足南通信

1年社会人講話

 令和6年3月15日(金)5・6限時、本校メディアホールにて1年次を対象とした社会人講話が行われました。講師として、販売業より株式会社ヤオコー様、製造業よりシミックCMO株式会社足利工場様、福祉分野より就労継続支援A型事業所HappyHappy様、サービス業より太平洋クラブ佐野ヒルクレストコース様にご来校いただきました。

 

 ヤオコー様からは、共働き世帯の増加やコロナ、地震、物価高といった社会情勢の変化のなかで、いかに安定した経営を保ち、フードロス防止といったSDGsに取り組んでいるか、データを交えたお話をいただきました。

 

 シミック様からは、本校卒業生でもあり就職2年目の講師の方から、年齢の近い先輩として高校での就職活動から職の特長、やりがいのお話をしていただき、生徒も自分事として熱心にメモを取っていました。

 

 HappyHappy様からは、障害をもった方に寄り添いつつ、いかに仕事のやりがいや働き方の工夫をみつけて働き続けていくかという、まさに社会人としての心得を熱く語っていただきました。

 

 太平洋クラブ様からは、ゴルフという「楽しみを売る」サービス業としての理念や、業務分野の幅広さについてお話いただきました。さまざまな業務がある一方で、さまざまなSDGsの取り組みをされており、生徒の興味を引いていました。

  地域で働く人のお話を聞かせていただき、その職業と社会との関わりを知り、自分自身の職業観や将来を考える一助とするとともに、SDGs※への取り組みを学ぶ機会とすることができました。生徒たちも1年次の今から自身の進路を考える良いきっかけとなったと思います。貴重なお話をしていただきありがとうございました。

 

 ※SDGs(持続可能な開発目標):2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。17のゴール・169のターゲットから構成され,地球上の「誰一人取り残さない(leave no one behind)」ことを誓っています(外務省HPより)。