平成15年度調査研究
教科指導の工夫・改善- 指導と評価の一体化を目指して-
各高等学校及び盲・聾・養護学校の高等部においては、新学習指導要領のもと、基礎的・基本的な内容の確実な定着を図り、自ら学び自ら考える力などの「生きる力」を育成することを基本的なねらいとして、指導と評価についての研究や実践に取り組まれていることと思います。
さて、平成12年12月に、教育課程審議会答申「児童生徒の学習と教育課程の実施状況の評価の在り方について」が出され、これからの評価の在り方の方向性が示されましたこの答申では観点別学習状況の評価を基本とした現行の評価方法を発展させ学習指導要領に示す目標に照らしてその実現状況を見る評価(いわゆる絶対評価)を一層重視するとともに、生徒一人一人のよい点や可能性、進歩の状況などを評価する個人内評価を工夫することなどが提言されています。
平成15年9月には、国立教育政策研究所教育課程研究センターから「高等学校における評価規準、評価方法等の研究開発について(中間整理」が出され、目標に準拠した評価の客観性、信頼性を高めるための評価規準等の参考例が指針として示されました。
このような国の動きの中で、県教育委員会では「学習環境基盤整備事業」や「学力、向上フロンティアハイスクール」等の事業を通して「確かな学力」の一層の向上を図る取組を推進しています。
当センターでは、新学習指導要領の趣旨の実現化を目指し、また、こうした流れを踏まえ、生徒一人一人の基礎・基本の確実な定着を図るため、研究協議や授業実践を通して「指導と評価の一体化」について研究を進めてまいりました。本冊子は、この研究の成果をまとめたものであります。各学校の実情等を踏まえ、有効に御活用いただければ幸いです。
最後に、今年度の調査研究を進めるにあたり、御協力いただきました調査研究協力員、研究授業の会場校の方々に深く感謝申し上げます。
平成16年2月
栃木県総合教育センター所長
豊田敏盟
目次
| 研究の概要 | ||
| 国語科 | ||
| 国語科の研究の概要 | ||
| 指導事例1 春日野の姉妹(伊勢物語) | ||
| 指導事例2 宮に初めて参りたるころ(枕草子) | ||
| 指導事例3 古典の世界について調べて発表しよう | ||
| 研究を通しての成果と課題 | ||
| 地歴・公民科 | ||
| 地歴・公民科の研究の概要 | ||
| 指導事例1 「現代社会」の少人数授業における指導と評価 | ||
| 指導事例2 「地理B」の地理的技能を高める指導と評価 | ||
| 指導事例3 「日本史B」の人物学習における指導と評価 | ||
| 成果と課題 | ||
| 数学科 | ||
| 数学科の研究の概要 | ||
| 数学的活動の充実と評価について | ||
| 指導事例1 2次関数「2次関数とそのグラフ」における指導と評価 | ||
| 指導事例2 2次関数「2次関数の値の変化」における指導と評価 | ||
| 指導事例3 図形と計量「三角比と図形」における指導と評価 | ||
| 理科 | ||
| 理科の研究の概要 | ||
| 指導事例1 生物領域〈生殖〉 | ||
| 指導事例2 物理領域〈運動の法則〉 | ||
| 指導に生かす評価の考え方 | ||
| 外国語科(英語) | ||
| 外国語科(英語)の研究の概要 | ||
| 表現活動の充実と評価について | ||
| 指導事例1 OCⅠと英語Ⅰ(第1学年) ―スピーチ指導を中心に― | ||
| 指導事例2 英語Ⅱ(第3学年) ―音読指導など― | ||
| 指導事例3 英語Ⅱ(第3学年) ―ライティング指導― | ||
| 指導事例4 Reading(第3学年) ―音読指導― | ||
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