とちぎ学びの杜 ホーム

栃木県総合教育センター

お問い合せサイトマップ
生涯学習 教職員研修 調査研究 展覧会 教育相談 幼児教育 リンク
ホーム > 調査研究 > 平成17年度 栃木県教育研究発表大会 > 概要

平成17年度 栃木県教育研究発表大会 学力向上部会U 概要

一人一人を大切にしながら自ら学ぶ児童の育成を目指して

〜 児童にとって分かる授業の創造 〜

上河内町立西小学校 神山 直樹
上河内町立西小学校 加藤 正人

 今、「確かな学力」の育成が大きな課題となっている。本校では、平成14年度より学力向上フロンティアスクールの研究指定を受け、国語・算数の2教科において研究に取り組んできた。
 研究に当たり、学力の定着・向上を図るためには、何よりも日々の授業の質的改善を行うことが必要であると考え、「児童にとって分かる授業の創造」を副題として設定した。そして、少人数指導等の指導体制の工夫をしながら、「わかった」「できた」喜びを感得できる授業の具現化を研究のアプローチとし、児童の実態を踏まえた「日々の授業に生きる研究」となるよう、以下の3点を中心に研究を推進してきた。
 一つ目は、「分かる授業の具現化」である。独自に作成した「分かる授業チェック表」をもとに、問題解決型の学習過程や学習の場の設定の工夫改善に取り組んだ。
 二つ目は、「個に応じた指導法の工夫改善」である。教科の特性や学習内容に応じた少人数指導の在り方を、「西小指導マニュアル」としてまとめた。
 三つ目は、「学習基盤の環境づくり」です。豊かな学びを支えるために、朝の読書タイムや朝イチタイムといった学校内での取組だけでなく、各家庭との連携を図りながら基本的生活習慣の形成にも力を入れて取り組んだ。
 ここでは、これらについての具体的な実践例を通して、本校の学力向上への取組を紹介する。

 

 一覧に戻る

センター案内