平成17年度 栃木県教育研究発表大会 学習指導部会・小学校分科会U 概要
学習意欲を高める社会科授業
〜 社会的な見方や考え方を深める話し合いのあり方 〜
栃木県教育研究所 益子町立小宅小学校 井野 麻智子
研究実践単元:第3学年「町の人びとの仕事のくふう」
〜小単元:商店とわたしたちのくらし(11時間扱い)〜
単元を通して関心・意欲が継続していくような構成を考えた。特に、学習問題の設定や調べたことについてまとめていく場面で積極的に話し合いを取り入れ、互いに考えを出し合い、聞き合い、広めていく経験をさせたいと考えた。第3学年児童の発達段階を考慮しながら、話し合いを通して社会的な見方や考え方を少しずつ深めていけるような展開を図った。
主な研究重点項目は、以下の通りである。
○話し合いを意図的に取り入れた単元構成
○有効な話し合いをさせるための取り組み
・全体、個別の2段階の調べ学習
・個別の調査から得た情報の比較