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定時制日誌
【定時制】令和5年度定時制祭
11月10日(金)に、多目的ホールで全校生徒による定時制祭が行われました。生徒会役員が企画・準備をしたレクリエーションを実施し、教員も参加して盛り上がることができました。生徒会に新たに加入したメンバーも、一生懸命に司会や運営をしている姿が印象的でした。
今年度は、新たな企画として、「箱の中身は何だろな?」が実施されました。生徒たちは、正体が分からないものでも臆すことなく鷲づかみにする度胸を見せてくれました。
また、恒例の「叩いてかぶってじゃんけんぽん」を「気配切り」に変更しました。こちらも大いに盛り上がり、負けたままでは悔しすぎるとリベンジを誓う生徒も見られました。
栃木県高等学校定時制通信制文化発表会
10/21(土)、令和5年度栃木県高等学校定時制通信制文化発表会が、栃木県教育会館大ホールで開催されました。今年度は4年ぶりに、各校から一般生徒も参加して実施されました。内容は各校代表1名による、生徒生活体験発表大会とパフォーマンス発表でした。生活体験発表では2年次生が発表し、パフォーマンスでは1年次生がトランペット独奏を発表しました。
【定時制】薬物乱用防止講話
10/20(金)に真岡警察署生活安全課から講師を招き、薬物乱用防止講話を実施しました。
違法薬物の写真やDVDの視聴を通して、薬物乱用が人体にもたらす悪影響などを分かりやすくお話くださいました。特に印象的だったのは、『一度、薬物を使ってしまったら元の身体には戻れない』『違法薬物に手を出すと家族や友人、周囲の人まで不幸にしてしまう』ということです。生徒たちも、よく話を聞いており、全員が「薬物には絶対に手を出さない」等の感想を書いていました。
進路状況報告
進学・就職ともに最高の状況 ~ 進路指導部長より
10月18日の時点で入社試験を受けた11名の生徒全員が内定を勝ち取ることができ、進学希望者2名も推薦で合格することができました。6月に進路ガイダンスを行った上で夏休みを有効活用し、2名の外部講師により履歴書および面接指導を4日間にわたり実施したことが、功を奏しました。
就職指導に関しては、次の4点を重要視しました。
1.各会社が、どのような人材を求めているのか。
2.どの程度の学力を必要としているのか。
3.男性・女性のどちらを特に求めているのか。(真岡地区の工場は、男性のみを募集しているところがほとんど)
4.求人数と充足率の見通し。
さらに、事業所の人事担当の方との面談をとおして、本校に対する熱量も参考にしました。以下が内定した事業所・進学先です。
就職11名
神戸製鋼株式会社(2名)
矢崎部品株式会社 ホンダビジネスユニット (2名)
はが野農業協同組合
ホンダモビリレティ株式会社 モビリティ茂木
ヤマダ電機株式会社
ケ-ズ電気株式会社
アムテック株式会社
第一貨物株式会社
茨城食品ガ-リック工業株式会社
進学2名
県央産業技術専門校 機械技術科
県央産業技術専門校 金属加工科
【定時制】進路ガイダンスⅢ
9月29日(金)記念館講堂にて、進学・就職に向けた在校生の意識高揚を目的に、本校卒業生6名をお招きし、一問一答形式の座談会が行われました。
国際医療福祉大学(大田原市)で介護福祉士になるための知識・技能を学ぶAさん、国際テクニカルデザイン専門学校(小山市)でイラスト・デザインを専攻するBさん。矢崎部品(那須烏山市)で設計を担当しているCさんと同社で新入社員研修中のDさん。藤沼建設(下野市)で経理事務を担当するEさん。そしてダイニック(真岡市)で印刷に従事するFさんが、勉強・仕事での苦労とやりがいについて、時には笑いを交えて熱弁をふるってくれました。
Aさんは「高校では学びが受け身になってしまったが、大学では自分の疑問を積極的に解決し、熟考することが多くなった。」Bさんは「専門学校では先生に個人的に質問に行ったり、仲間と教えあったりと、積極的に学んでいる。」Cさんは「会社はやる気を見せることが大切だ。やりたくないことでも、進んでやっておくと自分が成長できる。」Dさんは「人間関係作りが苦手なので、積極的に話しかけて人間関係を築こうとしている。」Eさんは「会社組織は、まずは挨拶や気配りが大切であり、次にやる気を周囲に伝えていって、いかに信頼を勝ち取れるかが肝心。また仕事と並行して、仕事以外の生きがいを見つけておくのも忘れずに。」Fさんは「明るい返事、確認を取り合う、意思表示をするなど、に頃からの人間関係作りが大切だ。仕事上のトラブルも乗り切れる。」と、それぞれが貴重な体験談を語ってくれました。卒業生が努力して積み重ねている信頼は想像に難くなく、頼もしささえ感じられました。在校生は、年齢の近い先輩が、社会人として活躍しているのを目の当たりにし、卒業後の進路に対する意欲が高まっている様子でした。