R5 トピックス

2023年8月の記事一覧

第1回サタデースクール

 8月26日(土)に、第1回サタデースクールに1組の家族が御参加くださいました。もう1組の家族が急遽欠席になりましたが、参加した児童は御家族と一緒に楽しく活動する様子がありました。

 今回は、理科工作とサウンドテーブルテニス(STT)を行いました。

 理科工作では、スーパーボールを作りました。洗たくのり、食塩水、「まほうの水」(ホウ砂水溶液)を入れると、スーパーボールの元ができ、いろいろな感触を味わいながら丸めました。製作過程で、注射器など盲学校ならではの教材を使いながら、ものの変化を体験しました。

 STTでは、音がするボールが転がる方向を意識して、手やラケットを動かしていました。素晴らしい集中力で音を聴いていました。今回は、家族みんなでゲームができました。参加児童が、次は、他校のお友達と一緒にできるといいな、と話していました。

 御参加、誠にありがとうございました。

 第2回サタデースクールは11月18日(土)に予定しています。

  

寄宿舎 歩行実地研修

 8月7日(月)、寄宿舎指導員が歩行実地研修を行いました。本校の歩行訓練士の有資格職員から校内で事前指導を受けた後、JR宇都宮駅に移動して階段の昇降やエスカレーターの乗降について実地で研修しました。

 混み合う駅構内での移動では静かな校内とは全く違って、様々な音や周囲の往来に細心の注意が必要でした。慣れない場所でのアイマスクをして移動するには、基本に忠実な白杖操作や誘導技術とともに、かなりの集中力が求められることを実感することができました。

 今回の研修の成果を、今後の寄宿舎生へ指導に活かしていきたいと思います。

 

 

 

夏季研修

 8月8日(火)に支援部による令和5年度夏季研修会を開催しました。

 幼稚園・保育園や小・中学校、特別支援学校の教員や、福祉施設の指導員の方、12名の参加者がありました。

 午前中の講和は、本校理療科職員より「見えにくさのある子ども達の育ちを支える」というテーマで、視覚障害児者との接し方の基本や、本校卒業生の進路状況、受験への対応についての話を聞きました。

 ワークショップ1では、見え方に応じた支援についてや、支援の実際について写真や動画を用いて説明を行いました。ワークショップ2では、少人数のグループに分かれ、個別相談の時間を設けました。

 参加された方々からは、「本人が主体的に動くということを意識して、環境を整え支援に当たりたい。」「当事者の先生の話が大変参考になった。」「学んだことを職場に持ち帰り周知に努めたい。」などの感想が寄せられました。御意見は今後の参考にさせていただき、よりよい研修に努めたいと思います。ありがとうございました。

 

藹藹会との七夕交流

 7月6日(木)、社会福祉法人藹藹会障害者支援施設HeartFieldの利用者の皆様と、本校中学部及び高等部普通科の生徒が七夕交流を行いました。約4年ぶりの直接交流です。

 最初に、中学部・高等部合同の作業学習で回収したプルタブを藹藹会の方に贈呈しました。次に、発表コーナーでは、本校生徒が「島人ぬ宝」の歌とパーランクー演奏、藹藹会の皆様が「365日の紙飛行機」の合奏と合唱を発表しました。楽しい演奏や素敵なハーモニーが響き渡りました。その後、3つのグループに分かれ、利用者の皆様と協力して、それぞれのグループにある大きな笹に七夕飾りや願い事が書かれた短冊を結び付けました。

 生徒たちは、久々の直接交流を楽しみ、充実した時間を過ごすことができました。