教科「情報」指導事例
電子メールの利用
学習指導要領との関係
情報の表し方
本項目の指導目標
電子メールについての仕組みを理解し、メールの作成、送信、受信ができ、伝えたい内容を適切に書くことができる。どのようなメールが迷惑なものであるかを判断できる。
指導の概要(総時数:6時間)
指導項目 | 指導時間 | 使用教材等 |
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電子メールの特徴 電子メールの仕組み 送受信のマナー |
1 | Webコンテンツ |
応用的な使い方 問題点と対処法 |
1 |
本時のねらい
電子メールの特徴と仕組みを理解させ、従来の通信手段との違いを理解させる。
電子メールの送受信、本文の作成などの基本的な操作方法を実習を通して理解させる。
指導展開例
学習活動 | 時間 | 学習のねらい | 指導上の留意点及び使用教材 | |
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導入 | 電子メールの仕組みを説明する。 | 10分 | インターネット上で電子メールがどのように送受信されるかを学習する。 | 電子メールがプロバイダに用意された私書箱のようなものであることに気付かせる。 独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)教育用画像素材集より、 http://www2.edu.ipa.go.jp/gz2/i-jou1/i-i1/i-is2/IPA-inf230.htm 電子メールの仕組みを表示する。 |
展開 | ・Webメールの使い方を理解する。 ・自分宛にメールを送り、自分宛のメールを正しく受信する。 ・クラスの他の生徒にメールを送る。 ・届いたメールに返信ボタンで返信メールを作成する。 ・あらかじめワープロソフトなどで作成しておいたファイルを、隣の席の生徒に添付ファイルとして送付する。 受信できたら添付ファイルをデスクトップに保存し、開く。 |
35分 | メールアドレスを正しく記入しているかを点検する。 自分宛に電子メールが正しく届いたか。 他の生徒に正しく送信されているか。 正しく返信ができたか。 添付ファイルがどのような種類、内容なのかを、メールの本文に書き添えておくということを理解させる。 |
事前に生徒個人のメールアドレスを取得しておく。 (Webメールサービスを利用する。 手軽にアドレスを取得できるということと、卒業後も使用できるというメリットがある。) 添付ファイルなどにはコンピュータウイルスが入っている場合があることなどについても説明する。 |
・チェーンメールの例を示し、1人5通出したとすれば、10世代後には何人になるかを計算する。 ・チェーンメールを受け取った場合どのように対処すればよいかを考える。 ・電子メールが郵便と異なる点を考える。 |
チェーンメールが迷惑メールだということを理解させる。 様々な内容のメールを例として示し、迷惑な点を理解させる。 電子メールは、葉書と同じで、内容を第三者に読み取られる可能性があることを理解させる。 |
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まとめ | ・学習したことをまとめて、教員にメールで提出する。 | 5分 | 正しく送信できるか。 | 全員きちんと届いたかどうか確認する。 |
使用教材及びWebコンテンツ
Webコンテンツ | |
Webページ名 | 独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)(http://www.ipa.go.jp/) |
コンテンツタイトル | 教育用画像素材集 |
URL | http://www2.edu.ipa.go.jp/gz2/i-jou1/i-i1/i-is2/IPA-inf230.htm |
活用のポイント | 電子メールの仕組みがアニメーションで説明されるので、理解しやすい。 |
Webコンテンツ | |
Webページ名 | YAHOO!JAPAN(http://www.yahoo.co.jp/) |
コンテンツタイトル | YAHOO!JAPAN |
URL | http://www.yahoo.co.jp/ |
活用のポイント | 無料でメールアドレスを取得できる。 |