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平成18年度 栃木県教育研究発表大会 キャリア教育部会 概要

夢や希望を育み、生き方を学ぶ教育

~キャリア教育の研究実践を通して~

栃木市立栃木第五小学校 金子 一男
栃木市立栃木第五小学校 根岸 昭人

 本校では平成16年度から3年間、文部科学省よりキャリア教育の実践協力校に指定され、研究推進に取り組んできた。子どもたちに働く楽しさや大切さについて気付かせるとともに、職業・将来への夢や希望を育む教育の実践化を目指している。具体的には(1)キャリア教育の視点(「人間関係形成能力」「情報活用能力」「将来設計能力」「意志決定能力」)を生かした授業研究の推進、(2)全教育活動におけるキャリア教育の位置づけ、(3)意識調査並びに啓発活動の推進、(4)小中高連携である。その中でも、我々にとって“授業こそが命”であり、“授業の形で記録を残すことこそ使命”であると考え、特に授業研究に重点をおいて研究を進めてきた。
 研究が深まるにつれ、「育てたい能力態度」「重点化した目指す児童像」「新しい指導案の形式」「キャリアを意識した校内掲示」「『わくわく夢通信』の発行」など様々な活動が生み出され、児童の姿にその実践の結果が少しずつ表れてきた。反面、研究推進の過程で次々と課題も生まれ、次年度における研究の必要性が強く感じられたため、平成19年度もキャリア教育の研究実践を継続して進める予定である。

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