2019年10月の記事一覧
第3回 育児学級
10月11日(金)にミニ講座「見えにくさのある子どもの理解」を開催し、4家族11名の参加がありました。
最初に、見えにくさのある乳幼児が、安心して物に触ることができる環境作りについて聞いた後、アイマスクを着用して触る体験をしました。
また、時間をかけて物に触れる体験を重ねることが、生活や仕事面の様々な力に繋がる事について具体的な説明を受け、保護者の方もいろいろと質問をしながら興味深く話を聞いておられました。
お子さん達も環境にも慣れ、担当者と楽器や遊具で楽しく遊ぶ姿が見られました。
次回は、令和2年3月13日(金)10:00~「親子遊び」を予定しています。
小学部 校外学習(遠足)
児童全員で、栃木県子ども総合科学館に行ってきました。
全員でミニ機関車に乗った後は、思い思いに館内で見学・体験や買い物をして過ごしました。帰りのバスの車内では、「磁力で動くブランコが楽しかった。」「手でハンドルを回して動く乗り物は、地面と車輪の摩擦の違いで進み方が違った。」など、笑顔で思い出を話していました。
小学部(神山・大歳学級) 遊び交流②(城山西小学校)
城西小3年生17名とニューサンピア栃木のこども広場で遊び交流②を行いました。
6月に行った1回目に続き、同じペアの友達と遊具などで遊んだり、段差など見えにくい場所では名前を呼んで助け合ったりしながら楽しい時間を過ごすことができました。
次回のゲームオリエンテーリング交流で、また会えることを楽しみにして帰ってきました。
中学部 木工教室
10月8日に、学校支援ボランティアの梅宮信一さんを講師にお招きして、今年も木工教室を実施しました。
今回は、スツールボックスの製作に取り組み、最初に釘やビスを打ち、本体のボックスを完成させました。その後、かんなや紙やすりをかけて角や段差の処理をしました。そして、飾り釘を使って釘穴を隠してボックスの完成。最後に座面を取り付けて完成。座面には種類の違う木材を準備していただき、色や木目、重さなどが異なり、好みの木材を使いました。
梅宮さんの技術をお借りして奮闘すること約2時間。素敵なスツールボックスが完成しました。
木の香り、感触を存分に感じた時間でした。梅宮さんありがとうございました。
関東地区盲学校卓球大会
関東地区の盲学校から8校が参加し、本校にて第37回関東地区盲学校卓球大会が開催されました。
競技は、卓球の中でも視覚障害者が参加できるようルールを変更した卓球であり、卓球ボールの中に金属球が入ったボールと卓球台をフレームで一部を囲った専用台を用い、STT(サウンドテーブルテニス)という名称で行われています。
STTは、ボールの転がる音が頼りの種目のため、静まりかえった場内で試合が行われました。選手それぞれが音の出るボールに神経を集中させ、緊張感が伝わる大会でした。
本校からは2名の生徒が参加し、選手宣誓を行った櫻井亜叶さんが、高等部男子の部で準優勝に輝きました。
多くの皆様の応援ありがとうございました。
なお、STT(サウンドテーブルテニス)は、全国障害者スポーツ大会(全スポ)の正式種目です。
2022年いちご一会とちぎ大会では、STTバージョンのとちまるくんが公式マスコットになっています。