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STEAM教育「真岡高校生のための特別講座」

 12月23日、終業式の午後、「真岡高校生のための特別講座」が開催されました。本校は県から指定を受け、今年度から3年間、STEAM教育(文理にとらわれず課題を探求する)のモデル校となりました。今回の特別講座は、その活動の一環として県の委託業者(株式会社PrimaPinguio))が企画したものです。本校の記念館で1,2年生を中心に希望者35名が参加して開催されました。

テーマは、「エンジニアと未来をつくろう!~プロフェッショナルが現場で使う、高校での学び~」。HONDAの研究開発部門である「本田技術研究所」のエンジニア3名(須藤様、近藤様、豊島様)が講師となり、自動車開発の最前線、高校時代で学ぶ知識が活かされるエピソードを、シュミレーション映像も交えてわかりやすくお話しいただきました。後半は、グループワークで、「モビリティー(移動性)で実現するウェルビーイング(幸福)な2040年の世界」について自由に意見を出し合い、グループごとに「あったらいいなを実現するアイデア」を発表しました。参加した小島大河君(2年)は下野新聞社の取材に対し、「授業で学んでいることが実生活に生かされていることが分かった。勉強のモチベーションも上がりそう。」と答えました。また、小堀和幹君(2年)は「自分は文系だけど、エンジニアの人と話すことができて良かったです。文理を超えてウェルビーイングな未来を考えていきたいです。」と、講師の方々に感謝の言葉を述べました。大変、有意義な講座となりました。