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教科「情報」指導事例

データの暗号化

学習指導要領との関係

ネットワーク

本項目の指導目標

情報通信ネットワークの仕組みとセキュリティを確保するための工夫について理解させる。
情報伝達の速度や容量を表す単位について理解させるとともに、情報通信を速く正確に行うための基本的な考え方を理解させる。

指導の概要(総時数:6時間)
指導項目 指導時間 使用教材等
情報通信ネットワークの仕組み
プロトコル
IPアドレス
Webコンテンツ
LAN(クライアント・サーバシステム)
ネットワークを接続するための機器
 
インターネットの仕組み
WWW
 
電子メールの仕組み  
ネットワークのセキュリティ
コンピュータウイルス対策
 
情報の暗号化  

本時のねらい

情報通信ネットワークの仕組みを理解させる。
プロトコルやIPアドレスなどとあわせて、データ通信の方法の一つであるパケット交換方式についても理解させる。

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指導展開例
学習活動 時間 学習のねらい 指導上の留意点及び使用教材
導入 ・情報通信ネットワークは自分たちの生活の中でどのように利用されているか考える 5分 生活の中で、情報通信ネットワークに支えられている部分がたくさんあることに気づけたか。 パソコンだけではなく携帯電話などの情報機器も含め、チケット予約や音楽ダウンロードなど、現代の生活が情報通信ネットワークに支えられている部分を改めて認識させる。
展開 ・ネットワークの回線で、どのようにデータが送受信されているか考える。 40分    
・回線交換方式 AさんとBさんが電話をしているとき、回線はどういう状態か。
回線は二人によって占有されている。
接続が終了するまで回線は占有され、他の人が使えないということにきづけたか。
糸電話を作成し、生徒二人で会話させ、その糸を通信回線に例える。
・パケット交換方式
 画用紙にイラストなどが描いてあり、それぞれに宛先の書いてあるタグがついている(パケット)。
 生徒は、PCに見立てて4箇所、そしてそれをつなぐように回線を作り、並ぶ。
 パケットは同じ宛先のものがいくつかあるが、ばらばらにし、PC4箇所にわける。
インターネットに接続されているパソコンでは、パケットを交換することで通信を行っている。
パケット(小包)の意味、通信方法について理解できたか。
予め、大き目の画用紙に、イラスト(画像)、文章(メール)、楽譜(音楽)などを描き、4分割しておく。
それぞれに宛先を書いたタグをつける。
各PCから、宛先に向けて手渡しで回線を通り、運ぶ。 宛先に届いたパケットをつなげると一つの意味の有る情報になる。  
・プロトコル(TCP/IP)
・IPアドレス
・インターネットで使用されているプロトコルと、ルータについて理解できたか。
実習したときの生徒に例えるとわかりやすい。
独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)
教育用画像素材集より
http://www2.edu.ipa.go.jp/gz2/i-jou1/i-i1/i-is1/IPA-inf220.htm
を示して説明してもよい。
まとめ ・学習したことをまとめて、教員にメール(またはプリント)で提出する。 5分 データ通信の仕組みと、そのための通信規約について理解できたか。  

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使用教材及びWebコンテンツ

Webコンテンツ
Webページ名 独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)
コンテンツタイトル 教育用画像素材集
URL http://www2.edu.ipa.go.jp/gz2/i-jou1/i-i1/i-is1/IPA-inf220.htm
活用のポイント IPアドレスの仕組みが理解できる。必要に応じて示す。

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