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国際理解だより 4

 前回、「グローバル化」とは、世界中で起きている「画一化現象」のことと書きました。
 画一化現象の特徴は、いわゆる「世界標準(グローバル・スタンダード)」を生み出したことであります。そして、世界の国々は、世界標準を生み出した国(=勝者)とその世界標準に乗り遅れた国(=敗者)とに大別されることになったのです。
 そのような状況にあって、人々が望むことは勝者になりたいということであり、結果として、世の中は「競争原理」に束縛されることになりました。
  ここには、問題も潜んでいるのです。

つづく