名、東日本盲導犬協会から4名、そして本校職員6名でした。

 前半は、施設の体験ということで、踏切や非常停止ボタン、線路を実際に歩いてレールや枕木等の確認、地上から車両乗車位置までの高さの体験等を行いました。後半は、視覚障害者がJRを利用するにあたっての意見交換を行いました。本校の児童生徒たちにも施設を体験してほしいとの話もありました。

   

 

 

寄宿舎ADL活動 第4回「事前学習3週目」 

「部屋の掃除」 

 来週からの宿泊に向けて、ADL室を丁寧に掃除しました。最初に掃除機をかけ、畳の目に沿って雑巾をかけます。ダイニングキッチンではワイパーをかけ、家具をふきあげました。家庭とは違うタイプの掃除機でしたが、ごみ捨てにも挑戦しました。様々な機種の電化製品を、お試しできるのも寄宿舎ならではの経験です。

 

 

 「引っ越し」

 現在の舎室からADL室に荷物を運び、ダイニングキッチンにある引き出しや和室の棚に収納しました。実際に布団を広げ、敷く位置としまう場所を確認し、だんだん一人暮らしのイメージができてきました。その後、ADL室のⅩ型物干し、ピンチハンガーに洗濯物を干しました。一人暮らし経験のある男性職員からのアドバイスを参考にして、様々な干し方、使いやすい方法を試行錯誤しました。鴨居に掛けるピンチハンガーのフックも知ることができました。本日はタイミングよく、職員が行っていた石油ファンヒーターへの灯油の入れ方も、見学することができました。

 

 「今週の舎生の振り返り」

 来週に向けて最終準備の週でした。1時間30分に及ぶ大掃除の末、ADL室がきれいになりました。引っ越しに向けて洗濯物の干し方の工夫や貴重品の管理方法を先生たちと一緒に検討し、最後は自分の舎室から必要なものを運び入れ、最低限の引っ越しをしました。掃除や引っ越しなど、体力を使うことが多く、大変でしたが、完了した時の達成感は素晴らしいものでした。来週からいよいよ一人暮らし、これから1カ月間頑張っていきたいと思います。

「給食感謝の集い」(幼小部)

 2月7日(金)の午前中、食堂で幼小部の「給食感謝の集い」を行いました。

 児童は事前に準備した、好きな給食のおかずの立体作品や給食についての作文を、調理員さんに手渡して日頃の感謝の気持ちを伝えました。

 調理員さんからは、普段どんな仕事をしているかを教えていただきました。朝5時半から寄宿舎の朝食準備が始まり、片付けるとすぐに給食の準備に取りかかっているそうです。そして、給食の片付けが終わると寄宿舎の夕食作りが始まるという話を聞いた児童からは、感嘆の声が上がりました。

 「みんなが給食をしっかり食べて健康になってほしい。」という調理員さんからの言葉に、児童からは「はい」という力強い返事がありました。

 食に対する意識を高め、調理員の方々への感謝の気持ちを育むことのできた大変よい機会となりました。        

   

 

宇都宮大学共同教育学部附属中学校との交流

 2月3日(月)、宇都宮大学共同教育学部附属中学校との交流活動を行いました。今年度は二回目の交流となります。まず、学校紹介と自己紹介から始まり、続いて本校の生徒たちがガイド役になって附属中の生徒の皆さんに点字・ロービジョン・手引き・サウンドテーブルテニスなどの体験をしてもらいました。短い時間ではありましたが、体験を通して交流活動をしたり、給食を一緒に食べたりし、楽しく過ごせたようです。

 最初はお互いに緊張した様子でしたが、給食後の歓談タイムには、生徒たちの楽しそうな笑い声が聞こえていました。

 交流校の生徒の皆さん、ありがとうございました。また、来年を楽しみにしています!

幼小部児童会 豆まき集会

 2月3日(月)、幼小部で豆まき集会を行いました。

 前半は節分についてのお話や節分クイズ、節分にちなんだ歌を歌う活動を行いました。「鬼の嫌いなもの」ということで、実物のヒイラギに触れてとげを感じたり、焼かれたイワシの匂いをかいだり、ヒイラギに刺さったイワシの頭にも触れたりしました。

 後半は、恒例の豆まきを行いました。今年も赤鬼と青鬼が児童の前に登場すると、「鬼は外!」「福は内!」と大きな掛け声とともに豆まきを始めました。鬼の勢いに負けず、児童たちは元気いっぱい豆をまき、無事に鬼を追い払うことができました。

チョコレート贈呈式

 今年も、鹿沼市のアカリチョコレート社長の上原様と鹿沼市社会福祉協議会の齋藤様が、バレンタインデーに合わせてチョコレートのプレゼントを持って訪問してくださいました。

 アカリチョコレートの上原さんからは、「食品ロスをなくすことに協力してくれてありがとう」という話がありました。このようなお話を直接聞くことで、児童生徒にとっては、フードロスやSDGsのことを学ぶ機会にもなりました。そして、また来年度も来ていただけるとの話もありました。

 今後も、アカリチョコレートさんとの関係を大切にしていきたいと思います。上原様、齋藤様、ありがとうございました。 

第3期 実習激励会

 1月24日(金)、産業現場等における実習激励会を実施しました!

 高等部1年生1名、2年生1名、3年生2名の計4名の生徒が、第3期の実習に臨みます。

 激励会では、保護者の皆様や後輩たちに向けて、実習期間・実習先・作業内容を発表し、その目標からは実習に対する意気込みを感じることができました。

 最後に、校長先生から生徒一人一人に対して激励の言葉を頂きました。精一杯、実習を頑張ってほしいと思います!

 

落語教室

 1月23日(木)、噺家の八代目春風亭柳橋師匠をお招きし、全児童生徒が参加し落語教室を実施しました。

 最初に、栃木県の高校出身であり栃木市のふるさと大使、野木町の観光大使でもあり、栃木県に大変ゆかりがあることについてお話がありました。

 落語や寄席がどのように生まれ、昔から親しまれてきたのか、児童生徒がわかるように説明していただきました。

 また、実際にうどんと蕎麦を食べている表現の違いを演じていただきました。これにより、座布団に座った姿勢で、扇子と手ぬぐいと巧みな話術で様々な場面を表現する落語の面白さを児童生徒が理解することができました。

 最後に、落語の歴史や面白さを理解した上で、「てんしき」という有名な落語を演じていただき、その名人芸により会場全体が笑いの渦に包まれました。

 質問コーナーでは、生徒からの「どのくらいの数の話を覚えていますか」という質問に、「80くらいの話ができる」と答えていただきました。

 師匠には、「一笑懸命」と書いた色紙を学校に寄贈していただきました。今後も、幼児児童生徒と教職員の笑顔が絶えない魅力ある学校となるために、全教職員で協力していきます。柳橋師匠ありがとうございました。

   

 

 

 

ショート訓練【地震】を実施しました

 11月15日と1月17日にショート訓練【地震】を実施しました。幼児児童生徒や職員へ事前の予告をしない震度6強を想定した訓練でした。

 予告なしでの突然の実施でしたが、幼児児童生徒は、緊急放送から流れる地震の音を聞き、少し焦りながらも机の下にもぐって身を守ったり、安全な場所に移動し頭部に手を当て背中を丸めて身を守る姿勢になったりしていました。いつ地震が起こるかわからないと実感しながら、真剣な表情で自主的に身を守って、日頃の学習の成果を発揮することができました。机の下で身を守る姿勢の様子

 

高等部普通科・産業現場等における実習に向けて

 1月27日(月)~2月7日(金)の2週間、第Ⅲ期の産業現場等における実習へ行かせていただきます。
 実習まで残りわずかですが、少しでも経験を重ねようと、生徒たちは日々努力しているところです。お世話になります。

   

  

食育講話(幼小部)

 1月17日(金)、小学部藤本、内山学級にて、栄養教諭による食育講話行いました。野菜の切り方の学習では、いちょう切りや短冊切りなど 普段食べている野菜を実際に触って、形や厚みを確かめました。また、魚の模型を使って、魚の体の造りがどうなっているのかを学びました。給食の仕込みを早朝から行っているという調理師さんからの話を聞いて、給食ができるまでにはたくさんの人の手と愛情がこもっていることを知りました。今回の食育をとおして、子どもたちは食事のマナーの大切さや、食への感謝の気持ちを深めることができました。

            

        

 

栃木県立佐野東高等学校との交流

12月18日(水)、佐野東高等学校との交流を行い、15名の生徒たちが盲学校に来校しました。午前中は、本校職員による図書館を含めた盲学校についての説明や、ツボ講座などが行われました。午後は、本校中学部と高等部混合で2チームに分かれて、それぞれ交流を行いました。

 Aチームでは、自己紹介のあと、本校生が準備した「手と手がふれたらジャンケンポン!」を行いました。生徒たちは、互いに声を掛け合いながらチーム一丸となり、みんなで楽しく関係を深めることができました。

 Bチームでは、ディスカッション交流ということで、ゲームを交えたフリートークを行いました。他己紹介ゲームでは、趣味や好きなものの話などで大変盛り上がり、同世代の友達と笑顔で会話する様子が見られました。

 短い時間でしたが、互いに実りある交流を行うことができました。佐野東高等学校の皆さん、ありがとうございました。

     

第3学期始業式

 1月7日(火)、本校では例年より1日早く第3学期始業式が実施されました。

 校長先生からは、巳年は成長とチャレンジの年、心身共に大きく成長できるように、夢と目標を具体的な言葉にして頑張りましょうとの講話がありました。

 卒業までは9週間、修業式までは11週間です。具体的な目標の達成を目指して頑張りましょう。

 

2学期終業式・表彰伝達式

 12月25日(水)、2学期終業式を実施ました。

 終業式の前には、次の大会等で活躍した児童生徒への表彰伝達も行いました。

・第47回栃木県学生音楽コンクール
・第110回点字競技会
・第53回関東地区盲学校陸上競技大会
・第74回ヘレン・ケラー記念音楽コンクール
・第141回ワープロ検定試験
・第31回矢沢宰賞

 表彰伝達の後は、第74回ヘレン・ケラー記念音楽コンクールで2位となった2名の児童生徒のピアノと歌唱の発表会を行いました。素晴らしい演奏と歌に児童生徒は聴き入っていました。

 終業式の講話では、1人1人が活躍した2学期の行事を校長先生と一緒に振り返りました。また、巳年となる2025年は新しいチャレンジの年とのお話もありました。有意義な冬休みを過ごし、3学期も様々なことにチャレンジしましょう。

 

ALT訪問

【小学部】
 児童、ザック先生の順で自己紹介をしました。児童からザック先生へ多くの質問があり、好きなものが相撲であるとわかると指相撲を一緒に行う児童もいました。ロンドン橋落ちたでは、橋に触った児童が英語で名前を聞かれると元気に自分の名前を答えることができました。クリスマスツリーの飾りつけでは、飾りについて英語で学び、自分の飾りたい飾りを英語で伝えてツリーの飾りつけをしました。英語で伝えられた喜びを感じながら、笑顔あふれる学習となりました。


【中学部】
 初めてザック先生と会って、お互いに自己紹介をしました。握手をしたり、背の高さを比べたりしてザック先生はどんな人なのかを少し知ることができました。次に、イギリスと日本のクリスマスの違いを、インタビューを通して学習しました。クリスマス休暇やクリスマスカードがあることを知って生徒たちは驚いていました。最後に「Oh Happy Day」の曲に合わせて、拍手をしたり体を動かしたりしながら歌いました。また会える日が楽しみです。

 

【高等部】
 自己紹介をした後に、ザック先生に聞いてみたいことを英語で質問しました。ザック先生が好きなアニメや日本の歌手、行ってみたい場所などたくさんのことを知ることができました。次に、モグラたたきゲームをしました。「Go straight.」や「Turn left.」など、ザック先生からの英語の指示を聞き、目隠しをした状態で、机の上に置かれたもぐらをおもちゃのハンマーで倒しました。みんな大盛り上がりでした。最後に、「Do-Re-Mi」や「Edelweiss」を一緒に歌い、楽しい時間を過ごしました。

幼小部児童会 お楽しみ会

 12月16日(月)、幼小部においてお楽しみ会を行いました。

 今年は、サンタさんと一緒にトナカイさんもやってきてくれました。

 毎年恒例の「サンタさんからのミッション」では、サンタさんと遊んだり、踊ったり、歌ったり、動物の鳴き真似や早口言葉で笑わせたり、美声を聞かせたり…それぞれがサンタさんからのミッションをクリアして、見事プレゼントをゲットしました。

 最後は、サンタさんとトナカイさんと一緒に「あわてんぼうのサンタクロース」を歌って、とても楽しい時間を過ごすことができました。

 「サンタ退場」と司会の児童が告げると、名残惜しい雰囲気が会場を包みました。

 また来年、盲学校の子どもたちのもとへやってきてくれると思います。

 

第2学期 高等部 校外学習

 12月12日(木)に、高等部3年2組2名、2年1組1名、1年2組1名の合計4名の生徒が、栃木市内にある新生姜ミュージアムまで校外学習に行ってきました。

 

 東武日光線では、行きの新栃木駅で乗り換えがありましたが、次の電車が何番線になるかを車内アナウンスでよく聞いて、順調に乗り換えることができました。

 

 ミュージアムには、いろいろな展示品があり、新生姜の模型を触察したり、ジンジャー神社でお参りをしたり、新生姜の気持ちになってパッケージ詰めされてみたりなどして、様々な体験をすることができました。

 

 昼食には、ジンジャー味のプレートランチやソフトクリームなどを食べて、大いに新生姜を味わいました。

 

 天候にも恵まれつつ、3年生にとっては、修学旅行に次いで思い出に残る校外学習となりました。

 

  

   

第2回サタデースクール(クリスマス飾りを作ろう)

 12月14日(土)に今年度2回目のサタデースクールを行いました。小学2年生と中学2年生の2名が参加し、クリスマス飾り作りを体験しました。保護者の方々は活動の様子を見学すると共に、本校職員との個別相談を行いました。

 その後、お茶会をしました。一息つくと共に、参加者同士の交流を深めていました。

 

                         

 

フラワーアレンジメント教室に参加しました。

 12月9日(月)、日本フラワーデザイナー協会栃木県支部の方を講師に招き、中学部3年生3名、高等部普通科3年生2名、専攻科保健理療科2年生2名が「フラワーアレンジメント教室」に参加しました。

 この企画は、日本フラワーデザイナー協会が、2014年から全国の盲学校等の生徒にお花に触れてお花のすばらしさを知ってもらうことを目的に行われている「花の宅配便事業」によるものです。ほとんどの生徒が、フラワーアレンジメントは初めてでしたが、丁寧なアドバイスを受けながら、枝や花をどの位置にどの向きに入れるか工夫しながら楽しそうに取り組んでいました。材料は同じでも、それぞれの個性が感じられる、素敵な作品が完成しました。生徒から、「とても楽しかった。」「機会があればまたやってみたい。」「貴重な経験になった。」などの感想がありました。

 

 

 

  

 

パラアスリートとの交流授業

 12月4日(水)、三井住友海上火災保険に所属しているパラトライアスロンの選手である米岡聡(さとる)さんに御来校いただき、児童生徒との交流会と金融リテラシー出前授業が行われました。

 交流会には、本校小学部から高等部までの児童生徒18名と職員が参加し、パラリンピック出場に向けての取組や経験、大きな目標にチャレンジする楽しさについて、様々なお話をお聞きすることができました。また、東京2020パラリンピックで獲得した銅メダル、実際に使用しているランニングシューズやユニフォーム、水泳の時に使用するガイドロープの触察もさせていただき、児童生徒からの質問にも答えていただきました。「初めての経験で心がワクワクして、あっという間に時間が過ぎてしまった。」「トライアスロンという競技について初めて知った。」「銅メダルが本当に重かった。」という感想が聞かれました。

 

 

 

 金融リテラシー出前授業には高等部普通科の4名の生徒が参加し、①お金を使う、②貯める・増やす、③借りる、④備えるという四つのリテラシーについて学びました。お金のやり取りや管理に関する知識やスキルを知ることで、将来への不安が少なくなり、安心して生活することができます。「今まで身近に感じていなかった保険の仕組みや大切さを学ぶことができた。」「一人暮らしは思ったよりもお金がかかるので驚いた。」などの感想が聞かれました。将来の生活やお金について考える貴重な機会となりました。

第3回避難訓練(火災)

 12月10日(火)に防災訓練を実施しました。今回は食堂から出火したということで、出火場所から遠ざかった避難経路で校庭に避難しました。幼児児童生徒は、事前学習で学んだことを生かして避難指示を聞くと、安全を確認しながら速やかに行動できました。避難完了までの時間は、6分11秒でした。避難後は、校長先生からの講話と消防署の方からの講評がありました。
 消防署の方の講話では、教室などに誰もいないことを確認したあと、煙のスピードを遅くするためにドアを閉めることや、煙を吸わないように低い姿勢で移動することの大切さについて説明がありました。

 最後に、幼児児童生徒は、真っ白な煙が充満する煙体験ハウスの中で、見えにくい状況で歩く災害疑似体験をしました。

第141回日本語ワープロ検定試験

 12月5日(木)、10月に続いて、日本情報処理検定協会が主催する第141回日本語ワープロ検定試験に、中学部の生徒1名と高等部普通科の生徒1名、合計2名が参加しました。今年度3回目となる今回は、前回3級に合格した中学部の生徒は準2級、前回4級に合格した高等部普通科の生徒は3級に挑戦しました。

 参加した生徒2人とも、日頃の練習の成果を発揮し、集中して試験に臨んでいました。

 結果の発表は、2週間から3週間後になります。

  

 

高等部普通科・校内受注作業班(2)

 「道路の白線が消えかけているので、次はこの作業をしたいです」と、お世話になっている事務職員(主査)に訴えた受注班の生徒。生徒の発言をきっかけに、校内の様々なところをみてみると、意外とたくさんの場所で白線が消えかけているところがあることが分かりました。 

 今回は、カラーコーンの設置から、養生作業、ペンキ塗りと、色々なことを経験できました。少しずつ塗り方が上手になっていく様子に、生徒たちの成長を、回を重ねるごとに実感しています。

   

  

危機管理に関する校内研修を実施しました

 12月4日(火)に危機管理に関する教職員の校内研修を実施しました。講師は栃木県教育委員会事務局学校安全課指導主事の川上先生です。

 川上先生による危機管理に関する講話の後、教職員が6グループに分かれて研修をしました。本校で発生したヒヤリハット事例等を基に、本校で予想される危機と予防策について、活発な話し合いが続きました。

 グループ研修後、川上先生にはその講評をいただきました。その後、まとめの講話もあり危機管理や学校安全について再確認することができました。